2011年3月13日

Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers さんによるマグニチュード解説

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Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

気象庁、今回の東北地方太平洋沖地震のマグニチュードを9.0へ上方修正。NHKニュース。

2011-03-13 12:08:40
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

さて、マグニチュードによくある誤解。1つ。マグニチュードと震度は違う。照明に例えれば、マグニチュードは電球の明るさ。それに対し、震度は、その電球からの光の明るさ。両者は数字が似通っているので絶対に取り違えないよう。

2011-03-13 12:09:55
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

もう1つ。マグニチュードは、1上がるたびに地震のエネルギーは約32倍になる。実は、マグニチュードは「1つ上がると2倍」といった単純なものでなく、数学でいう対数の尺度なのだ。なお、マグニチュードが2つ上がると大体1000倍と覚えておくとよい(32×32=1024)。

2011-03-13 12:11:22
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

現在使われているのは、巨大地震にも対応できるモーメントマグニチュードと呼ばれているもの。古典的なマグニチュードはリヒタースケールとも呼ばれている。なお、32倍というのは10^1.5である。

2011-03-13 12:12:24
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

今回、マグニチュードが8.9から9.0へ修正されたことで、今回の地震のエネルギーは約1.4倍ほど増えた(計算上ですよ)ことになる。

2011-03-13 12:15:02
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

従来のリヒタースケールは、ある意味地震源を点源と見なし、それをもとに地震計の振幅をもとにしてマグニチュードを定義した。いわば経験式であった。特に元になる地震計が特殊だったりしてなかなか換算が難しいという問題があった。

2011-03-13 12:19:10
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

さらに、1960年のチリ地震のような巨大地震では、地震の破壊領域は点ではなく面である、ということがわかってきたことから、特に巨大地震についてはモーメントマグニチュード(Mw)が使われる。これを開発した1人は、カリフォルニア工科大の金森博雄先生。

2011-03-13 12:20:46
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

なお、このモーメントマグニチュードでは1960年チリ地震は9.5。2004年のスマトラ島地震津波は9.1〜9.3,1964年のアラスカ沖地震は9.2.単純比較は難しいが、今回の地震はまさに超がつく巨大地震だということがわかる。

2011-03-13 12:22:49
Junya Terazono 寺薗淳也 @terakinizers

なお、よく星の明るさを示す言葉として使われる「等級」は、英語に略すとMagnitude(マグニチュード)であり、同様の意味で使われる。また、星の明るさも対数表現。1等星が6等星の100倍明るいというのは、実は対数での意味、2等星は1等星の2.51倍(100^0.2)明るいのだ。

2011-03-13 12:24:38

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