足のニオイが酢で消えた?

反復が取れていない実験だが、薄めた酢で長年お悩みの足のニオイが消えた。足裏の微生物生態系が酢をエサにするものに変化したためと考えている。アレルギー等の問題もあるので安易に真似しないでください。ただし専門家の人、真面目に研究する価値ありと考えます。
テクノロジー コメント欄が本番
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shinshinohara @ShinShinohara
足のニオイに長年お悩みの男性。確かに靴を脱ぐとそれはもう大変な。そこで「「実験」してみませんか」と提案。1日に1回10分程度、10倍に薄めた酢(0.4%酢酸)に足を浸けるというもの。それを数日試したところ、実験開始翌日からニオイが止まり、実験終了後もニオイがしなくなった。
shinshinohara @ShinShinohara
うまくいくと確信があったわけではなかったが、その効果の大きさにちょっと驚いた。 この「実験」の仮説はこう。足のニオイは、足に常在する微生物(足クサ菌)の仕業だろうと推測。汗などの分泌物をエサにしてニオイ物質を出すのだろう、と考えた。
shinshinohara @ShinShinohara
ならば、汗などの分泌物をエサにする微生物生態系から、酢(酢酸)をエサにする微生物生態系に変えてしまえば、足クサ菌が主役でいられなくなり、別の微生物生態系に代わって、ニオイが発生しなくなるのでは、と仮説。そこで、そこそこ酢の濃度が高い10倍希釈液で足を浸けることを提案した。
shinshinohara @ShinShinohara
酢を選んだ理由としては、多くの微生物にとって殺菌作用があること、それでいて酢酸を好んでエサにする微生物もいること、足の裏から分泌される汗の成分(タンパク質やアセトアルデヒド(酒飲みだと多い))とは大きく異なるので足クサ菌は主役から転落すると予想されたことだ。
shinshinohara @ShinShinohara
また、ニオイ物質は、窒素含有物、硫黄含有物、水酸基の多い物質にだいたい分類される。酢酸はこれらの物質と化学構造が異なるので、酢酸を主なエサにする微生物生態系に変えれば、足クサ菌は活躍できなくなるだろうと予測した。酢酸がダメなら乳酸、クエン酸で試そうと相談していた。
shinshinohara @ShinShinohara
すると、まさかと思ったが、酢の10倍希釈で著効を示した。ニオイが一発で消えた。汗をエサにする足クサ菌から、酢酸をエサにする微生物生態系に置き換わったらしい。実験終了後も、一度変化した生態系は元に戻らず、足クサは終焉した。
shinshinohara @ShinShinohara
足のニオイに悩んでいる人は多いと思われることから、この方法を紹介する。ただし反復実験はしていない。酢が目に入ると危険だし、足に傷があると滲みるし、アレルギーのある人にはお勧めできない。あくまで自己責任。しかし、足の微生物生態系を変えるというのは、面白い方法だと思う。
shinshinohara @ShinShinohara
実は、足のニオイは微生物生態系によるもの、という着想は「ためしてガッテン」から。ある高校生が妹の蚊の被害がひどいのを見かねて、足の裏をエタノール消毒したら蚊に噛まれにくくなったという。ただし効果は一時的なものだったらしい。 www9.nhk.or.jp/gatten/article…
shinshinohara @ShinShinohara
それもそのはず、エタノールで殺菌しても、どこかに微生物は生き残っている。汗の成分をエサにして復活すればよいだけのこと。エサの主体が汗である限り、殺菌しても似たような微生物生態系が復活してしまう。殺菌では一時的な効果しか見込めないし、次第に効果が失われていくだろう。
shinshinohara @ShinShinohara
というのも、微生物は耐性を持ちうるからだ。エタノールで殺菌することを繰り返すと、エタノールに強い微生物生態系に育ってしまう。エサの主体が汗である限り、汗をエサとする微生物が増えやすい。すると、どうしても足クサ菌が優占種になる可能性が高くなる。
shinshinohara @ShinShinohara
酢は、それ自体がある程度殺菌力を持つが、それ以上に期待したのは「汗とは異なるエサ」の提供だった。酢の殺菌力で足クサ菌が痛めつけられるのと同時に、酢酸を好む微生物が増えてくる。すると、微生物生態系の主役が入れ替わる。生態系を変えてしまうのが主眼。そしてどうやら成功した。
shinshinohara @ShinShinohara
これは逆に「ためしてガッテン」の内容に応用すると、蚊に噛まれやすい体質の人が噛まれにくくなる可能性もある。薄めた酢に足を浸けることで足の微生物生態系を変え、蚊の好む体臭を消してしまうことで、噛まれにくくするという仮説だ。
shinshinohara @ShinShinohara
「エサを変えることで微生物生態系を変えてしまう」という方法はいろいろ応用が効きそう。研究者の人、真面目に研究して欲しい。水虫ならずとも、足のニオイでお悩みの方はかなり多いはず。結構なヒット商品に育つ予感がする。

コメント

morikan @Ref352101 2017年6月4日
ならば今後、汗の代わりに酢を常に分泌しなければ元の微生物生態系に戻ってしまうね。がんばれ。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 何日か毎日続け、生態系の主役が入れ替わって安定化すると、足クサ菌が再び主役に戻ることが難しくなるようで、酢漬け作業を行わなくなって2週間以上になりますが、足のニオイは特にない状況です。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara 酢酸を好む微生物が増える"かも"知れないけれど、酢酸が無くなったらその微生物は何を食べて生態系を安定化してるのでしょう?。角質や汗は常に存在し続けてるわけで、エサがあれば臭気を出す一般的な表皮常在菌が繁殖しますよ。ちなみに一般的な表皮常在菌は酸を分泌しますので酸に強いです。お肌が弱酸性とか聞いたこと無いですか?要は表皮常在菌の異常繁殖で臭気が強かったが清潔に保ったら改善した。とか。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara もしくは「臭気を放ち酸を好む一般的表皮常在菌」ではない、「もっと異臭を放つ何らかの菌」が異常繁殖し異臭を放っていた。それを酸で洗い清潔に保ったため「臭気を放ち酸を好む一般的表皮常在菌」の繁殖によって、臭気が普通になった。とか。「超足クサ菌」が死滅して「だだの足クサ菌」になっただけとかね。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 酢酸が角質にある程度染み込むんじゃないかと推測しています。酢酸は別の実験で結構殺菌力が強くて驚きました。角質は比較的分解の難しい物質(固くて少しずつしか食べられない)ですから、酢酸が染み込むと、酢酸好きの微生物が有利になるのかもしれません。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 生態系が一旦破壊されてから安定化する場合、元の生態系に戻るとは限りません。これも推測でしかないですが、酢酸でも死なずにすむ菌だけで生態系を再構成した可能性があります。氷河期がきて恐竜が滅んだあと、哺乳類の時代が来たように。温暖になっても恐竜が戻らなかったように。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
[c3804633] その辺の応用ですね。一回浸けるだけだとニオイ物質と酢酸が反応して別の物質になるだけなのですが、毎日続けると酢酸をエサとする微生物生態系に変わるだろう、という仮説が今回、もう一歩進めた点です。それだけと言えばそれだけなんですが。
ユーコン @yukon_px200 2017年6月4日
これの研究者は他人の足クサ菌を培養したり、匂い嗅いだりしなきゃならんのか、、、科学の道はキビシイのぉwww
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara まず、先ほど「一般的表皮常在菌」と書きましたが、一般的に黄色ブドウ球菌の事です。足等の悪臭の原因菌です。悪臭とは黄色ブドウ球菌の代謝物3-メチルブタン酸が一般的です。コレを前提に書きます。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara 黄色ブドウ球菌が正常に繁殖している健康な表皮は、黄色ブドウ球菌が皮脂、角質、汗などを食べ、分泌する酸によって弱酸性を保ち、それによって他の雑菌の繁殖を防ぎ人間を守りつつ、悪臭である3-メチルブタン酸も分泌します。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara 「酢酸でも死なずにすむ菌」との事ですが、そもそも黄色ブドウ球菌が酸に強く、酸性環境で繁殖します。よって、薄めた酸で完全に滅菌されるとは考え辛いです。仮に滅菌されても足だけならば、全身にこびり付いてる黄色ブドウ球菌ですぐに補充されます。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara 全身にこびり付いてるどころか、家の床、靴下、靴、寝具などありとあらゆる、人が接触した場所に存在しますし、他の人間からの接触でも補充されます。この黄色ブドウ球菌が貴方のおっしゃる「足クサ菌」の正体です。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara その上で、貴方の足の臭いの変化を理由づけするならば、黄色ブドウ球菌以外のもっと悪臭を放つ雑菌が足で繁殖してた事が考えられます。または黄色ブドウ球菌が異常繁殖してた。どちらにしても黄色ブドウ球菌の分泌する酸では殺しきれない、あるいは異常繁殖するほど不潔だった事が考えられます。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara そこで酸で洗い汚れを落とし他の雑菌を滅菌した上で清潔にする事で、黄色ブドウ球菌の正常な繁殖に手を貸した。つまり「超足クサ菌」が滅んで「普通の足クサ菌」が繁殖した、あるいは「普通の足クサ菌」の異常繁殖を抑えたって推測です。なぜ推測なのかは、直接臭いを嗅いで異常臭か正常の範囲なのかわからないからです(笑)
morikan @Ref352101 2017年6月4日
yukon_px200 定量・定性分析範囲を予想するのにウンコの臭いを嗅ぎ、臭気と強度から予想立てるのなんてざらです。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 現時点ではどの理論も仮説の域を出ないので、ご指摘の仮説もありうると思います。ただ、「ためしてガッテン」でエタノール消毒が一時的な効果しかなかったように、殺菌は生態系が復活することが多いです。私は根圏微生物の観点から、「エサの主役を変える方が生態系を変えやすい」と判断しました。果たして仮説通りのことが起きたかどうかは、メタゲノム解析などが必要ですね。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara ですから、エサの主役を変える→自力で酢を分泌になるんですってば。ブドウ球菌は酸に強いと書きましたよね?エチルアルコールは表皮常在菌であり酸に強いブドウ球菌も滅菌します。ゲノム解析なんて面倒な事しなくとも、GCと一般的な微生物培養で充分できますよ。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 生態系は単離培養時の体験とずいぶん違うことに注意が必要です。複合培養系の場合、エサが変わると優占種が容易に変化します。酢酸でなくても、ブドウ糖などでも同じことが起きる可能性があります。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 酸に強いと言っても、酸によって反応が微妙に変わることがあります。たとえばグルコースもスクロースも利用できる微生物2種がいたとして、どちらの糖を与えるかによって優占種が変わります。私の仮説では、菌が死ぬ必要はなく、優占種さえ変わればいいんです。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 ブドウ球菌も菌株によってかなり癖が違うでしょうから、ニオイ物質産生能が違うでしょうね。スゴくクサイブドウ球菌からそれほどでもないブドウ球菌に変わるだけでも朗報だと思います。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara なら自力でブドウ糖を分泌してください。エサを変える→人の代謝分泌物を変える。体質の変化に依存する話で、数回体表のごく一部を酢で洗う事とは、話が大きく外れるけれど?
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara 生活環境が大きく変わらなければ、優勢は変わりませんよ。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 いくら理論を議論しても、現実に何が起きるかの再現性がまず大事です。なにせ反復が取れていないんですから。まず反復数を増やし、この現象の再現性が確認されてからメカニズム解明の価値あり、判断されます。現時点では、メカニズムの前に反復数の確認です。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara ですからそれを人体に当てはめると、人の代謝分泌物を変える事になりますよ。生活環境が変わり体質が変わり、人体の分泌物の質・量共に変化し、それをエサとする常在菌の優占種あるいは代謝物が変化する。酢で洗うとはどんどんかけ離れてくる。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara どうぞがんばってください
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 私もその人の分泌物が変わらない以上、元の微生物生態系に戻る可能性が高いと考えていました。ですので酢酸というバイアスひとつだけではなく、乳酸やクエン酸などを畳み掛けて生態系を変えようと考えていました。ところがこの1件に関しては、酢酸だけでことがすんでしまいました。今後、検体数を増やすと酢酸だけではどうにもならない例が出てくるかもしれません。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月4日
Ref352101 ありがとうございます。ただ、私の回りで足のクサイ人がみつかれば、ですが。
morikan @Ref352101 2017年6月4日
ShinShinohara ある程度再現性があれば経験則としては有用かと。自分も農業系に一部係わらせてもらい、植物成長促進根圏微生物を商品として販売してるヤツに係わってました。経験上ですが、昔の米農家と測量士と営林署の人は足が臭い(笑)というか白癬菌。あと皮脂が多い人。すぐ見つかりますよ。
回れるように急ぐ @EBISU_DOU 2017年6月5日
あー昔風呂用スリッパの中にお酢張ってやってたなぁ でも・・・だった 最近聞いたグランズレメディが気になってるとこ
もうだめぽ @moudamepo150701 2017年6月5日
東北の方のどこだかの道の駅で地元特産の備長炭を使った足用の酢酸溶液を売ってた記憶がある。もう10年以上前なんで、どこだったかあやふやだが山形の赤湯とかあのあたりだったような…。
shiroi @68Shiroi 2017年6月5日
水虫対策で昔から薄めた酢を使うとかありませんでしたっけ?
まさご叔父さん @masago53 2017年6月5日
きちんと菌を培養して、比較実験してメカニズムを解明して頂きたい内容
もうだめぽ @moudamepo150701 2017年6月5日
68Shiroi 俺が東北の道の駅で見た備長炭を使った酢酸溶液のも水虫に効くってのが売りだったな
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月5日
moudamepo150701 木酢液も主成分は酢酸ですから同様の効果があるかもしれませんね。ただ、木酢液はタール分等を含み、殺菌力が強すぎるかもしれません。皮膚への刺激性も強いです。殺菌力が強すぎると、かえって生態系の主役交代が起きにくくなることがあるようです。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月5日
moudamepo150701 殺菌力が強すぎてエサにするのも難しいと、殺菌力が及ばなくなってから、元の菌が勢力を取り戻すことがあるようです。別の菌が有利になる状況を用意しておきたいですね。皆殺しではなく、政権交代を目指したいです。
barubaru @barubaru14 2017年6月5日
テラマイシン塗った方が効果あると思う
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月5日
barubaru14 殺しすぎて微生物生態系が貧弱になると、かえって病原菌が根付きやすくなる恐れがあるんですよね。
ランド(再生中) @rando_Life 2017年6月6日
酢で匂いが消せるのは有名の話じゃなかったか(''_'')中学の時ぐらいから聞いた事あったし…。
shinshinohara @ShinShinohara 2017年6月6日
rando_Life ニオイを消せるのは有名でしたけど、継続施用でニオイを出さなくなるかどうかはハッキリしていなかったようです。当時は常在菌の存在とかハッキリしていませんでしたしね。まあ、まったく新しい話でもなく、温故知新です。
フローライト @FluoRiteTW 2019年9月8日
ひらめいた。毎日浴槽にボトル1本分の酢を入れて全身を希釈酢漬けにすれば、足裏だけでなく腋や首筋耳の裏など全身をケアし加齢臭の悩みをただの酢臭に変えることができるのではないだろうか
JIT_MIRUMIRU @JIT_MIRUMIRU 13日前
これ、単純に『殺菌』されただけなのでは。アルコールでやっても同じ結果が得られそう。
エリ・エリ・レマ・サンバディトゥナイ @mtoaki 13日前
JIT_MIRUMIRU アルコールを塗ると蚊が寄って来ないのに、アルコールを飲むと蚊が寄って来る。ふしぎ!
プラタ🍃 @prata_0123 13日前
結構昔から個人ブログや生活情報サイトレベルの話でお酢に角質を除去する(結果的にニオイも除去する)作用が言われてましたよね 検索するとボロボロ出てくる
フローライト @FluoRiteTW 12日前
しかし、奥様が求めていたのはポン酢ではなく味ぽんだったのです・・・・!
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