創作文藝同人誌「DAISY CHAIN 2017 春･夏号」のまとめページ

創作文藝同人誌 DAISY CHAIN @daisy_label

DAISY CHAINは創作文藝の合同誌です。5/7（日）より頒布がスタートする新刊「2017 春･夏号」掲載作と参加作家のご紹介をしていきます。 #bunfree

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何年も書き継いできた執筆陣の半年ぶりの最新作です。その成長をご覧じろ！　気になったものがありましたら、文学フリマ「A-23」にて、お気軽に手にとっていただきたらと思っております！ 新刊はワンコインの500円です。どうぞよろしくお願いいたします！ #bunfree

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【新刊掲載作】「木像譚」宮野繭子 庭の木から削り出された木像がひとつ。雨宿りを求めた廃寺に、またある時は父親となってその木像が現れる。夏目漱石の「夢十夜」によせる掌編小説！ #bunfree

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【新刊掲載「木像譚」作中より引用】 その像は女性だった。胸の前で静かに手を合わせて、胡坐をかいている。目は閉じているように見えた。髪は長く、細身で、ジーンズにスニーカーを履いていた。私は驚いた。その木像は私に瓜二つだったのだ。 #bunfree

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【作家紹介】弊誌のエースである宮野繭子さんは、一流企業という名のブラック企業に勤めておられます。資格試験の勉強に追われながらも書き上げたのは、切れ味のいい純文学。眩惑的かつ余韻が心地いい短編です。 #bunfree

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【新刊掲載作】「さよなら本能寺（future remix）」 これまで受けてきたパワハラの数々。信長様というストレスから逃れるべく、私、明智光秀は本能寺に向かって行軍中。抱腹絶倒、本能寺の変！（作者：永岡敬章@johnsonokina） #bunfree

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【新刊掲載「さよなら本能寺」作中より引用】 　やっぱりもう一回順慶んとこ行って力づくで味方にしようかな、とか考えて呻吟していたらいつのまにか秀吉が攻めてきた。 　世にストレスの種は尽きまじ。 #bunfree

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【作家紹介】静岡でナードをやってる永岡敬章くんの新作です。前号掲載の忠臣蔵のパロディ『義士の言い訳』に引き続き歴史ものです。今度は本能寺の変を本歌取り。ユーモアあふれる独創的な作品に仕上げております。 #bunfree

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【新刊掲載作】「青い砂のゆくえ」彩世梨緒 タクシー乗り場もないような無人駅で降りた。父が育ち、父が消えた場所に異様な若さを保つ祖母がいた。ピアノ曲の旋律が、謎を解きほぐしていくロマンチック・ミステリー！ #bunfree

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【新刊掲載「青い砂のゆくえ」作中より引用】 「指も、尚隆譲りのようね。長い指でなきゃ、無理だからねぇ」 　よしのの笑みを見た恋未の中に言いようのない不安が圧し掛かってきた。 「念のために聞くけれど、ピアノは弾けるのでしょうね？」 #bunfree

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【作家紹介】長きにわたって弊誌を支えていただいている彩世梨緒さんの最新作です。今回はがっつり長編です。作者の魅力がぎっしり詰まったファンタジックなエンターテイメントに仕上がっています！ #bunfree

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【新刊掲載作】「鶴の恩返し殺人事件」 「わたしを、殺していただけないでしょうか」動き始めたばかりの事務所に依頼が舞いこんだ。名探偵、左右田美博。そのプロローグとなるエピソード！（作者：早川史生@FumikiH ） #bunfree

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【新刊掲載「鶴の恩返し殺人事件」作中より引用】 「なぜ、その……そういった依頼を、ご所望なのでしょうか」 「？　ですから、証拠を残さず、殺していただきたいからです」 #bunfree

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【作家紹介】 ミステリーの中でも『日常の謎』と呼ばれる分野を得意としている早川さん。新作はなんと、ひとが死にます。ダ・ヴィンチ三次に残った実力者の挑戦的で本格的なミステリーです。 #bunfree

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【新刊掲載作】「恐山」 海はお母さん、山はお母さん。頭のなかに流れる唄に誘われるように、青森・恐山へ。身も心も傷めた女の逃避行。そして、記憶の中への旅でもあった。圧倒的な純文学！（作者：二月の鴨@nekoboro ） #bunfree

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【「恐山」より引用】 　十五度目の発作が起きたとき、わたしは仕事を辞めた。入社したときから一年半の間に十二キロも減っていた体重、生理はいつからきていないのかわからないほどで、化粧をしても骸骨のような顔をしていたわけで、よくそんな姿で出社していたものである。 #bunfree

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【作家紹介】 二月の鴨さんは、神奈川県某施設の地下に住みついてます。キーボードはなく、アイパッドで小説を書き上げるという無頼派女子。これまで発表してきた小説の総決算みたいな内容の最新作です。言葉も出ない圧倒的な余韻をぜひとも！ #bunfree

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【掲載作紹介】「正しくて穏やかで、とても優しい」 悪魔の手術と呼ばれるアイスピック・ロボトミーが現代に蘇った！　スクープのため記者が走る。精神医学を題材にしたノンストップ・ミステリー！　（作者：瑞穂はじめ@mizuho_hajime） #bunfree

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【新刊掲載「正しくて穏やかで、とても優しい」作中より引用】 「ほら、なにが見える？　いってごらん」 「ナ、ナ、ナイフが……」 　目を背けたい光景だった。アイスピックで脳をいじっている男と、いじられている男の会話だ。この世のものとは思えなかった。 #bunfree

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【作家紹介】弊誌編集長でもある瑞穂はじめ@mizuho_hajime　の最新作です。昨年、新潮ミステリー大賞の最終候補に残りつつ、惜しくも敗退。今年ははたして？　同人誌にしか書けないような過激な題材の短編です。 #bunfree

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【掲載作紹介】「春の歌」 二十六歳独身、いわゆるＯＬをやっている。少し寒い日の少し遅い出勤。あれこれ悩んだ末に、今日は起きに入りのコートでおでかけ。さわやかな掌編を巻末に掲載！（作者：梅田順平@jump_e00） #bunfree

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【「春の歌」より引用】 　隣の年配のサラリーマンが心配そうに覗きこんでくる。緊張と動悸で血の気が引く。顔は真っ青、額には汗が浮いているに違いない。向かいに座っていたおばちゃんも心配そうに見ている。 　取り返しのつかないミスを犯している事に気づいてしまった。 #bunfree

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【作家紹介】梅田順平@jump_e00　さんの新作です。マンガできたえた構成力がいかんなく発揮された掌編小説です。春の訪れに、心弾む一日がとんでもない事態を招くのですが、それは読んでのお楽しみに。 #bunfree

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【新刊掲載作】「ポリブクショック」 作者の私生活充実度に応じて面白さが可変するマンガ！　今回のクオリティオブライフはいかに？　なんだかんだで愛されて、弊誌の人気ナンバーワンコンテンツ！（作者：阿部ポリブクロウ@poribuklow ） #bunfree