果たしてどん底芝居一座の行く末は？　未訳TRPG「フェロー」を遊んでみたよ！

暗転丸 @sunafuku

さて、そろそろ先日遊んだ未訳洋ゲー「フェロー」のプレイレポートを投下します。長いしTLを汚染しかねないので、「#FELW」のハッシュタグをつけます。必要に応じてミュートしてください（今使われていない事は確認済み）#FELW

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ご参加いただいたのはGMとしてHidetoshi Hayakawa（@hayakawa74）さん、PLとして、あわじひめじ （@AHimeji）さん、もうお一人は名前出していいか聞いてなかったので今は伏せておきます。見かけてOKだったら名乗りを上げてくださいませ。#FELW

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と言うわけで、今回遊んだゲーム「フェロー」のセッションレポートをしようかと思います。こちら、未翻訳の海外TRPGで、「皆で何かを成し遂げる」お話を作る感じのもの。 6種類くらいのシナリオ（テーマ）があるのですが、今回選ばれたのは「ショウビジネス」。#FELW

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つまり「何らかのショウを成功させよう（そのためには様々なトラブルを解決する必要がある）」というもの。 どんなトラブルがあるのかも複数ある中から選ばれるのですが、今回は「為政者から検閲がかかっている」「脚本がゴミ」の二つ。なぜこの二つが並ぶ。#FELW

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「フェロー」では、一人がメインとサブの２キャラを作ります。キャラは「支配人」「駄目になった元スター」などのキャラ一覧から役割を選びます。メインのキャラには「WANT(求めているもの）」と「NEED（必要だが満たされていないもの）」があり、これも一覧から選択。#FELW

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各自のメインキャラは、隣のPLのメインキャラに対して「NEED」が設定されます。例えば「栄光に飢えた者」は隣にいる「家族（今回は←の家族になった）」に対して「自分をアーティストとして尊敬してほしい」というNEEDを持った……つまり、今は尊敬されていない、となります。#FELW

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この辺、設定は好きに決めていいので、キャラとWANTとNEEDと座っている順で関係性がドンドコ組み上がっていくことに。何というか、ここも愉快。次から、今回のキャラクターたちを「役柄と名前と説明」／「WANT（W)」／「NEED（N)」の順に紹介していきます。#FELW

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舞台背景として「現代日本のイメージ」「大劇場（ライブとネット配信が動じ多面的にできる全く新しいシアター、という新しさがあまり感じられない何か）」「メンバーは初顔合わせ」「ジャンルは芝居」と言うことが決まる。尚、プレイヤーに演劇経験者はいなかった様子。#FELW

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「あがり症の俳優」蕪屋宗一郎。練習中やリハーサルでは完璧なパフォーマー、本番はひたすらあがってしまって空回りして暴走。熱意が空転する系の生真面目な俳優。 ／W「観客に対して挑戦する」／N「自分を馬鹿にした『栄光に飢えた者（ムカキン）』に復讐する」。#FELW

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「家族」鈴木凜々（リンリン）。流行り物に弱い兄の影響で韓流ドラマとかばかり見せられ、テコンドーまでマスターした女子高生。兄は好きだがバカだと思っているし尊敬していない。 ／W「家族（ヒカキン）に良い印象を与えたい」／N「支配人（ドロナワ）に芝居を教えてもらいたい」。#FELW

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「栄光に飢えた者」ムカキン。本名は鈴木トシヒコ。Youtuberとかニコ生とかでPVを稼ぐ、成功しているが無軌道な若者。スマホ（ネット配信）依存で基本的にはおバカ。／W「スターになる」／N「『家族（鈴木凜々）』に、自分をアーティストとして尊敬してほしい」。#FELW

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「支配人」ナワンゴこと泥名輪（ドロナワ）信夫。あだ名が偉い人に似ているからと言う理由で、新劇場の支配人に抜擢された元エンジニア。事なかれ主義で芝居に詳しくない。／W「恥をかきたくない、リスクを減らしたい」／N「あがり症の俳優（蕪屋）が自分より目立たないようにしたい」#FELW

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ここからはサブキャラクター。彼らにはWANTとNEEDは設定されておらず、出番も少なめですが、各プレイヤーが操るもう一人のキャラクターとして話に加わります。 誰が誰のサブキャラかはまぁ順序で察してください。#FELW

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「盗用者」小西ひろみ。ベテラン脚本家で今回は指導役として「様々なパクリ演出や検閲回避の方法を指示する」ことを行う。中年のプライド高そうな女性。 「お金持ち」釈迦堂みよこ。資産家の老婦人。劇場のスポンサーの一人で投資家。#FELW

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「駄目になった元スター」宝文シュン。週刊誌のスキャンダルでファンを失ったが本人はそのことに気がついていないダメ俳優。3文字以上の台詞は覚えられない。軽薄。 「脚本家」江戸川ウッド。アングラで活躍した脚本家で、毒の強い脚本ばかり書いているので今回検閲が入ってスランプに。#FELW

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キャラクターがそろった時点で、「もうこいつら成功させる気などはなっから無いのでは」と思うくらいの逸材が集まる結果に。誰がこんなになるまで放っておいたんだ！ しかしセッションはようやくここから始まるのです。ええ、まだ始まってないんです。#FELW

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「フェロー」のセッションは３幕に分かれており、それぞれテーマがあって、それを解決する（と思われる）シーンを一人一回作ります。 担当プレイヤーは、シーンキャラをメインから一人選び、選ばれたキャラのプレイヤーは、あと２キャラまでシーンに登場させることができます。#FELW

暗転丸 @sunafuku

なので、メインのキャラは大体出番が多めですが、サブキャラは場合によっては登場しないこともあり得ます（自分のサブキャラは、メインが出ているときは登場させられない）。その結果、このセッションでも一回も舞台に上がらないキャラクターが発生しています。#FELW

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３幕は「リハーサルをする」「脚本を修正する」「上演する」にテーマが決まり、いよいよセッションが始まります。 はてさて、どうなることでしょうか……。#FELW

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■■　第一幕：リハーサルをしよう　■■　#FELW

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【第一幕：リハーサル１：蕪屋、ムカキン、宝文】 リハーサルの中、色々他人のやる気のなさが気になる蕪屋が役者二名に話しかける。軽薄になぁなぁで返すムカキンとはそりが合わず、ダメ人間オーラ全開で若手を見下す宝文に至っては台本を読んでいない。これはダメだ、と状況を再確認。#FELW

暗転丸 @sunafuku

尚、この状況はすべてプレイヤーが即興で作り出している。全員そろって言ったのは「これ、ダメじゃない？」の一言。大スターはポンコツ、ユーチューバーは再生数ばかり気にしている。 なのに、一番本番で弱いのは、一番まともにみえる役者馬鹿の蕪屋なのだ。#FELW

暗転丸 @sunafuku

【第一幕：リハーサル２：凜々、ムカキン】 ムカキンの妹である凜々は、兄の「尊敬してほしい」という欲求により身内権限で稽古場に入り込んでいる。しかもスマホで兄を撮影し動画を生放送する役目も負わされていた。いいのか機密保持契約。兄にあきれる妹。#FELW

暗転丸 @sunafuku

兄を心配して大丈夫なのか問うも、いつもの調子で「ダイジョーブダイジョーブ」しか言わない。まぁ兄と妹の会話なんてそんなもんかもしれない。妹の一言は「おにい、いい加減就職してよ」であった。途中で転んでスカートの中を生放送してしまうハプニングもあり、PVはかなり高い。#FELW

暗転丸 @sunafuku

【第一幕：リハーサル３：ドロナワ、小西、宝文】 劇場の支配人であるドロナワは、とかくリスク要因を嫌う。元々エンジニアで芸術とかわかんないし、バグを出さないことと仕様変更には従うことが大事なのだ。なので、仕様変更を立場の強いに相談するのである。若手のことは軽んじている。#FELW