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90年代前半のKONAMIアーケードゲームのサウンド開発。X68000にKONAMI開発1部がオリジナルで制作したボードを挿して打ち込みしていました。このボードとエディター(全てを16進数で打ち込む)がセットで、X68000本体のFM音源に、確かDA音源が8音増える仕様だった筈。 pic.twitter.com/oc7jYzRWrq
2017-05-11 14:31:54エディターでリアルタイムで聴きながら細かな調整を進めていって、最終的にゲームと一緒にコンパイルする用のデータをEXPORTする、っていう感じだったと思う。 DA音源で鳴らす音はNECのPC98で、これまた波形分析編集の自社ソフトがありました。
2017-05-11 14:35:31@TECHNOuchi コナミさんのサウンドの方が、PCMをD/Aと呼んだりチャンネルをポートと呼んだりする方言、地味に好きです。
2017-05-11 14:36:34@TECHNOuchi エディターというのが、伝え聞く話では「エクセルみたいな画面だった」とのことで、もしかしてトラッカーのようなものだったのかと推察しますが、大変興味深いです。
2017-05-11 14:38:16エディタの画面、確かこんな感じだったと思う。全データでロード&セーブ以外にも、各ポートごとにロード&セーブも出来たような気もする。あとポートごとのON/OFFも可能だったので、FMのベース1音とDAのベース1音だけでチェックした後、全部ONにして調整したり。 pic.twitter.com/63EbHy9BW3
2017-05-11 15:00:16SPSが【A-JAX】をX68000に移植している時、コナミPC部門の偉い人にSCCカートリッジのように【DA音源と拡大回転縮小チップを搭載したボードを同梱して】販売してはどうか?といった提案もしてみたんですけどね。採算とれないだろうと即却下された記憶あり。
2017-05-11 17:38:27@TECHNOuchi 先生こんばんは。いや、これは凄い写真をありがとうございます。かの『ミスティックウォリアーズ』や『ガイアポリス』もこのボードを介して開発されたのでしょうか……。
2017-05-11 20:50:51@Shingi 【ミスティックウォリアーズ】も【ガイアポリス】も、すでにFM音源は使わなくなってましたが、X68000のエディタを使って打ち込みしてましたよ。このX68000の後ろに挿すボードも幾つかアップデートされて、DAが16音出るバージョンなんかも存在しました。
2017-05-11 21:28:42@TECHNOuchi 今考えてみると、ほぼ確実にDAボード目当てで買う人が続出したでしょうね。解析されて利用されまくったと思います。
2017-05-12 14:32:39ちなみにこの写真はネットで検索して拾ってきたやつです。 dcn.ne.jp/~plastic/X6800…
2017-05-11 21:32:03@TECHNOuchi ありがとうございます!! なるほど、現場に合わせて改修されていったのですね……。両タイトルともに先生の曲の中でもとくに好きで、とくにミスティックウォリアーズはCDボックスのライナーを見た際「これ楽器代だけでいくら掛かったんだろう……」と呆気にとられました。ありがとうございます。
2017-05-11 21:53:14