大戦中の日本機が欧米の一流国機に劣っている点は、一言で言えば基礎的工業力の不足によるものです。
「レッドブル・エアレース 千葉2017」で「零戦」が東京湾上空を飛行(Impress Watch) headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-… んー、エアレースに米軍機が国籍マーク付けたまんま出るのは通例なんで、日の丸だけアカンというのは難しいだろうねえ。
2017-05-10 14:08:37そもそもパイロットの多くは軍人上がりだし、エアレースというものじたいが射撃競技やバイアスロンや銃剣術みたいなもんだということか。
2017-05-10 14:13:03このあたりに対する感覚の相違も、おぷ氏の指摘する「リベラルと左翼の差異が可視化される事例」かも。 twitter.com/ef2818/status/…
2017-05-10 14:22:07まあこの件に関して日の丸は(例えば)挑発的だとクレイムする正当な権利は零戦に撃墜されて大勢死んだ連合軍側にあるわけで、彼らがそれで構わんとするならどうしようもないという話も。そもそも機体のオーナーは米国人だし。
2017-05-10 14:29:39こういうのに便乗して戦前的なるものを称揚しようとする勢力がウザイと思うのは自分も同じだが、日の丸がついてるからどうのこうのというのは対抗の仕方として筋が悪いという話かな。
2017-05-10 14:35:12こちら繋いどきます。ドイツでメッサーシュミットが飛ぶことはないんじゃないかという指摘へのリプ。 twitter.com/kabutoyama_tar…
2017-05-10 15:31:21@radio_tg 少なくともベルリン航空ショーでBf109もMe262も飛んでるようです。 さすがにハーケンクロイツは消してますが、それはもう当たり前田のクラッカーという話で。 book.geocities.jp/bnwby020/ila20…
2017-05-10 15:19:30いつも言ってるドイツと日本の事情の違い twitter.com/kabutoyama_tar…
2017-05-10 15:32:57@radio_tg 日本の左派の感覚だと鉄十字file.erlkoening.blog.shinobi.jp/eisernes_kreuz…もアカンのじゃないかと思っちゃいますけど、戦後のドイツ軍もこれ使ってますしね。 やはりこのあたり、ナチだけを切断できるドイツと、そのあたりべったりと地続きになってる日本との相違は悪い意味ででかいです。
2017-05-10 15:25:35@kakitama それ結構ややこしい問題ですよ…というのは特にこの時代の戦闘機って、兵装を外したらただの「高性能な飛ぶための機械」にすぎませんから。 自動車に喩えれば、スポーツカーやレーシングカーに機銃積んで撃ち合ってた程度の代物。
2017-05-10 17:51:23@kakitama 防弾装備はまさに「兵装」ですので、極めて逆説的に、零戦は軍用機としては極めて未熟な民生品紛いだったという言い方もできますね。
2017-05-10 18:07:18「戦争の道具だからダメ」という批判の仕方も、ことクラシックな軍用機に関しては極めて筋が悪いのよね…このあたり、「風立ちぬ」絡みでも結構いろいろ書いたんだけども。
2017-05-10 18:21:58八幡製鐵所で作られた鉄は、戦艦や戦車の材料ともなったが、鉄道や橋梁の材料ともなった。はてさて、この世には「良い鉄」と「悪い鉄」、あるいは「人を幸福にする鉄」と「人を殺す鉄」というようなものが最初からあるのか? twitter.com/kabutoyama_tar…
2017-05-10 19:45:14@kakitama いやそういう問題ではなく、あくまで技術論として、航空機技術って民生と軍用の区別がほとんど意味を成さないんですよ。特にこの時代は。 むしろ問うべきは、「科学技術が軍事に導かれなければ発展しない構造」なのです。
2017-05-10 18:37:23いや鉄道や橋梁だって、確かに人々の福祉に資するインフラとして市民を運んだかもしれないが、と同時に、軍人や軍事物資だって運んだに違いないわけで。はてさてこの世には「良い鉄道や橋」と(ry
2017-05-10 19:49:17「風立ちぬ」絡みで零戦を作った技術者の責任という議論があったが、そりゃ本人は自問自答すべきだし恐らくしただろうが、なにせ航空機技術の恩恵を受けている我々が何やら特権的な第三者的立場から技術者の責任を問いうるなんてえ妄想は到底受け入れがたいよね。二郎がギルティなら我々も同罪だよ。
2017-05-10 21:52:32航空機技術者に兵装の設計をさせる残酷さについて twitter.com/kabutoyama_tar…
2017-05-10 22:12:05@kakitama いや全く逆でしょう。純粋に「飛ぶための機械」を作りたいだけの技術者に、機銃搭載方式や防弾装備まで設計させる"社会の残酷さ"をこそ我々は真に反省すべきなんですよ。例えば「風立ちぬ」のテーマはまさにそれです。
2017-05-10 19:59:28あと誤解されると非常に面倒な話に少々立ち入ると、零戦を作った人間の責任とか宣う人の多くはたぶんF6Fを作った人間の責任なんて考えたこともないだろう。政治家の戦争責任において枢軸国が全く異なる扱いを受けるのが不当だとかそんなことは全く思わないが、こと「技術者の責任」に関し、
2017-05-11 01:31:39偶々自分の国が日本だったか米国だったかということに由来する責任まで求めるなんてことが道理として可能なのかねえ…? 「全く同じ種類の兵器製造に従事した」ことの倫理的問題に関して、日米の技術者にどれほどの違いを我々は理にかなう形で要請することができるのか…?
2017-05-11 01:38:10ナチはちょっと特殊だから括弧に入れるとしても、例えば12試艦戦ならば1937年時点で戦闘機の開発に従事していた日本の技術者の仕事は戦争犯罪(的)で、同じ瞬間に米国でやはり戦闘機を開発していた技術者はOKである、などと本当に言えるのか…? それってまさに後知恵でないの?
2017-05-11 01:49:05というか、宮崎駿はまさに「風立ちぬ」でそこ(=いわば、後知恵を一旦括弧に入れた上で技術者の戦争責任を時系列に沿って問い直す)に突っ込んだわけなんだけども。
2017-05-11 02:25:03@motoakihara ただひとつ言えるのは、歴史を知らない人に対してわかりやすく啓発を図るような作品では全くありません。むしろ「零戦(を作った人)スゴイ」というような反応が出てくるリスクすらある。 けど歴史を熟知している人間が見ると、この国の近代史の痛々しさが胸に迫る作品です。
2017-05-11 03:31:17再びこのスレッドに繋ぐが 「戦争が悪だとしても 飛行機や車そのものに罪は無い」って、戦争が悪だという合意をウヤムヤにするためのシンボルとしてそれが(現代において)用いられるとすりゃ、それは罪だろうね。 togetter.com/li/1109214
2017-05-11 17:39:28Simon_Sinさんの「零戦にとって不幸」という語り方は極めて本質を突いているのだが、これがコテコテの左の人からすれば「そんなもん最初から零戦は"悪"の側のシンボルに決まってるだろう」ということになってしまって話が通じない、と。 twitter.com/Simon_Sin/stat…
2017-05-11 17:45:12排外デモの日章旗とちょっと似てるね。軍国主義懐古のアイコンとして使われるのは零戦にとっては不幸「ビートルが結果的に国民のためになったのは異論は無いし、これを超える名車は異論..」togetter.com/li/1109214#c37…
2017-05-11 17:32:12これは自分の依拠する社会理論からの天下り的示唆でもあるが、「シンボルは両義的であることで最も機能する」と自分は考える。「善のシンボル」とか「悪のシンボル」といった片面的なものが役立つことも限定的にはありうるが、一般論としては違う。 twitter.com/kabutoyama_tar…
2017-05-11 18:03:30@kakitama ならば余計に、「人殺しの道具だから」というような表層的かつ片面的な論拠ではなく、科学技術文明の両義性という大局から語らねばどうしようもないだろうと思います。 twitter.com/kabutoyama_tar…
2017-05-10 20:48:23