【Nm(旧海鼠)・枕狐騒動】枕狐(なまこ)氏の「嫌がらせのために書いている」という発言の二次創作への影響についてなど

ktgohan @ktgohan

読んでる。そう言えばこんな話あったな、というのと「まさか艦これやってて新刊落とす同人作家なんかいないよね」は実のところ他人事ではなくなってしまったので（笑）記憶に引っかかっていたからではあるが。 twitter.com/maku_raco/stat…

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（枕狐さんの話はメモを取りながら読んでいるのだが、これきちんと整理するのに半日は掛かりそうな予感）

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togetter.com/li/971056 あった。「合法的に他人に嫌がらせするために絵を描いている」とのご発言、これあんまりいい話じゃないんですよ。御本人のオリジナルであればもう全くお好きにどうぞとしか言いようがないのですが、二次創作でこれをやると話がちょっと変わるのです。

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何が変わるかというと、二次創作での活動そのものの正当性が揺らぐのですね。もともと二次創作は現行の著作権法上（法解釈上は）はまだグレーゾーンであるところが否めないものですから、いろんなものを積み重ねて世の中に少しずつ認めてもらおうという動きがあります。

ktgohan @ktgohan

ところが、「合法的に他人に嫌がらせするために絵を描いている」という形で二次創作をやっている・利用しているということを公言された場合、積み重ねてきたものに蹴りをくれることとあんまり相違はありません。その一蹴りで二次創作そのものが揺らぐとは思っていませんが、いい話ではないでしょう。

ktgohan @ktgohan

なので、このご発言が強く批判の対象になるということはやむを得ないと思いますし、一部分であっても全体を俯瞰しても結論は変わらないと思います。

ktgohan @ktgohan

枕狐さんの境遇も大変に気の毒な点がいくつかありまして、枕狐さんに対する批判も結構無理筋なところがいくつか見受けられますし、それは訴えられちまえと思うところも結構あります。ただ、いくつか混ぜてはいけない話が混ざってしまい、さらなるボタンの掛け違いが起きていると思わざるを得ません。

ktgohan @ktgohan

これについては誤解が著しいのではっきり言っておくか。 日本において電気通信事業を営んでいるわけではない Twitter は別ですけれど、プロバイダ（接続事業者）は電気通信事業法4条「電気通信事業者の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない。」の拘束を強く受けます。

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archive.is/PW3H4

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電気通信事業法4条は、旧公衆電気通信法5条「公社又は会社の取扱中に係る通信の秘密は、侵してはならない」から、解釈変更をあまり受けずに受け継がれてきたものです。というのも、本条項は『通信の秘密』を保証した憲法21条2に直結しているからです。

ktgohan @ktgohan

通信を設定すること、そして通信の秘密を守ること。これは電気通信事業者の根幹です。たまにこの根幹が故に無茶なことになっていることもありますが（正当業務行為と違法性阻却事由を一生懸命組み立ててなんとかしているIP通信の一部業務がまさにそれですが（笑））。

ktgohan @ktgohan

人々の生活や産業の基盤である通信事業にて、「通信の秘密」を守ることは、中の人たちのささやかながらの誇りでもあります。「そうやってプライバシーを守っている、という体裁を保たなければ顧客を呼び込めない」とは全くの誤りではありませんが、誤解でもありまして、正直ちょっと悲しいですね。

ktgohan @ktgohan

プロバイダ責任制限法は、「通信の秘密」と「発信者情報開示の必要性」をどのようにして両立させるかについて、議論に議論を重ねて成立したものです。『情報を漏らしたがらないのは、プライバシーを守っている、という体裁を保たなければ顧客を呼び込めない』などという動機ではありません。

ktgohan @ktgohan

もしこれを誤解したまま発信者情報開示請求を行っているのならば、請求に使った（と思われる）テレサ協の発信者情報開示関係ガイドラインは一度きちんと読み直してほしいと思いますね。あれをきちんと読んでいればこのような誤解はないはずですから。 www2.telesa.or.jp/consortium/pro…

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ブロックするのは自由。ただそれを検知するのも自由だ。（15分前に検知） pic.twitter.com/MTkqQM6hHW

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