『カウボーイビバップ』自己満ツイート(2017.5.22 第3話分更新)

shige @VeryVeryStrong0

好きなアニメについて連投する自己満企画を始めようかと。続くかどうかは分からないけど、ひとまず最初は『カウボーイビバッップ』。1話ずつ観ながら実況形式で呟いていこうかと。暗記するくらい観てるんで、先のストーリーのネタバレとかも呟いちゃうかもなので、未見さんはご注意を！ pic.twitter.com/EMaWECkUyF

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内容について触れる前に、まずはここから語らねばなるまい。天才・菅野よう子が描くスコアはジャズ、ブルース、ロック、フュージョン等、クールで多彩。 Cowboy Bebop OP - Tank! [HD] 1080p youtube.com/watch?v=Aw3fN3…

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このOPもテレビで頻繁に聴くけど、アニメスタートから、来年で早20周年！色褪せる事を知らないっすなぁ。耳にしてるけど、意外と観てない作品の一つなのでは？ このツイートをキッカケに、ビバッップ仲間が増えたら嬉しいなぁ…なんて下心もあったりします(笑)

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監督の渡辺信一郎(ナベシン)も「それまでやりたくてもやれなかったことを全部ぶち込んで作った」作品で、「毎回20分の映画を作っているつもりでした」と語っている。 まさに映画並みの密度で展開される20分！音楽にも耳を傾けながら、ぼちぼちセッションを始めますか♪

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Session #1「アステロイド・ブルース」 BGM「Memory」のオルゴールで幕を開けるビバップ。雨。足元にはたくさんのタバコ。吸い掛けのタバコを落とし、赤いバラの花束を持って、何処かへ歩いていくスパイク。水溜りに一本のバラが落ちる。

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マズルフラッシュと赤いバラが交互に映し出されて印象的。バラの花は、誰かの手に渡されるはずのものだったのか。笑顔のスパイクの手から投げられる手榴弾。状況が掴めないまま、OPに流れ込む。なんか、とにかくハードボイルドな感じで始まっちゃいました♪たまらん！

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「Spokey Dokey」のブルースハープで幕を開ける本編。シブい！ 続いて、暗闇の中でジークンドーの修行に励むスパイク。その姿はまさに『燃えよドラゴン』のブルース・リー！小さい頃からジャッキー・チェーンは観てたけど、ビバップが無ければ、リーにハマる事はなかったかもしれない。

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スパイクの声をやってる山寺宏一さん。今はマルチタレントだけど、意外にも主役の声を当てるのは、これが最初だったんだよね。

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肉のないチンジャオロース。「肉のないチンジャオロースってのは、チンジャオロースとは言わねえんじゃねえのかな」は有名なセリフ。金のない賞金稼ぎならでは。友達と肉入りチンジャオロースを食べながらビバップ鑑賞会をしたのが懐かしい。

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ジェットに「のんきな曲だぜ」と言われるジェットの口笛。これ、山ちゃんのアドリブだそうです。

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画面に釘付けになってるうちに、本編終わっちゃいました(笑) 今の放送コードではなかなか放送するのは難しいアニメなんじゃないでしょうか。放送当時の1998年もテレビ東京の放送規制に引っ掛かり、26話中12話＋1話しか放送されなかったっていう、いわくつきですからねぇ。

shige @VeryVeryStrong0

1話を観終えて感じるのは、アニメの初回なのに、詳しい説明があまり無いばかりか、主人公がアシモフとカテリーナのような気も…。 ここが大人アニメたる所以だと思うのですが、敢えてアシモフとエカテリーナを主役に据えることで、スパイクを更に深く描こうとしているのではないかと思うのです。

shige @VeryVeryStrong0

ネタバレになっちゃいますが、スパイクと、かつての恋人であるジュリアを、アシモフとカテリーナに重ね合わせて描いてるんじゃないかと。 つまり、二重構造になってるのではないかと。基本は一話完結で進んでいくシリーズですが、一本ストーリーとして通っているのが、スパイクとその過去の話。

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そう考えると、26話の初回として、この話はシリーズの全体像を示してる回なのではないかと。 ブルの「お前は女に出会う。お前は女に狙われる。そして、死ぬ」というセリフの指す女というのも、カテリーナの事を言っているように見えるけど、実はジュリアとのダブルミーニングじゃないかと。

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あ、バーのカウンターで、カテリーナのおっぱいをナメてのアントニオ・カルロス・ジョビンのカット。すごいなぁ。 これが夕方18時からお茶の間に流れていたとは…。

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実際にテレ東で流れたのは、1話飛ばして2話かららしいけど、初回放送時、山ちゃんは「おはスタ」で番宣したそうな。 大人が観てシビれるアニメって言われるけど、子供が観てもシビれるよなぁ。 「SFルパン」ってコンセプトあったみたいだけど、少し背伸びして観たくなる感じね。

shige @VeryVeryStrong0

脱線してた話を戻して。 「俺は一回死んでるんだよ。女に殺されて」というスパイクのセリフ。実際にスパイクはジュリアに撃たれた訳ではなかったけど、待ち合わせに来なかったって事だよね。冒頭の赤いバラは恋人に渡すために持っていた花だったと。

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そして、着目すべきはアクションシーン。 トランペットメインの「Rush」に乗せて描かれる、スパイクとアシモフの肉弾戦。 カンフー映画では観られない、アニメならではのカメラワークで魅せるアクションシーンは、カッコいいの一言。

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「カメレオンじゃねえんだ！あちこと見えねえのさ！」というスパイクのセリフ。 カメレオンの目は両目がクリクリと別々に動くため、視野が広い事と掛けてるんでしょうか。

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1話も終盤。「こいつが潰れたら終わりなんだ！気をつけろ！」とレッド・アイで真っ赤になった目で、カテリーナに叫ぶアシモフ。 二人で幸せに暮らす事を夢見ての逃避行だったのに。二人で見ていた先が違っていた事が分かるシーン。 寂しそうな目でアシモフを見つめるカテリーナ。

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スパイクを振り返り「アディオス」と呟くカテリーナ。その胸には、脳天を撃ち抜かれたアシモフを抱いて。 追手の銃弾で宇宙空間に散るカテリーナ。 なんとも言えない後味が残る。 冒頭と同様に、チンジャオロースで締めるところが良い。実はこれ、最終話にも出てきます。

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あと、地上でスパイクとアシモフが闘い、スパイクが敗れ、アシモフがその場を去るシーンで、カテリーナはスパイクに「アディオス、カーボーイ」というセリフを残します。 去っていく二人を見つめるスパイク。二人を見ているのは右目なんですよね。

shige @VeryVeryStrong0

最終話で明らかになりますが、スパイクの「片方の目で過去、もう片方の目で今を見ている」というセリフがあります。 13話では「左の目で過去を見ている」というセリフがあることから、二人を追いかけていたのは「今」を見ている右目。

shige @VeryVeryStrong0

スパイクとジュリアのあり得たかもしれない「今」を重ね合わせてみていたが故の、その後の「いい夢見たぜ」に繋がっている、というのは考えすぎなのでしょうか。

shige @VeryVeryStrong0

取り留めのない感じで、だらだらと行ったり来たり、読み辛いツイートになっちゃいましたが、思いついたことをポツポツ呟きながら時間を共有できるのもビバップの良いところなのではないかと(笑) こんな感じに、不定期で呟いていきたいと思います。