罪と償い

めい @meysan_3

12のテーマは自由と義務だけど、罪と償いもテーマというかそういう要素として意識して作られてるんじゃないかなあと思いました まる

めい @meysan_3

前も言ったけど、「いずれ償うことになろう」「これは私の償いである」「生きて償うんだな」「死をもって償え」「ナブディスに償う」って、償うって言葉が何遍も出てきてるんですよね

めい @meysan_3

そんで、グラミスは息子に兄を殺させた罪を、息子を守るために死ぬことで償って、ヴェインは兄と父を殺した罪を、弟の踏み台となって死ぬことで償ってるんじゃないかなあと ヴェインは罪が多すぎてそんなに簡潔に言えてしまうもんでもないけど

めい @meysan_3

ザルガバースの最後の特攻未遂が、ブルオミシェイスでの虐殺を止められなかったことを自分の命をかけてでもラバナスタの人を守ることで償おうとしてる、「いずれ償うことになろう」に対応した行動なんだろうなってことに今さら気づいた

めい @meysan_3

そして、ガブラスはバッシュの「生きて償うんだな」には答えずヴェインの「死をもって償え」に「そのつもりだ」って答えるわけなんですけど、これを見てると苦しみを背負って生きる方が償いになるんじゃないのって思ってしまうのだけれども、実際償いになってるかどうかは死んだ人たちが決めることで、

めい @meysan_3

死んだ人たちが何を求めてるのかとか本当に償ってほしいのかとかは生きてる人間には知る由もなくて、その点では償いも復讐と同じようなもので、パンネロの「亡くなった人たちの心は、もう動かないんだよ」って言葉に集約されてくんだなあというのがおもしろいと思いました まる

めい @meysan_3

あと、リドルアナでのガブラスとバッシュの会話なんだけど、「故郷と家族を捨てたあのとき、貴様は永久に消せん罪を犯したのだ！」「そうだ！俺の罪は消えん！罪を背負った命なら、未来への希望を守る捨て石でかまわん！」って、バッシュは自分の罪を認めながらも償うって言葉を使ってなくて、

めい @meysan_3

たぶん他の人とは違って死者の方は見ずひたすら生きてる人間に対して何ができるかを考えてるんだろうなあという感じがする 本能的に、死者のために何かしたところで結局何も変わらないから、生き続けて現実世界に向けて何かした方が有益みたいな感じで動いてそう

めい @meysan_3

罪を償おうとした他の面々が、死というそれっきりの方法で償おうとしているのに対して、バッシュだけは絶対に生き延びて生きてる人間の役に立ってやるみたいな姿勢なとこからも、バッシュの人外感がすごく出てる気がする… 捨て石とか言ってるけど死ぬつもりはさらさらないよねこの人

めい @meysan_3

ヴェインが兄殺し父殺しの罪を償うためだけに死んだかと言うとそんなことはないけど、でも罪を償うためという側面もあるって見方もできるんじゃないかな〜くらいの気持ち

めい @meysan_3

ヴェインは償いというよりも、もう汚れてしまったからそのまま汚い仕事全部請け負ってやるみたいな感じで死者より現実に目を向けてるからそこはバッシュと近いんだけど、でも長生きする気さらさらなさそうだからそこはバッシュと違うんだな たぶん