痴漢と冤罪問題から一歩進むと

言葉使い @tennteke

痴漢犯罪と冤罪についての議論の中で本当に被害に遭った女性の心情をという人がいるけど、「十人の真犯人を逃すとも,一人の無辜（無罪の人）を罰することなかれ」という言葉に被害者は関係ないんだよね。

言葉使い @tennteke

と思って気がついたんだけど、そうか、これは「いじめと言うな！傷害恐喝と言え！」とか「万引きと言うな！窃盗と言え！」ということと同根で、女性が男を痴漢犯人にしたてようという行為がネーミングされてないことが問題なんだ。

言葉使い @tennteke

女性が男性を痴漢犯に仕立てようという行為を「X」と呼ぶとすると、女「痴漢！」男「お前、Xだな！」女「冤罪！」という、冤罪vs冤罪の構図なんだ。しかし女側の行為は名誉毀損とか民事案件でしかない、これが不公平感をもたらせている。

言葉使い @tennteke

子供が重大犯罪を犯したら「実名報道しろ！」とか「少年法を改正しろ！」という声が挙がりがちだけど、これって「子供だからと言って子供扱いするな！」ということで、痴漢に「冤罪！」言う人って、その時点で被害者を被害者扱いするな！という要素がある。

言葉使い @tennteke

私は「犯罪が発生するのはいつなのか？事が起こったときか？周囲が納得したときか？」をずっと考えているんだけど、事を起こした者が犯人と決定するのはさまざまな手続きを経た後のこと、

言葉使い @tennteke

ならば被害者が被害者として確定するのはいつか？という議論も、少なくとも思考実験としては行っても損ではないと思うのだけど、痴漢犯罪において被害者が被害者として自他共に認められ確定するのはどの時点なのか？これは実は難しいんだな。