#国際日本研究 / “「鳥島」は入っているか / 鹿野 政直【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア” htn.to/XhTcwiT
2017-05-14 12:41:15#国際日本研究 近代に発生した「国民」を単位にした学問の登場について。それに対しての「国際」。戦後日本の日本研究のもとになった地域研究(米)の盛衰、いま危機的なそれ。それと、現在の日本の人文系学問の危機との関係。→国際日本研究の可能性とは?
2017-05-14 12:49:11#国際日本研究 東アジアにおけるパクスアメリカーナの終焉、その急激な加速、インテリジェンス(諜報としての)、専門家による統治からの逸脱。ブッシュ政権の頃から、専門家・地域研究を遠ざける傾向にあった。
2017-05-14 12:57:44#国際日本研究 アメリカの政治がインテリジェンスとの関連性を失ってきている。そのインテリジェンス(諜報)は戦後の地域研究にもとづいていた。知識を獲得し分析する力を大学が養った。しかし現在のアメリカでは中産階級はもう進学できない。
2017-05-14 13:09:38#国際日本研究 その地域研究・インテリジェンスの整備は戦勝後の世界管理の必要性から、日本研究はその典型例。その時に地域研究は”学際的”であることが求められた。
2017-05-14 13:13:57#国際日本研究 ”ヨーロッパ”は国際社会だったが、”国際世界”と”それ以外の世界”が分けられていた(植民地主義、west&rest)。これが近代人文学の重要な構成原理となる。
2017-05-14 13:21:55#国際日本研究 近代になって西洋人が”西洋以外の地域”に出向いていってその地域を研究する。ソシオロジーではなくアンソロポロジー。(日本の議論では、民俗と民族) 知識の構成としては"rest"であり、対象化されている。
2017-05-14 13:26:28#国際日本研究 近代に日本で起こった日本史・日本文学(国史・国文学)が、同時に、地域研究の対象にもなった。被植民者から植民者への奉仕(?)→日本文化論へ。つまりこれはそもそも国際的な研究であらざるを得ない。
2017-05-14 13:34:51#国際日本研究 西洋vs非西洋の構造を越える。現在の日本研究を担っているのは、日本人でもなければアメリカ人でもない、そこを理解しなければ。
2017-05-14 13:40:54#国際日本研究 日本の国民主義のひきこもり性。日本が対外的に通用しなくなったときに発生しているレイシズム。これはイギリス(70-80's)でもかつて起こったこと。ここには幻想崩壊による「男性性の危機」と「恥」の意識が含まれる。集団的な転移、ひきこもりと言うより排外主義。
2017-05-14 13:59:00#国際日本研究 / “海外の大学図書館から見た日本研究と学術デジタルコミュニケーションの課題” htn.to/CoL6U8 #JLA短信
2017-05-14 14:17:28#国際日本研究 マルラ論文では、英語圏における日本研究の傾向として、減少傾向、とりわけ社会科学が大幅減、電子資料の不足もその一因。英語化された文献の量も問題。
2017-05-14 14:21:44#国際日本研究 日本史研究からグローバル・ヒストリーへ。1987年の「草の根のファシズム」を2015年に英訳したときの訳者序文について。
2017-05-14 14:30:13#国際日本研究 ”特殊な日本”を扱いつつの、グローバル・ヒストリー。という意味でのシンギュラリティ。学会単位のディシプリンの作法と同時に、インター/クロスなディシプリナリーの作法を、ダブルスタンダードで。
2017-05-14 14:35:09