恐竜と怪獣の違いから科学的な復元の意義について
- gervillaria
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恐竜って幸か不幸か「オレ基準のキャラクター化」ができるから、他の古生物より人気があるって言う事実があるのかも。キャラ恐竜商売って「モンスターハンター」とかがそうなんだろうけど、やっぱり、あのゲームの集客力で恐竜博に人を集めるのって本末転倒と言うか・・・
2011-03-10 23:55:08RT言及)本末転倒、とは断じきれない面も有ります。どうしたって「持っている知識でしか判断できない」のですから、見た目やイメージから入るのは正道で、問題はそこから先に進むラインに出会えるか、だと思っています。むしろ、(続く) @tashirotakahiro
2011-03-11 00:04:16承前)むしろ「怪獣」と「恐竜」の関係、立ち位置の違いを踏まえた、両者を並べる企画展があったって良い、というか、断然推奨なんですよね。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:05:14@gervillaria 私はモンスターハンターはかなりジュラシックパークなどの恐竜像に影響されていてウルトラ怪獣とはまた違ったものだと思っています。というか素朴な疑問なんですが、本当に恐竜と怪獣の区別がつかない人っているのでしょうか??
2011-03-11 00:08:20RT言及)良いご質問有り難う御座います! ちょっと問いを翻案致しまして、『何処が違えば恐竜/怪獣と言えるか』を外見から本質を衝ける方はどれほどいらっしゃるでしょうか。それこそ、ごく少数しか知らない恐竜と、出来る限り生物的にリアルに描いた怪獣を。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:11:25承前)引っかけ問題なので早々にネタバラを。これ、絶対に無理なんです。外見で判断出来る筈が無い。外見と言っても両方作り物になる訳ですし。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:13:31承前)結局の所、これを判断するには、誰も知り得ない、「恐竜データベース」が必要なんですよ。人が持ちえるのは、穴だらけのそれだけです。他の動物データベースも持ち込んで、ようやく可能性の議論が出来る程度なんですよね。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:17:29承前)じゃあ、恐竜と怪獣で何が違うのか……ぶっちゃけましょう。恐竜に姿は無く、怪獣には姿が有るんです。逆じゃないですよ、これで良いんです。そして、姿は無いのに、恐竜にはいろんな情報があります。怪獣には姿はあっても、情報は有限です。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:19:28仰るとおり! 人の作った絵やフィギュアとその説明書きだけを楽しんでいるうちは、恐竜=怪獣なんです。 RT @tashirotakahiro: @gervillaria 分かります。実際の生きている生物(環境も?)を学ばない限り、恐竜の真実には近づくこともできない、と。
2011-03-11 00:22:09今夜のテーマは昔こんな感じで考えていたんですよね。 「古生物学における本質主義」http://dario.gloomy.jp/tt/blog/?eid=369
2011-03-11 00:23:57承前)勿論、この言い方は真摯に復元に注力されている方々に非常に失礼なのですが、復元を「読まない」人にとって、怪獣と恐竜に何の違いも無いんです。その人達にとって、先に挙げた「未知の恐竜」と「リアルな怪獣」は「両方怪獣」なんですよ。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:26:59承前)恐竜と怪獣が区別出来る人になると言う事は、すなわち『恐竜が生物であり、真正の復元は無い』ことを理解された方、となります。そこまでいくと、本当に確かな所は何か、恐竜の本質とは?という扉が開かれます。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:29:22いやいや、田代様が御相手下さってるから紡げる言葉ですよ、とりあえず纏めは後ほどしておきますけれどw RT @tashirotakahiro: @gervillaria 名言すぎますよ!もう本にしてください(笑)。買いますその本!
2011-03-11 00:31:37@gervillaria こういう話って科学を考えるうえでもとても大切なのに、金子隆一さんが『知られざる日本の恐竜文化』でちょっと(もしくは過剰に?)とりあげたくらいで、なかなかそれを考えるきっかけって無いんですよね。
2011-03-11 00:34:27取っ掛かりのポイントが人によって違いますからね〜 @tashirotakahiro: こういう話って科学を考えるうえでもとても大切なのに、金子隆一さんが『知られざる日本の恐竜文化』でちょっと(もしくは過剰に?)とりあげたくらいで、なかなかそれを考えるきっかけって無いんですよね。
2011-03-11 00:36:30そしてその扉の先が最高に面白いんです! 怪獣で言えば、そのデザイナーの人とガチで会話するみたいな物です。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:34:29@gervillaria 扉の向こう側・・・これを我々で「恐竜ファン第二段階」と定義するというのはいかがでしょうか?金子さんの定義よりもしっくりきます。
2011-03-11 00:36:40そんなちっぽけなもんじゃないです、これ、自然科学の扉です。 RT @tashirotakahiro: @gervillaria 扉の向こう側・・・これを我々で「恐竜ファン第二段階」と定義するというのはいかがでしょうか?金子さんの定義よりもしっくりきます。
2011-03-11 00:37:59承前)前掲の「デザイナー」は勿論、自然の比喩にあたります。これを自然科学と呼ばずして何が該当するでしょうか。鋼の錬金術師のアレと一緒かもしれません。このステージに立つ事で、恐竜のみならず、全ての自然科学を頭の中にしまい込む、引き出しが生じます。 @tashirotakahiro
2011-03-11 00:41:12