ゆうきまさみ発掘資料集・自作キャラ評価から裏話まで~『内海は絶対殺さなきゃいけない』のはなぜか?
- gryphonjapan
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@TAK_MORITA 太田が意外と良識人であり、 遊馬のガキ丸出し感や、 後藤、内海のもっとも上司にしたくないかかわり合いたくない感などなど あと随所に出てくる署長の子育て苦労や正義感が好きですね。 特に最後の銃突きつけられて脅されてるのに抵抗をやめるなって言うところとか。
2017-06-10 03:34:53@masyuuki @TAK_MORITA あのとき…小学生低学年の私がSDガンダム目当てで見に行った映画の同時上映がパトレイバーだったばっかりに(笑) コミック版では太田と署長が好きです
2017-06-10 03:38:31@PM2106 僕は若者陣が愛おしいです(笑)。今でも若者側に感情移入できますが、同時に上司側の目線も持つようになってしまいました(笑)。獲得して幅が広がったと思っておきたいですw
2017-06-10 03:39:24@TAK_MORITA 子供の頃に読んだ時と、社会人を経験してから読み直した時の感覚の違いが物凄く良い作品というイメージなのです。 社会人経験で太田の見方変わったもん(笑) 後藤隊長は社会人経験してからだと、ほんとに…かかわり合いたくない(笑)
2017-06-10 03:43:29@TAK_MORITA ライトスタッフという副題が最初の章(あっ軽い人々)と最後の章(正しい資質)につけられ循環したことも忘れ難い。後藤、内海、野明、バドが各々「オトナとコドモ」の光や影を映してる気も。「ボディーに傷がついちゃったじゃないかあ!」の子が自機体をボロボロにしつつ「負けなければ勝ち」になる。
2017-06-10 03:46:35@PM2106 わははw 僕逆に後藤隊長は子供の頃は「もっと動いてよ!」と思ってたのが、大人になったあとは体力低下に理解ができつつ、「強かでうまいなあ」になりましたよw
2017-06-10 03:51:19@gryphonjapan この最初と最後の比較は本当に感慨深いです…!
2017-06-10 03:52:26@gryphonjapan 比較でもあり、同じ意味でもあると僕は読みました。(正しい「資質」であるので)
2017-06-10 03:54:14@TAK_MORITA まあ内海課長はあれだけ老獪な駆け引きもできつつ、劇中でも語られるように「こども」だったし、だからこそ悪もなしえた(今でも一典型のヴィランたるゆえんです) 一部界隈では「コトナ」なる用語がある(笑) 何度も描くけど、リプライ先の某先生が描いたこの2人だって大人になれよ、としか(笑) pic.twitter.com/3M0N2TYJUy
2017-06-10 03:54:50確かに大人になると無駄に人目を気にしてまうよね ハンチョウほんと良いこと言う pic.twitter.com/DIPEg2U6lf
2017-06-05 20:54:47@gryphonjapan @TAK_MORITA 横からすいません コドナ…どこかで聞いたことがあるような… 昔、赤塚不二夫の漫画で見た記憶が…
2017-06-10 03:59:07@PM2106 @TAK_MORITA 僕は前田日明がプロレス界でもめた後輩を批判するときに聞いたんですけど(笑)、彼もそのへんの漫画直撃世代だから、そのへんで知ってるのかもしれません (彼は「夕焼け番長じゃなくて言うだけ番長だ!」などの名言もあり)
2017-06-10 04:02:24@TAK_MORITA 隊長はちょいちょい出てくる鋭さというか多分本来の後藤が出てくるシーンや放任しているようでガッチリ管理・把握してるような底知れない感 うーん強キャラだわ(笑)
2017-06-10 03:56:30物語史に大きく残るキャラかと…(笑) twitter.com/PM2106/status/…
2017-06-10 04:00:24ここから『続・ゆうきまさみ資料集』に
@TAK_MORITA このタイミングなら、資料が無くて自分の中では「中断」していた twitter.com/gryphonjapan/s… の続きを書くのに一番いい。 ゆうきまさみ先生がとり・みき先生@videobirdとの対談で「内海はこのまま勝ち逃げしてはいけない、だから殺さねばならなかった」(要約)と…
2017-06-10 04:06:102:サンデーで「機動警察パトレイバー」の連載が終了したとき、何かの別冊でちょっとした企画特集があり、ゆうきまさみ先生が登場人物一人ひとりにコメントするコーナーがあった。 「自分の嫌らしい所を全部投影した」はともかく「新しい悪役像を作った自負はある」というのはさもあろう、です。 pic.twitter.com/znjXxzJ1mo
2017-04-17 11:50:01@TAK_MORITA @videobird (続き) 語っていて、自分はすごく衝撃的で、いまだに印象に残ってる(だからコピーしてた)。 創作者が自分の作品の中で生んだ悪の魅力と 倫理的に対峙する。 それは、そうあるべきなのか、そこまでする責任があるのか? という、ちょっとした問いとして自分の中でもまだ未解決で(続く) pic.twitter.com/H7eLTIRClQ
2017-06-10 04:09:07@TAK_MORITA @videobird まあ、「おれは創作者でなくて良かったな」というのがいまのところの暫定的な結論でした(笑) 余談ながら、自分が借りてる「はてな」では7、8年前「内海課長論」が各所でやたら盛り上がりました d.hatena.ne.jp/toronei/201011… d.hatena.ne.jp/gryphon/201012…
2017-06-10 04:13:53<2010年の「はてな」を中心に、盛り上がった「内海課長論」(たしか「後藤隊長論」もあった)>
■幸福な生活と、内海課長の圧倒的に強力な社会性 - 指輪世界の第二日記
http://d.hatena.ne.jp/ityou/20041216
■内海さんはいかにして企画七課をまとめているのか。: 不倒城
http://mubou.seesaa.net/article/169726524.html
■では、後藤隊長はいかにして特車二課第二小隊をまとめているのか。: 不倒城
http://mubou.seesaa.net/article/169838024.html
■後藤隊長はLeader, 内海課長は Manager - okky の日記
http://slashdot.jp/~okky/journal/519501
■後藤隊長がいるかどうかと、後藤隊長が見えるかどうかは別の問題
http://slashdot.jp/~okky/journal/519570
■内海が理想の上司になる社会の危うさ
http://d.hatena.ne.jp/toronei/20101119/H
■ゆうきまさみデビュー30年の年に、あらためて「内海課長」を考える
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20101202/p2
■95年、マンガ連載終了時点で書いた「機動警察パトレイバー」の感想
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20080804#p3
※蛇足ながら、当時のこの話の盛り上がりは、幸村誠『プラネテス』の登場人物・ロックスミスの人物論とも多少関係してたらしい。
『プラネテス』のポリティカ その1 - 猿虎日記(さるとらにっき)
http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20060123/p1
『プラネテス』のポリティカ その2 - 猿虎日記(さるとらにっき)
http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20090808/p1
プラネテスのポリティカ その3 - 猿虎日記(さるとらにっき)
http://d.hatena.ne.jp/sarutora/20090814/p1
プラネテス・ロックスミス問題について。過剰な「わがまま」は力に通ず -
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090817/p5
【ブログ読書感想文】「プラネテス」のロックスミスさんをテーマに、「責任の取り方」について考えてみる。
http://mubou.seesaa.net/article/441101286.html
いったんスレをリセットしつつ、出典の解説 「内海課長は『殺さなきゃいけない』と思った」というゆうきまさみ先生の回想が出てくる資料(の一つ)は、とり・みき氏の対談本 「マンガ家のひみつ―とり・みき&人気作家9人の本音トーク」 amazon.co.jp/dp/4198606994 です。
2017-06-10 04:19:05「あれはやっぱり子供なんだけど、要するに権力持った子供。 権力というか力を持った子供ってのは恐ろしい。でも大人は大人になっていかないとまずいんだよね。 やることは子供っぽくてもいいんだけど、どっかに抑えとして大人である部分というのを持っとかないと」 (ゆうきまさみの内海課長論)
2017-06-10 04:22:21