デレマスBBTクイックスタート風白菊ほたる（DF/死神/アクションヒーロー）

sucRo/Tsuyu Obinata @sucRo0629

デレマスBBTクイックスタート風白菊ほたるが出来上がった。デレマスBBT持ってる人というごく狭い範囲にしか通じないけど、それでいいのだ pic.twitter.com/FqXV0tU1IJ

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わりと頑張ったので解説していく。 まず、デレマスBBTとは？　それにはTRPGとBBTについて軽く説明する必要がある

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『TRPGとは、すべての参加者によるコミュニケーションを通じて、架空のキャラクターたちが織りなす物語を創り、体験する遊びである（BBT基本ルールブックより）』 最近では動画などによりCoC（クトゥルフの呼び声/クトゥルフ神話TRPG）が有名なようだ

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BBT（ビーストバインドトリニティ）とは、そのTRPGのタイトルのひとつ。『魔物が実在する架空の現代（によく似た世界）を舞台にしたホラーアクション（BBT基本ルールブックより）』で、

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プレイヤーが操作するキャラクターは皆、その強大なエゴにより超自然的な力を持つ魔物でありながら、他者と絆を結び、人と生きることを決めた「半魔」と呼ばれる、いわば半端者である（人によりそう魔物だけでなく、人を超えた人間も含まれる）

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まとめると、BBTは半魔であるキャラクターが、己の存在そのものともいえるエゴと、他者との絆の間で揺れながら、主に魔物に関わる事件に立ち向かっていくTRPGといえる。『エゴなくしては我にあらず、愛なくしては人にあらず』という初版のキャッチコピーがとても素敵

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そしてデレマスBBTとは、BBTの世界観でシンデレラガールズのキャラクターを遊ぶためのセッティングで、「サンドリヨン」「メルヘンデビュー」「M@GIC☆」という3冊の同人誌だ

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1冊目「サンドリヨン」の後書きから引用すると『強い願いと大切な人たちを表現できるエゴと絆のルール、そして例えシナリオボスになったとしても（中略）殺害することなく助け出すことができる世界設定』というのがこのセッティングの理念だと思う

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その個性によってトラブルを起こしてしまうも、最後はボス兼ヒロイン（そのシナリオにおいて救うべき存在）として、救済されるという筋書きがデレマスBBTのシナリオの基本となっている

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というわけでようやく今回の本題。前述のとおりBBTの世界観でシンデレラガールズのキャラクターを遊ぶわけだけど、サンプルキャラクターあるいはクイックスタートという、既に出来上がったデータが載っているわけだ

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名の通りキャラ作成をスキップしてすぐに遊べるというメリットがあるが、それだけでなく世界観理解を補助するものでもある。ことデレマスBBTにおいては、"元のキャラクターをどう解釈するか"、"どの個性をより際立たせるか"というサンプルにもなる

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今回自分が作った白菊ほたるのデータのコンセプトも、一応サンプル解説に書いてはいるけど、元ネタに似せるためにだいぶ削った部分がある。それを書き連ねていきたい

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死神とアクションヒーローを選んだ理由としては「自分は周囲を不幸にする、が本当だったら」と「度々災難に巻き込まれているわりに、大きな怪我などをしていない」の2つ

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本来BBTの死神は死というより虚無なんだけど、死を「不幸があった」と表現するのと、単純に名前のイメージ、そしてよく未亡人だの喪服だの言われるところ

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あ、ディフェンダーなの説明してなかった。基本的に初期とヴォヤージュブレイバーのノリの白菊ほたるなので、アタッカー・ディフェンダー・サポーターだとディフェンダーしかないよねっていう

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そしてアクションヒーロー。名の通り本来は洋画に出てくるようなタフガイを表現するルーツ（どういった魔物か）なんだろうけど、自分にとってはもはやアクションヒーローといえば白菊ほたる

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なぜか災難に巻き込まれながらも、なぜか軽傷で済むというところを採用。これをほたるは、"災難に巻き込まれる"ではなく"他人を災難に巻き込んでいる"と認識している、という設定

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あと、こだわりとしては加護型にしたところ。加護って要は運の良さ（神聖な力の強さも）で、アクションヒーローもその"幸運"によって生きて帰れないような災厄から無事に帰ってこれるというルーツなんだよね。でも、その状況って幸せとは言いづらくない…？　という皮肉めいたなにか

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メインの武器をラッキーストライク相当にしたのも似た理由。加護属性のダメージなので、加護が高い敵には効きにくい。幸運な相手に不幸な危害は通りにくいのだ

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アーツについては自動取得は省略。ディフェンダーの《きらめきの壁》《レンジドカバー》は定番アーツなのはもちろん、"不幸を自身に引き寄せる"という演出がしたくて取得

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死神からは《死装束》。彼女の影のある魅力部分を表現するため、というのと後述の《こっちだ、バケモノ！》《ほんのかすり傷》と相性がよかったので

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アクションヒーローからは《こっちだ、バケモノ！》《ほんのかすり傷》。定番であろうコンボ。ネーミング的には《こっちだ、バケモノ！》よりも《攻撃誘導》の方がプレーンな印象でいいんだけど、コンボがしたくて。《ほんのかすり傷》はまさに「声に出して読みたい日本語」

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総じて、アクションヒーローは白菊ほたるのかっこいい部分を表現するために採用した感じ。高いFPと《不死身のヒーロー》で毎ラウンド10点以上回復し続けるし、《ほんのかすり傷》によって決して膝をつかない