公文俊平さんによる『そろそろ、人工知能の真実を話そう』ガナシア(早川書房)についての感想(170605)

(省略) 「解説」・西垣通「本来のAI技術が、 シンギュラリティという怪しげな神話によって変質してしまうことを批判」『そろそろ、人工知能の真実を話そう』ジャン=ガブリエル ガナシア、伊藤直子・訳(早川書房) - HONZ http://honz.jp/articles/-/44063 仏哲学者ガナシアさん、警世の一冊 AIとの共生、決めるのは人間 - 産経ニュース http://www.sankei.com/life/news/170605/lif1706050012-n1.html 続きを読む
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Shumpei Kumon @kshumpei

➀仏人ガナシアの『そろそろ、人工知能の真実を話そう』が面白い。GAFAは企業を超えた智業だ。彼らは、情報・知識やそのサービスを知民に無償提供する一方、知民の生活情報を無償取得している。その収入源は今は広告だが、いずれは智業が提供するプラットフォームの使用料に包摂されていくだろう。

2017-06-05 16:36:33
Shumpei Kumon @kshumpei

②過去の産業革命に匹敵する智業革命の担い手たちは、そのうちに経済権力や政治権力も握るだろう。(その企みの目晦ましが「シンギュラリティ」到来論の喧伝だというガナシアの指摘はなかなか鋭い。)

2017-06-05 16:37:03
Shumpei Kumon @kshumpei

③しかし彼らがそのまま「国家」になれるはずはないので、別途「国民国家」から「地球国家」への移行(知民も参加する知民革命?)が起こるだろう。地球国家では、「ベーシックインカム」が、国の発行するバーチャルな「ヘリコプターマネー」によって全国民に支給されるだろう。

2017-06-05 16:38:30
Shumpei Kumon @kshumpei

④このあたりは井上智洋さんの解説に待ちたいところだ。(連ツイ終わり)

2017-06-05 16:40:01