読んでもどうしたら良いのか分からん話を拡散する

sshiomi 〜戦争のできる国になってしまった @sshiomi

医師は職業上一般の人より、人を見る目がなくてはならない。なぜならそれまで一面識もない患者さんが来る。一言二言話すだけでその人の抱える問題点等を見抜くことができなくては、その後の診療は進まない。医師会という組織の中でもそうだ。仲間だから信用できるというわけではないのだから。

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人の言うことを素直に信じる人はとてもおおらかな性格の人。でもそれが他人の誹謗や中傷なら、その話を信じるかどうかは対象とされた人の話を聞かなくてはならない。人づての話しは疑ってかかることが必要だと思う。

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さて、そろそろ戦闘モードに入らなくてはならないかな。一般の方には大変お見苦しいところをお見せすることになるかもしれませんが、皆さんの医療を守る奈良県医師会を持続させねばならないので、どうぞお許しください。

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私は平成２０年に前会長らの密約を反故にする形で会長に就任し、前会長との確執を背負った。平成２２年に１期目を終えた。この１０年間で５回目の選挙を迎えようとしているが、１期目終了で早くも選挙となった。対抗馬は前会長の子分のような某地区医師会長であった。立候補の理由は私が中央指向だと。

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中央指向という意味が良く理解できなかったが、どうやら日本の医療の在り方をいろいろ述べてきたかららしい。そんなことは当然だと思うが彼には理解できなかったようで、やむなく投票になり退けた。このときも立候補してきたのは会長候補者だけであり、他の副会長や理事などは誰も立候補しない。

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２３年３月１１日、東日本大震災が発生した。発生１週間ほど後、医師会としての支援を考えるため宮城県南三陸町を訪れた。避難所での生活を見て必要な救援物資を考えたがそれを届けるすべがない。そこで奈良県に電話し医師会が物資を用意するから、当時、県に帰投していたヘリコプターでの輸送を依頼。

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支援物資を県に輸送依頼したところ、医師会のような民間組織からの物資を輸送することはできないと、けんもほろろの対応に怒り心頭で、２日後に県知事選挙が告示される予定であったので、急遽立候補を決めた。わずか２日しかなくポスターやたすきなどもなく選挙戦に突入した。一石を投じたかったのだ。

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現職相手の知事選挙。勝てる見込みなど全くなかったが物資輸送を断られたことに怒りと悲しみで選挙に臨んだ。もちろん落選したが２２万票を超える県民の支持を頂いたことは私の誇りとするところであった。ところが知事の後援会長を務めていたのがくだんの前会長。ここでまた確執が深まった。

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知事選挙後、某御用新聞が会長辞めろのキャンペーンを張った。それに呼応するかのごとく奈良県医師会代議員の中から辞任要求が出た。定款上は無視しても良かったのだが、立候補時に代議員会での承認を得ていたので、一部とはいえ辞任要求がでたことに対し責任を取る形で辞任した。そこで２回目の選挙だ

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出直し選挙で立候補してきたのは現職の理事であった。私が誰にも相談せずに唐突に立候補したとの批判を掲げての立候補だが、前述の通り知事選への立候補については代議員会で承認されているので、筋違いであるが理解できなかったようだ。この候補も会長だけの立候補であったが、実は前会長の大学の後輩

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知事選挙による出直し選挙にも勝利した。ところがその年の１２月思わぬ病魔に襲われた。命に関わる病気で救急車のお世話になってしまった。１２月から翌年１月まで入院を余儀なくされたが、無事生還することができた。退院した私を待っていたのは２４年２月任期終了による選挙だった。 続きはまた明日

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今日、ある方から電話を頂いた。もちろん医師会員でもなく、医療関係者ではない。「最近のあんたのツイートは遺書のようだが」と言われた。その通りです、と答えた。現在医師会の中でクーデターが進行しており、それを防ぐのが難しい状況になりつつある。私自身、連綿として会長を続けたいわけではない

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私は会長を続けたいわけではないが、現在の医療状況、奈良県医師会の置かれている状況等を勘案すれば、誰か他の方に任せることはできない。クーデターを阻止することができなければ、誰もが事実を知らないままに終わってしまう。それでは後々のためにならないと思うから書き記している。

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ほとんどの医師会員は、自分達が今行っている医療がまもなく崩壊することを知らない。何度も警告し情報提供を行ってきたが、誰もが無関心だ。残念ながらこれが今の医師会の状況だ。毎週ゴルフに行きベンツに乗るという、自分の今の生活がそのまま続けば良いと思っている。

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平成２４年２月、大病から復帰したのを待っていたのは任期満了に伴う３回目の選挙だ。対抗馬は私の地元の医師会から、なんと８０歳を超える方。前会長の時代に仲良しクラブとしての医師会を続けてこられた方だ。この方は私を会長にしたのは自分だと思っている。自分の言うことを聞かないのはけしからん

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８０歳を超えた方が、何をしたいのかということもなく、ただ唐突に知事選挙に出たのがけしからんと。誰に相談もなく出馬したことが許せないと。自分に相談もなく、の間違いだと思うが・・・このときも無事に退けることができたが、裏が読めるだけに大変後味が悪かった。利用されてお気の毒にと。

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高齢の挑戦者を退けた２年後、平成２６年また任期満了となった。このときは誰も立候補してこなかった。もう弾切れか、あきらめたか、と思ったが、それは甘かった。より大変な選挙となったのだが、その話はまた後日。ビックラポンです。