どうして零戦擁護論はいつも「事実と異なる反論」に覆われてしまうのだろう。

論拠とする「胴体燃料槽の消火装置」「1937年の設計だから装甲は無くて当然」といった勘違いを広めては何にもならない。
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Nicholai MARO @MAROCKs

「公式的には」との括弧書きが「それを表している」との気持ちなのかも。

2017-06-13 12:07:45

 
 

若林宣 @t_wak

ふと思い出したのだけれども、件の記事、『戦争後期を除いて「無線機が全く機能しない」』と書いてあるね。珊瑚海は? 南太平洋海戦は? ~人命軽視は風評被害? 零戦の評価の分かれ目「防弾板」、その実際のところとは | 乗りものニュース trafficnews.jp/post/73053/3/

2017-06-13 01:15:54
リンク 乗りものニュース 人命軽視は風評被害? 零戦の評価の分かれ目「防弾板」、その実際のところとは 零戦はその性能を重視したあまり、人命を軽視したつくりという評がありますが、実際のところはどうだったのでしょうか。 105 users 1453
若林宣 @t_wak

好みで言ったら海軍機よりも陸軍機という私がこう書くのも変だけれど、対戦後期を除いて無線が全く機能しないとか、これこそ風評被害というか、よくまぁいい加減なことを書くもんだなぁと。甲飛も乙飛も、予科練飛練のコースは無線もみっちりやるんだよ。母艦航空隊は電話もクルシーも活用しているわ。

2017-06-13 01:20:40
若林宣 @t_wak

電話以外にも、モールスも活用したんだよ。でも操練はやらなかったらしいね無線の教育。同じ母艦でも操練は無線が駄目だったみたいだから、零戦がどうのじゃなくて、海軍の教育のせいなんじゃないの? そりゃあ無線機そのものの性能とかアースの取り方とか問題あったろうけれどさ。

2017-06-13 01:24:25
若林宣 @t_wak

つくづく酷い「航空軍事評論家」もあったもんだなぁ。事実を基に書くという当たり前のことを出来ないのが公衆の目に触れる記事を書くのか。ダメじゃん。

2017-06-13 01:28:09
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@t_wak @yunishio 特攻機の”トトトトト ツーーーーーーーーー”は、幻だったのだろうか??? ”海軍バカヤロー”は幻聴だったのだろうか?

2017-06-13 05:31:08
yunishio @yunishio

@BB45_Colorado @t_wak ガダルカナルで戦ったラバウル航空隊の本田稔さんが、この番組で「空中電話がなかったので僚機のパイロットを眠りから覚ますことができなかった」と証言しています。/ NHKオンデマンド | 零戦 ~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争~ 前編 nhk-ondemand.jp/goods/G2013050…

2017-06-13 18:39:59
リンク www.nhk-ondemand.jp NHKオンデマンド | 零戦 ~搭乗員たちが見つめた太平洋戦争~ 前編 海軍の主力戦闘機「ゼロ戦」。スピード、格闘性能、航続距離で他を圧倒し、太平洋戦争緒戦の勝利をもたらす。米軍は捕獲したゼロ戦から弱点をつかみ、対戦法を研究。さらに強大な国力を背景とする米軍の物量作戦の前に、やがてゼロ戦は劣勢に立たされていく。ゼロ戦誕生からラバウル航空隊の死闘までを、元搭乗員の証言や日記、ドラマなどで描く。【ナビゲーター】染谷将太 35
yunishio @yunishio

@BB45_Colorado @t_wak おそらく実戦配備の時期により装備が異なったり、長い戦いの中で故障して修理するいとまがなかったりして、機体によって状態がまちまちだったんじゃないでしょうかね。もともと無線機の品質が悪く、よほど僚機と近接しなければ使いものにならなかったとも言われてますね。

2017-06-13 18:41:38
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@yunishio @t_wak 有名な話ですね。坂井さんの手記でも無線のことが全く出てきません。ボロであったことは確かなんです。

2017-06-13 18:43:27
Hiroshi Makita Ph.D. 誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?扶桑社8/18発売中 @BB45_Colorado

@yunishio @t_wak ばらつきがあった、南方では壊れやすかった、整備能力が低かったなどがありますが、なにより、単座の戦闘機だと無電(モールス)打つのがたいへんだったというのがあります。 行き帰りも、チョークをぎりぎりまで調整して、ガスを薄くして、曲芸のようなことやって航続距離を伸ばしていたそうです。

2017-06-13 18:45:53
若林宣 @t_wak

@BB45_Colorado @yunishio 台南空など下ろした陸上部隊もありましたけれど、本当に役立たずならそもそも飛行機に載せないですよ。もちろん品質の話とか、あるいは母艦なら母港に戻りますから前線に出すっぱりの部隊よりも整備の点で有利とかあるでしょうけれど。あと坂井は操練なので無線をやっていないのではないかと。

2017-06-13 20:38:15
若林宣 @t_wak

@BB45_Colorado @yunishio それと、モールスだと大変という先入観が我々にはありますけれど、いわゆる予科練だとみっちりやりますから、単座戦闘機でも電話が駄目ならモールスを使うんです。ただそれは予科練・飛練に学んだパイロットは拾えますけれど、操練出身のパイロットはついていけなかったみたいですね。

2017-06-13 20:42:33

 
 

ブースカちゃん @booskanoriri

これはとてもいい記事だから飛行機好きな人には読んで欲しいんだ。 どこかの「軍事航空評論家」のデタラメぶりが際立つんだ。 ( ^ω^ ) d.hatena.ne.jp/scopedog/touch…

2017-06-16 12:20:27

『みんなの意見を聞いているとどうも情けない。我が軍ではもっと操縦者が腕を磨いて、それでいい飛行機に乗って敵を攻撃したほうがいいんだ、大和魂で突貫しなくちゃいかん。

どうも精神的なことも、みんなまだゆるんでいるようだ。ここはひとつそういう議論はやめて、うんと軽くていい飛行機を作ってもらって、我々は訓練を重ねて腕を磨き、この戦争を勝ち抜こうじゃないか』
源田実

「米軍が1941年8月8日にF4Fの防弾化を命じたのに対し、日本軍は1943年の時点でもなお防弾不要だとしたわけです。日本軍が防御を軽視していたのは否定しようがありません。」

零戦は性能を重視したため、重い防弾板を排除した人命軽視の欠陥機である」という主張ではなく、ゼロ戦は人命軽視を前提として攻撃性能を重視した戦闘機であり、“欠陥機”ではなく、“そういう戦闘機”なんですよ。

http://d.hatena.ne.jp/scopedog/touch/20170613/1497375389