「人種戦争 RaceWar 」by Gerald Horne ■著者略歴 :ホーン,ジェラルド ヒューストン大学教授。専門はアフリカ系アメリカ人の歴史。
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「人種戦争 RaceWar 」by Gerald Horne 1941年 香港―「白人優越」の世界を日本軍が変えた。「純血の白人」以外は人にあらず! 太平洋戦争は人種差別をめぐる戦いだった。当時の貴重な記録をまとめた、日本では知りえなかった真実。(監修者によるまえがきより) pic.twitter.com/cBNaWSlacM
2017-06-03 12:06:191. イギリスが香港を領有してからおよそ一世紀が経過した1941年12月に日本軍が香港を占領し、まるで聖書の黙示録の予言と最後の審判が同時に起こったかのように大多数の住民に熱狂的に迎えられた背景には人種差別があった。/香港で破られた「白人の優越」『#RaceWar』G・ホーン pic.twitter.com/dKctora3hE
2017-07-25 05:02:032.ある評論家は、「イギリスにとって、軍事的な敗北より心理的な打撃のほうが大きかった」「アジア人が大英帝国に与えた最大の衝撃」だったと語った。「白人の優越」という城塞が、あっけなく破られたのだった。/香港で破られた「白人の優越」『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:22:233.イギリス人特派員I・モリソンは「極東で白人が持っていた特権は過去のものとなり元に還ることはない。白人は自らの行く道を人種とか肌の色とか海軍力への信仰に拠らずに各人の能力と資質によって選択せねばならない」と説いた。/香港で破られた「白人の優越」『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:22:414.白人は自分たちが有色人種に対して犯してきた罪によって、罰せられる時が到来したことに震え上がっただけでなく、新しい人種秩序の中で、最下層に落とされるのではないか、と怯えた。/香港で破られた「白人の優越」(了)『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:23:045.日本軍の収容所では、日本軍の管理下で働いていた者の「過半数」が朝鮮人と台湾人だった。彼らの地位が最高で、白人は最低というのが新たな秩序だった。アジア人が、白人を「劣等で、従属すべき人間」と見做すようになった。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:23:246.アメリカに日本人が犯した最大の罪はアジア主義の旗を揚げ有色民族に誇りを擁かせ白人の誇りを貶めたことだ。極東国際軍事裁判は、日本が白人上位の秩序で安定していた世界の現状を壊した、驕慢な民族主義を大罪として裁いた。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:23:467.P・ハーディは、ユーラシア人(白人とアジア人のハーフ)だった。日本軍登録所で「父はイギリス人か」と尋ねられた。父が白人なら収容され、父がユーラシア人ならもう一つのテーブルに。ハーディは日本軍の運転手となった。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:24:098-1.J・ダワーは「今日のアメリカ人に第二次大戦中、どのように人種差別から残虐行為が行われたかと尋ねればナチスによるユダヤ人虐殺を挙げよう。が、アメリカ人に最もひどい仕打ちをしたのはドイツではなく日本だった。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン pic.twitter.com/Edqe32Ls8o
2017-07-25 05:03:098-2.人種問題はアジアで起こった。日本の侵略は「白人の優越」を覆し白人に世の終わりの惨状を世界に齎した。-Japan in War and Peace 1995-」。イギリス人はもとより白人に大きな衝撃を与えた。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:24:499.ニュージーランド先住民との戦いを研究したJ・バリチは「日本軍の白人への攻撃が、あまりにも凄まじかったのでイギリス人は悪夢から目覚めた子どもと同じに何も起こらなかったのだと言いきかせ全てを忘れようとした」と。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:25:0510.ジャーナリストのT・ホワイトは「アジア人の白人への憎悪は書くことができなかった。アジア人は誰もが我々白人全員を嫌悪していた。歴史をみれば当然だろう」とアジア人が耐えてきた植民地主義の人種差別の歴史に言及した。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン pic.twitter.com/I563cMArM8
2017-07-25 05:04:2611.ホワイトはアメリカの友だった蒋介石でさえ、「本心では、白人を嫌っていた。アメリカのなかでは黒人だけが、白人によってアジア人がどれほど苦しめられていたか理解できるだろう」と、話している。/日本人の白人に対する残虐行為『#RaceWar』G・ホーン pic.twitter.com/gItaPMmH2Y
2017-07-25 05:05:3612.イギリスは、日本軍による白人への残虐行為に「ほとんどの中国人が関心を示さない」「中国人は日本軍がそのような行為に及んだのは、白人を辱めてアジアから追放する為だと思って密かに喜んでいる」と報告を受けた。/日本人の白人に対する残虐行為(了)『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:26:1113.事実を捻じ曲げて、「日本軍がアジア人に対して、ありとあらゆる残虐行為に及んでいる」という宣伝が行なわれた。日本軍が白人に残虐行為に及んでいると報告すると「アジア人のために戦う日本」のイメージを広めかねなかった。/白人側の人種差別の宣伝とは『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:26:3014.白人と有色人種が平等だという戦後になってからの人種政策や、「白人の優越」が否定されることは、日本軍の進攻によってすでに戦時中から明らかになっていた。/白人側の人種差別の宣伝とは『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:26:4415-1.1942年半ばに、アメリカの心理戦争合同委員会は、イギリスに「太平洋戦争を、「大東亜戦争」にすり替える日本の宣伝を阻止することが、重要だ」との極秘の提案書を送った。/白人側の人種差別の宣伝とは『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:27:0015-2.「アメリカの白人社会に対して有色人種に対する激しい人種差別を和らげる宣伝を行なうべきである。そうした宣伝は人種偏見に直接、言及してはならないが有色人種のよい面を伝えることで間接的に可能だ」と提言し、・・/白人側の人種差別の宣伝とは『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:27:2915-3.・・「「こびと」「黄色い」「細目の」「原住民」といった表現を避ける」ことや、「アメリカの黒人活動家が、白人を非難する日本の宣伝を受け売りしていること」にも言及した。/白人側の人種差別の宣伝とは『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:27:5216-1.オーストラリアでは「人種の優越」に言及することをやめるよう極秘の指令が出た。唯一つ許されたのは、ドイツの人種政策の利用で、「ドイツ民族は全ての民族の中で最も優れ、日本人は奴隷に適している」と主張していた。/白人側の人種差別の宣伝とは『#RaceWar』G・ホーン pic.twitter.com/fJMUbSJ6VT
2017-07-25 05:06:2616-2.また、「インドシナでは黄色人(日本人)がのさばり白人より優れていることを誇示していた為に戦後もベトナムがフランス植民地に復帰することは困難だ」。白豪主義オーストラリアは人種差別政策を表面上、撤廃した。/白人側の人種差別の宣伝とは(了)『#RaceWar』G・ホーン
2017-07-06 04:28:1917-1.歴史家P・デュースは「日本人は西洋の脅威から守る為に近代国家の道を歩んだ。白人の奴隷、植民地支配への恐怖だ。この脅威から「白人の優越」を覆さねばと思った。平民解放のフランス革命や労働者解放のロシア革命より壮大だった」/日本は自衛の為に戦った『#RaceWar』G・ホーン
2017-06-06 11:38:0517-2.「それは有色の民の解放という人類史の大革命だった」。日本の切実な戦いは自衛だった。大英帝国がアフリカ人部隊やアジア人部隊を拡大した中で「白人の優越」を崩壊させ搾取された民を救うことが日本への脅威を除くことになった。/日本は自衛の為に戦った『#RaceWar』G・ホーン
2017-06-06 11:45:0018.イギリスのカーゾン外相は、インド総督を努めたこともあったが、「我々がインドを統治する限り、イギリスは世界で最強だ。インドを失えば、即座に三等国となってしまう」と言ったのは正鵠を射ている。/日本は自衛の為に戦った『#RaceWar』G・ホーン
2017-06-06 11:46:2819.日本で近代化の思いが頂点に達したのはイギリスがインド兵をアフリカだけでなくアジアの戦闘にも投入した時だ。アメリカはアジアの戦闘に黒人兵を用いた。アジア人同士を戦わせるというより類人猿同士で戦わせる「白人の優越」だった。/日本は自衛の為に戦った『#RaceWar』G・ホーン pic.twitter.com/3a9nmCkbUs
2017-07-25 05:07:30