岩手県職員の方が実際に感じた感想をまとめました

スパーズ @ayumiueno

【感想１】今、盛岡市内で行っていた救援物資の配送作業から職場に戻って来ました。いくつか感じたことを個人的な感想としてお伝えします（岩手県の公式見解ではないのであらかじめご了承ください）。

スパーズ @ayumiueno

【感想２】救援物資について、現在企業からだけ受け付けているのは、これだけに多くの避難民が出ている状況で物資を迅速に届けるためには同一規格の段ボールに収納された同一種類の物資が最も効率的に仕分けでき、かつトラックに収納しやすいということがあります。

スパーズ @ayumiueno

【感想３】４トントラックに最大限積みこむ時に多種類の物資やダンボールがあると仕分けにも時間が掛かり、また荷台の密度いっぱいに荷物を積むことができません。そのため現在は大量に物資をご提供いただける企業の皆さんからのご支援が一番避難民を救う方法だと考えます。

スパーズ @ayumiueno

【感想４】個人的なコメントになりますが個人であるいは少ししか物資を提供できない企業さんは、物資を提供するよりも「義援金」の手助けが現時点では最も役立つと思いました。これは作業を手伝ってみての実感です。量が少なくて大きさの違う段ボールをたくさんトラック荷台に積み込むのは苦労しました

スパーズ @ayumiueno

【感想５】全国の企業の皆さんのご支援で物資が集まってきていますが、今日現場の担当者に聞いたところ、特に不足していたのはトイレットペーパー、マスク、粉ミルク（ミルクアレルギーのないものも）でした。このような物資を大量に（ここが大事）ご提供いただける企業の方を必要としています。

スパーズ @ayumiueno

【感想６】ただし、必要な物資は刻々と変わりますので、ご提供いただくときに担当窓口（岩手県経営支援課019-629-5544）に何が足りないかなども相談してみてください。ただし小口の物資受付はしていないことを申し添えます。

スパーズ @ayumiueno

【感想７】今日送り出した主な荷物は、毛布、防寒着、カイロ、米、パン、カップラーメン、水、野菜ジュース、果物（バナナ、りんご）、チョコレート、ポリタンク、アルファ米（五目ごはん）、生理用品、赤ちゃん用の水、粉ミルク、紙おむつ、ごみ袋など。これは一律ではなく地域の要望で違います。

スパーズ @ayumiueno

【感想８】これで最後ですが、２４時間体制で関係者一丸となって物資を仕分けて、積み込む作業を今も行っています。私がいた１２時間でも１０台以上の４トントラック、３台の自衛隊トラックを荷物満載で岩手県沿岸の各都市に送り出しました。

スパーズ @ayumiueno

【感想９】現地で支援したい、あるいは行くので支援を！というツイートが散見されますが、今は地元で義援金を募ったり、IBCさんの「避難民のためにラジオを提供しよう」のような遠隔地にいても支援できるようなアイデアに知恵を出してほしいと思っています。以上個人的な感想でした。

All About サポートチーム @allabout_info

人々の助けになる寄付・募金方法は？ http://ow.ly/4evNB／被災地に迷惑をかけないガソリン補給を http://ow.ly/4evQT／被災軽微な人もすぐできる支援 http://ow.ly/4evP4／計画停電の準備と過ごし方 http://ow.ly/4evQd

スパーズ @ayumiueno

昨日の救援物資の積込み作業（途中）です。このようなトラックで同一種類の物資・段ボールを大量に岩手県沿岸の各都市に輸送するので、現時点では個人の物資支援はご遠慮いただき企業の皆さんからのご支援をお待ちしています。http://ww http://twitpic.com/49l6lu

拡大

スパーズ @ayumiueno

（続き）大手寝具メーカーさんからご提供いただいた毛布の入った大量の段ボールを積み込む直前の様子です（昨日）。数千人の避難民に迅速に物資を送るには大量の物資の支援が必要です。個人の小口支援はご遠慮していただき今は義援金で応援してく http://twitpic.com/49l7xp

拡大