ロックインジャパンで人を圧倒するような巨大プロジェクターに延々とマナー啓発と禁止事項が映し出されてるのを見て、「わ、1984みたいだ」と思ったけど、あの異常な光景こそが「ライブ」と思った世代はこう育つんだな。
ライブのマナーと題したイラストと文がRTされてくるんだけど、4枚に渡ってびっしり書かれてて、最初は髪型や靴から始まって、後半に行くほどエスカレートして最後は「歌う時は声を抑えて」「最前のバーに頬杖をつかない」までに至り、体育の行進訓練みたいになってて朝から胃酸が喉まで戻ってきた。
2017-05-16 09:39:34ロックインジャパンで人を圧倒するような巨大プロジェクターに延々とマナー啓発と禁止事項が映し出されてるのを見て、「わ、1984みたいだ」と思ったけど、あの異常な光景こそが「ライブ」と思った世代はこう育つんだな。
2017-05-16 09:41:57今の世代的にはライブの快感は解放というより北朝鮮のマスゲームに近いものなんじゃないかな。あれはあれで快感なんだと思う。たしかにバンド好き、ライブ好きという人々の層も変わったし、その人達の快楽に向けた進化なのかな。
2017-05-16 09:44:32いまの時代にジャズって貧しい不良がセックスするときの音楽だったんだよって言っても全然説得力ないように、ジャンルの表層的なスタイルは変わらなくても顧客層や文化的な意味はがらっと変わることもあるから。ロックはマスゲームになることで(スタイルとしては)延命したのかもしれん。
2017-05-16 09:47:07そりゃ「あなたたちは馬鹿にされてるんですよ!もっとこんなクソみたいなイベントに怒りを!」とアジってカウントダウンジャパンの客を演奏前から泣かせたサンボマスターもこんな風になるしかないわな、、、と遠い目をしてしまった。
2017-05-16 09:51:54だからみんなハロウィンとかで意味もなく路上に出るんだろうな。僕も2017年に非アングラな「普通の若者」をしていたらライブ会場で行進訓練してる人達とはうまくやれなかっただろうから、仕方なくハロウィンの日に路上で目的もなくうろうろしてたと思う。
2017-05-16 09:56:29この洪水のように羅列される「ライブのマナー」で個人的にいちばん胃がぎゅっとなったのは、「歌うときは声を抑えて」だった。最初は安全を大義としたダイブ、モッシュ禁止から始まったライブのマナー強化の流れが、最終的に「思い切り歌うこと」を禁止する方向に向かうことの意味は致命的に大きい。
2017-05-16 10:13:41@jiro6663 先日、アイドルのライブが歓声で歌が聴こえなかったと裁判になったのがありましたが、大昔のGSやビートルズのコンサートの映像を観ると正に隔世の感がある。
2017-05-16 10:21:31.@furukitakeshi おお、そんなことが。今はまさにポップミュージックにおけるライブ/コンサート文化の終焉というか転換点ですね、、、
2017-05-16 10:24:20@jiro6663 この裁判でした。オタ芸もあったようですね。 mainichi.jp/articles/20170… しかし、私が行くある歌手のコンサートでは曲の余韻が終わるまでは拍手禁止のクラシックの様な不文律がある。
2017-05-16 10:35:39