【備忘録】国連人権理事会の特別報告者の個人の資格と権限を支える各種制度の解説+グテーレス安倍会談内容の実相 #共謀罪
- tkatsumi06j
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0. 普遍的人権レビュー(UPR)の日程
特別報告者の報告と日本に関わる報告日程
@hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA 6月5日から行われる第35回通常理事会の報告一覧には「プライバシー権に関する特別報告者」の報告は含まれていないようです。まだ議事案にも記載がないので,今回の常会では報告されない可能性がありますね。年次報告は今年暮れの常会でしょう。 ohchr.org/EN/HRBodies/HR…
2017-05-28 02:21:30@hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA ちなみに日本は,年次報告の前段に行われる定期的人権審査(UPR)の対象国です。今年のUPRは11月に行われ,審査国のトロイカ(三か国)はカタール・ベルギー・トーゴになる模様です。すべて公開情報です。 ohchr.org/EN/HRBodies/UP…
2017-05-28 02:32:44@hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA 尚,6月の人権理事会の常会では「プライバシー権」は扱われないようですが「表現の自由」に関する報告は予定されており,日本・タジキスタン・トルコについて特別報告者のデビッド・ケイ氏が訪問調査の結果を報告するようです。「プライバシー権」は次回に回されたみたいですね。
2017-05-28 03:07:59@tkatsumi06j @hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA ケナタッチ氏は昨日の報道特集のインタビューで「今年の9月に日本を訪れたい」と言ってらしゃいました。その事だったのだと分かりました。情報をありがとうございました。
2017-05-28 10:38:01@Epsilon273 @hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA はい。報告書を作成する場合は、先ずは①公的機関や民間の専門機関などから情報を収集し➡その上で②審査対象国政府に事実関係を確認し➡③対象国政府に訪問調査の可否を確認➡④対象国に訪問調査を実施➡⑤調査報告をまとめる➡⑥理事会で報告を行う➡⑦審査という流れになります。いまは②の段階。
2017-05-28 10:50:10@tkatsumi06j @hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA ④の段階が9月になる、という事ですね。ケナタッチ氏は人事理事会のスケジュールに合わせ着々と作業を進めておられる事がよく分かりました。教えていただき本当にありがとうございました。
2017-05-28 10:55:26@Epsilon273 @hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA はい。④訪問調査は9~10月とのことですが、前段の②事前調査(書面による確認)で日本政府が協力を拒否するならば、報告には自ずと「欠落」ができます。そうなると日本はUPRという普遍的人権審査に十分に協力しなかった実績を残すことなり、プライバシー権に関する国際的発言力を失います。
2017-05-28 11:08:31@tkatsumi06j @hiroshimilano @ShojiMasumi2015 @WjxX9H8wO3OWJpA やはり菅官房長官が言っていた「個人として」云々は的外れな政府見解という事ですね。安倍政権、日本の為になっていないとこの件でも断言出来ます。大変よく分かりました。ありがとうございます。
2017-05-28 11:26:541.「個人の資格」を支える考え方(その1)
個が強力な機関から授権して権限を持つという概念
「特別報告者は国連とは別の個人の資格で活動しており、その主張は必ずしも国連の総意を反映するものではない」 重要なのはこの発言部分だと思いますゾ
2017-05-28 14:53:59その通り。国連に雇用されていないから”雇用主”(事務総長等)の意向に左右されることも,各加盟国(自国含む)の意向に左右されることもないということ。それがimpartiality(独立性)を担保する。「個人」を矮小化して考える日本の前時代的な考え方と国際社会における考え方の違いだ。 twitter.com/oosawa3gou/sta…
2017-05-28 15:13:01国連や組織のバックがないから個人が弱いのでも,その権威がいささかでも劣る訳ではない。国連の常設機関となった人権理事会が「決議」を行い,「選出」し,「権限」を付与された個人なのである。国際社会の合意に基づく選出と授権,ここにいち私的個人に限られない正当な権能が認められるのである。
2017-05-28 15:16:44国連職員が国や国際機関の様々な利害にさらされる中にあって(それは保守的観点でいえば前事務総長の対日政策の偏向降りからも明らか),これら利害から自由であり,かつ,それ故に強い権限を持つこと。これが国連機関(人権理事会)の総意に基づき「授権」されるということの意味だ。その逆ではない。
2017-05-28 15:19:382.検証「グテーレス国連事務総長と安倍首相の会談」(その1)
国内報道機関(共同・読売)は英字でどう報じたか
@nyaontaro 共同国際版でもソースは外務省となっていて信用できないですね。一方共同と読売系のJapanNewsではなんと英文がまるで違います。読売かが"consensus"としているところを共同は"opinion of"としています。 mainichi.jp/english/articl…
2017-05-29 00:23:41@nyaontaro 共同国際版「外務省によると、カナタッチ氏の主張についてグテレス事務総長は、特別報告者は国連とは独立した個人の資格で行動しており、報告者の見解は必ずしも国連の意見を反映するものではないと安倍首相に語ったという」 japantimes.co.jp/news/2017/05/2… pic.twitter.com/W782YjWdIp
2017-05-29 00:34:00@nyaontaro 読売国連版「安倍首相との会談で国連のグテレス事務総長は、国連人権理事会の特別報告者が書簡で述べた日本のテロ対策法に関する懸念は必ずしも国連のコンセンサスを反映するものではないと語った」➡ the-japan-news.com/news/article/0… pic.twitter.com/UVepGHvwpQ
2017-05-29 00:48:11@nyaontaro 読売国際版➡「安倍氏はG7会合の会場で10分ほどグテレス氏と会談。会談の中で安倍首相は、同法案は国際犯罪防止条約に加入するために必要なものだと説明。グテレス氏は、特別報告者であるジョセフ・カナタッチ氏は、国連とは独立した個人の資格で任に当たっていると語った」 以上 pic.twitter.com/vVrQrwBIBL
2017-05-29 00:57:26