犬と沼の新書ベスト10 紹介を追加。

紹介を追加した。
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イヌノオー@ @inunohibi

#読んだ本が人間性に影響するらしいのであなた人生のベスト10を教えて このタグ。ベスト本を描き出していったら、10を超えて絞り込めなくなった。なので、ここは新書に絞ったベスト10で代えさせていただく。

2017-04-28 13:41:35
イヌノオー@ @inunohibi

数年前、「岩波新書」「中公新書」でそれぞれベスト5を書いたが、そのあと読んだものも加えてリベンジする。

2017-04-28 13:42:01
イヌノオー@ @inunohibi

#読んだ本が人間性に影響するらしいのであなた人生のベスト10を教えて (新書限定) 岩田靖夫「ヨーロッパ思想入門」 丸山真男「日本の思想」 伊東光晴「ケインズ」 見田宗介「現代社会の理論」 渓内謙「現代史を学ぶ」 宮崎市定「科挙」 安達正勝「物語 フランス革命」

2017-04-28 13:42:35
イヌノオー@ @inunohibi

(つづき) #読んだ本が人間性に影響するらしいのであなた人生のベスト10を教えて 小泉義之「デカルト 哲学のすすめ」 松戸清裕「ソ連史」 加藤徹「貝と羊の中国人」

2017-04-28 13:43:04
イヌノオー@ @inunohibi

次点、個人的に愛着がある本。寺田隆信「物語 中国の歴史」、若林正丈「台湾」、金谷治「孟子」。

2017-04-28 14:21:09
イヌノオー@ @inunohibi

選出の基準は、まずテーマが広いこと。何しろ新書だけに、狭いテーマならいい本がありすぎる。というわけで、秦郁彦「南京事件」や、日暮吉延「東京裁判」は落とした。

2017-04-28 13:43:30
イヌノオー@ @inunohibi

(「外務省革新派」のように、評価は高いけれど食指が動かず、読み進めていない本もあるし・・・。)

2017-04-28 13:43:52
イヌノオー@ @inunohibi

次に、史料や説が古くなっていて、今だったら他にいい本がある場合も、落とした。小倉紀蔵「歴史認識を乗り越える」は、バランスの取れた記述に好感を持てるが、時事評論的。林健太郎「ワイマル共和国」は名著だけれど、30年以上たって部分的に時代遅れなのは覆い難い。

2017-04-28 13:44:53
イヌノオー@ @inunohibi

結果はやはり、新書界の四天王、岩波、中公、ちくま、講談社が強い。そんな中で、新潮新書が食い込んでいた。

2017-04-28 13:45:19
イヌノオー@ @inunohibi

過去の感想を掘り起こす。

2017-04-28 13:57:03
イヌノオー@ @inunohibi

戸塚宏、戸塚ヨットスクールとナチス、「権威主義的パーソナリティー」。 - Togetterまとめ togetter.com/li/1037957 @togetter_jpさんから

2017-04-28 13:57:16
イヌノオー@ @inunohibi

2015、今年読んだ本。「科挙」「アーロン収容所」「岩波講座 近代日本と植民地」「物語フランス革命」 - Togetterまとめ togetter.com/li/918113 @togetter_jpさんから

2017-04-28 14:01:20

まとめ 佐々木到一。国民党を賛美した日本軍人が、南京大虐殺の加担者になるまで。おまけ、松井石根。 参考文献、戸部良一「日本陸軍と中国 「支那通」にみる夢と蹉跌」、笠原十九司「南京事件論争史」。 7489 pv 15 2 users

なんかうっかりさっさとまとめちゃったけど、ツイートを足すよ。

イヌノオー@ @inunohibi

あとになって、「ケインズ」は森嶋通夫「思想としての近代経済学」と入れ替えておけばよかった、と思ったり。遅いわ。

2017-04-28 16:30:45
イヌノオー@ @inunohibi

あと、左翼系の原田敬一「日清・日露戦争」や、吉田裕「アジア・太平洋戦争」を入れてバランスを取っても良かったが、そうなると甲乙つけがたい類書が続くので、収拾がつかない。

2017-04-28 16:31:45
イヌノオー@ @inunohibi

紹介。「デカルト 哲学のすすめ」は、デカルト入門としては使えないが、著者独特のパトスにあふれた哲学が堪能できる。「思想の正しい解説」よりも、文章の面白いものを入れた。

2017-04-28 16:37:17
イヌノオー@ @inunohibi

「科挙」「物語フランス革命」は、著者の目配りが効いていろんな話題に広がるので、飽きがこない。

2017-04-28 16:37:29
イヌノオー@ @inunohibi

「現代史を学ぶ」は、著者がE・H・カーの弟子で、その歴史哲学を受け継ぎながら、名著「歴史とは何か」よりもわかりやすい。

2017-04-28 16:38:39
イヌノオー@ @inunohibi

「ヨーロッパ思想入門」は、教科書的な要約をしている一方で、著者独自の解釈が強く入っていたりする。とはいえ、抜群に面白い。

2017-04-28 16:41:53

さらに追加

イヌノオー@ @inunohibi

「ソ連史」を読むと、われわれは旧ソ連について分かった気になっているだけで、意外と知らないのかもしれない、という気がする。近い時代ほど、しっかりした本を調べたわけでもないのに、「もう知ってるよ」と思ってないだろうか。

2017-04-28 18:09:33
イヌノオー@ @inunohibi

アメリカのワシントン、ロシアのモスクワ(昔はサンクトペテルブルク)、中国の北京、大きい国は首都が端っこにある。なんで? 答えは「貝と羊の中国人」で。中国本は数が多すぎて、当たり外れが激しい。そのなかでこれは、切り口の面白さで光る。

2017-04-28 18:15:13