『「鵺が、」vol.2 〜さえずる』ご感想まとめ

成瀬晶 @naruse_A

土昼【鵺が、vol.2～さえずる】 1話目は以前に鵺的でやったやつ。鵺的のは堤さんがやっていたせいか始終妖しげな雰囲気が漂ってたけど。今回は変にさわやかというかな。女性の方が必死だった印象を受けたからかもしれないけど。今回は半分くらい彼に気持ちがあったんじゃなかろうかと感じた。

👻 @maidopinodesu

『「鵺が、」vol.2 〜さえずる』 60分の中で2本の短編が上演。 タイトルは「さえずる」だけど高木登さん作だけあってそんな可愛いものじゃない、業と業のぶつかり合いの2人芝居。 胸を搔きむしりたくなるような衝動に駆られる作品でした。 pic.twitter.com/Jq6fM0l8vS

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contrail 加瀬修一 @kase_yan

奥野亮子セルフプロデュース『鵺が、vol.2〜さえずる』。不在者を巡るディスカッションの積み重ねが生み出す感情のクラッシュに胸が詰まる。台本×演出×役者の幸福な相乗効果。上演1時間が嘘みたいな濃密さでした。 pic.twitter.com/dP7XA6kJfy

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Yuki Kedoin 祁答院雄貴🇯🇵🇨🇦 @kedowin505

鵺が、脚本 高木登 演出 米内山陽子 観劇。高木さんの本はドロドロでスッキリ爽快！なんてものは無く、救いが何処にも無い。ように見えて救いや希望が何処かに埋まっていて、凄く繊細で純粋。楽しかった。奥野姉さん、福永マリカとまた芝居したい pic.twitter.com/UxPieB8yYb

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ツマ @tsumasann

『鵺が、vol.2〜さえずる』観劇。 何気ない会話の流れの中にドキリとするフレーズが飛んできて2人の関係性やシチュエーションが段々みえてくるのだけれど、お互い正反対の人間性に思えたのにどこか似た部分もあるのかな〜、と思えてきたり。 何年後かにまた会ったりするのかな、 #鵺が、 pic.twitter.com/AtdpiG9iFZ

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ツマ @tsumasann

あ〜、こっちのほうがしっくりくるかも、、 (-∀-;) 反省。狂気のちょい足し。 #鵺が pic.twitter.com/4hc8ZqcNPp

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Hahakigi / はるか @Hahakigi1

昨晩は『鵺が、vol.2～さえずる』@nakano fを観てきました。鵺的主宰の高木登さんの脚本を、チタキヨ米内山陽子さんの演出で。2人芝居「ふいにいなくなってしまった白い猫のために」「あなたとなにを語りあったか、わたしはもう忘れてしまった。物語は知っててもこんなに見え方違う！

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】前に上演あるいはリーディングで物語は知ってるのです。でも、演出でこんなに変わるんだな、って。今回は会場が2階だったので、階段をうまく使ってるところで平面とは動きが違うのが面白い。猫を観に行くとことか、喫茶店の個室に現れるところとか。面白かったのは、距離感、そして、衣裳！

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】2作品に共通して登場する奥野亮子さん、長い黒髪、細くて長い白い腕、とてもフェミニンな方です。それを『猫』ではちょっと幼さを感じさせるショートパンツ、動き方も滑らかでない棒のような固さ。なのに、あの距離感。口許に押しつけられるアイスキャンデー、シャツの上から男の胸元を辿る指。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】あの服と身体のちょっと固い動き、幼さを感じさせるそのなかに不意に差し込まれる「あの日のセックス、良かったでしょう？」という言葉。わたしなら、「お兄さん」と呼ぶかつての同級生の兄と関係をもつ女性には、もっとフェミニンな服を当てる。それが、こう来たかー！という点で面白かった。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】あの衣裳でするりとこぼされる「女だって同じです」というラストの台詞で、完敗。それまでのやや不器用な固い動きは、(男に仕掛けてるはずの)彼女の防衛策なんじゃ、とも思えてくる。男と、彼の妹をはさんだ不自然な関係。それを口にすることを、彼女自身も怖かった、なんてね。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】もうひとつ、衣裳で「やられた！」と思ったのは、2本目。喫茶店のテーブルに飾られた花が変わることで月日が流れたのを示すのも素敵だけど、前回公演ではまだリーディングだったので衣裳変えはなかった。自死した男の妻と、当時のその恋人。いやいや、隣席でこんな会話してたらめっちゃ聞くわ。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】死んだ男を挟んでのキャットファイト、第1ラウンドの衣裳は、妻も恋人もフェミニンに。喪にふさわしくノーブルなデザイン、紺でまとめた妻と、呼び出され華やかな色もさした強気なフェミニンな恋人と。それが1年後、恋人が階段から上ってくるときはジーンズにボーダーシャツ、眼鏡に括った髪。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】その無造作な装いを見て、1年前の華やかな装い、おろした髪は、マウンティングのためだったんだなと思う。いや、わからない。死んだ男とつきあっていた彼女は、もともとどんな服を着る人だったんだろう。1年前のその日のために、妻に負けないような服をわざわざ買いに行ったというのもいいし、

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】逆に、いつもフェミニンな格好をしていた彼女が、ひどい男のことを調べ、自分と同じくそいつに囚われている妻に「もう自由になっていいんだよ」と伝えるため、敢えてマウンドに乗ってないことを示すために、ああいうラフな服で来た、というのもそれはそれで堪らない。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】恋人ががらりと衣裳を変えてくるのに、季節が巡ってもただそこに立ち尽くしていた妻が同じ紺のフェミニンなセットアップなところも(白い肌の質感とか長い睫毛とか美しいイヤリング)、一年前から同じ場所に囚われて立ちすくんでる感があって良かった。本当に衣裳、今回はどちらも面白かったな。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】と、いうわけで、女性演出家の演出、面白いなって。ま、こんなひねくれた女心の脚本書いてるのは男性なんですけど。なんで書けるんだよと、女性の端くれとして、歯噛みする。どちらも、ここにいない人を挟んだ関係の二人芝居。二人の会話のなかで、妹や死んだ男が立ち上がる。濃密に。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】二人の会話のなかで、そこにいない彼 女/彼の存在が、ぼんやりと影は見えてきて、気配も感じる。だけど、どんな髪をしていて、どんな膚で、どんな目の色をしているのか。あと一歩届かない、もどかしさ。そのなかで、涙と鼻水で顔を歪めた、そこにいる彼女の実在感。生きていることの、強さ。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】自由席、挟み構造の客席だったので、どの辺りがお勧めですか？って訊いてみたら(あとから演出の米内山さんだったことに気づく)、いくつか教えてもらって「あの高い椅子もお奨めですよ」とテーブルそばを奨めてもらう。半端に高くてよくずり落ちましたが(笑)、見え方はとても素敵！いい席。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】向かい合うとき、あちら側に座ってたらこのときこの瞬間の彼女の表情が見えたのにな、と思うこともある。でもそれは、逆も一緒。背後から男に抱きしめられた「猫」の彼女、目尻の落ちそうでこぼれない涙の雫が、照明に照らされて目元にきらめいてるのが見えただけで、あの席で良かったなと思う。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】女二人の個室での会話、2本目。もう、ほんとここは特等席。妻のほぼ斜め後ろなので、彼女が怒りに震える相手の顔が正面から見えるし、妻の伏せた長い睫毛、丁寧に目元にはかれたパウダーの煌めき、1年後に現れた恋人の涙と鼻水でぐしゃぐしゃに歪めた「わたし、恋人を作ろうと思う」も。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【鵺】2本で休憩なし、1時間。コンパクトな作品でしたが、面白かったな。学生時代とってた民俗学の授業、「食べられる家畜」と「セックスできる人間の範囲」の拒否感を対比させた説明があって、ペット/親兄妹が対置されてた。1本目を観ながらそれを思い出してた。いなくなった猫は、どこに行った？

袋とじ「ウメザキ」 @ume_chian

「鵺が、」vol.2～さえずる。初日観劇。昨年の朗読劇で想像でしか無かった世界が現実に降臨。園田さんは１人だけ前回不参加なのにハマり過ぎ。短編とはいえ１時間にあの２役をこなす奥野さんに驚愕。福永さんの癖になる狂気に完全に中毒。笑 #福永マリカ #奥野亮子 #園田裕樹

袋とじ「ウメザキ」 @ume_chian

@ryocokuno ２日間お疲れ様でした！鵺的の本公演も待ち遠しいですが、鵺的の今後も益々楽しみです！！

HiyoHiro_W @hiyohiro_w

「鵺が、vol.2 さえずる」の昼公演を観劇。とにかくセリフ、表情のパワーが凄くて、とてもよい作品でした。 特に福永さんの舞台観るのは2回目なんですが…こんなに凄い迫力のある演技をするとは！！ そして、並んで手に入れた(笑)ポストカード無事に持ち帰ります。思い出と共に。