小説の練習にはエロを書くのがいい

エロ小説を書けば小説の書き方はだいたいわかります。マジでマジで。 このまとめ自体は未成年が読んでも大丈夫です。
創作論 エロ小説 web小説
suimiyama 22236view 63コメント
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  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 10:46:35
    Q:何を書いたら小説の練習になりますか? A:まず人間の「心の動き」と「体の動き」を読者に伝えられるようになりましょう。これでシーンが描けるようになります。次はシーンを繋げて「始まって→盛り上げて→終わる」という流れを身に着けます。これらを練習するにはエロが最適ですエロを書け。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 10:54:34
    ストーリーの基本は起承転結。これを身に着けるためにまず短編を書きます。登場人物は二人。仮に「竿役」と「ヒロイン」と呼びましょう。短編なので、二人がコトに及ぶのは初めてであるという設定がいいでしょう。後で言及しますが、その方が「葛藤」を作りやすいからです。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 10:56:45
    人間はどういうときに「物語」を感じるか。ざっくり言ってしまえば、「普通なら起きそうにないことが起きたとき」そして「その『事件』の詳らかな展開に納得したとき」です。当たり前のことが起こったり、なぜそうなったかわからなかったりしては「物語」とは感じないものです。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 10:58:53
    したがって、「竿役」と「ヒロイン」の間には、何か「コトに及ばなさそうな理由」があったほうが良いでしょう。たとえば「竿役は地味な存在なのに、ヒロインはクラスのマドンナで接点がない」とか。「ヒロインは人妻」とかでもいいです。 「シたいのに、できそうにない」これが葛藤です
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:02:22
    今回は1万文字程度の短編を想定してみましょうか。 起承転結の「起」は、二つの役割があります。一つ目は葛藤を描き出すこと。二人の関係性をはっきりと提示して、「でも、お近づきになれないよな」という状況を描き出します。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:05:47
    「起」二つ目の目的は、「事件のきっかけが起きること」です。たとえば、接点のない二人がたまたまクラス委員になってしまった、とか。ヒロインの家の水道管が壊れてしまって、仕方なく竿役の家にお風呂を借りに来るとか。 ここまでで2500文字ほど。大丈夫、4分の1を使う価値は十分にあります。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:10:47
    続く「承」では、「きっかけ」を発端とするリアクションが連続し、感情の変化を描きます。 きっかけに対して竿役は喜ぶのか、それとも困惑するのか、ヒロインと接近しようとして失敗し、落ち込むのか……こういう、一連の出来事を俗に「展開」と呼ぶわけです。読者のわくわくが高まるところですね。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:12:49
    たとえば、クラス委員の仕事を二人でするけど、いいところを見せようとして失敗する。竿役は落ち込むけど、実はヒロインはそんな彼のことをかわいいと感じていた……とか。 お風呂上りの人妻ヒロインのバスタオル姿を見て、不覚にも体の一部が反応し、「やだ、主人のより…」となる、とか。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:15:44
    ここでは「二人のやり取り」を描くことを心がけましょう。最初に提示した関係性が徐々に変わっていくことで、読者は「ストーリーが進んでいる」「期待した方向に向かっている」という実感を得られます。ここまでくれば、葛藤を乗り越えるまではもう少しです。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:20:42
    5000文字ほどの地点で、二人の関係性が決定的に変わる事件を起こしましょう。「転」です。 ミステリなら探偵が推理のための調査を行うところ、マッドマックス怒りのデス・ロードならフュリオサが慟哭した後の展開です。(これ読んでる人は18歳以上だろうからマッドマックス見てください)
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:24:01
    がんばりすぎた竿役が倒れてしまって、ヒロインと保健室で二人きりになる、とか。 翌日、また訪ねてきた人妻ヒロインが「今日はお背中を流させてください」と言ってくる、とか。 この事件は「承」で起きた展開を踏まえて、その結果として起きることが重要です。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:28:23
    「一緒にいるうちに好きになってた」とか、「ここも洗ってあげますね」とか、自由に展開を膨らませていきましょう。 そして、7500文字ほどの地点で最も決定的なこと、つまりアレがアレにインするポイントを置くようにするといいでしょう。一番盛り上がる展開を「クライマックス」といいます。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:30:45
    残る2500文字のうち、1000文字から2000文字くらいはそのクライマックス、つまりアレがアレをアレにアレする(分かれ)ところを描きます。早くアレしすぎたらためらわず2回戦を。ここのボリュームが不足すると「盛り上がる前に終わっちゃった」感じになってしまいます
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:32:50
    最後に残った500~1000文字程度のパートが、実はけっこう重要な「結」。ここでは、「事件を経て二人の関係性がどう変わったか」を描き出しましょう。「起」と対になるシーンであり、ここがうまく決まると「物語を読んだ!」という実感を読者が得られます
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:34:26
    二人が晴れて恋人になった、というのでもいいし、その後も「秘密の関係」が続いている、でもいいでしょう。重要なのは「『起』とは違う状態になっている」ということです。元通りになった、で終わらせるパターンもありますが、こっちはちょっと上級テクなので慣れてからにしましょう。
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:39:59
    どうでしょう。これで「心の動き」「体の動き」そして「シーンのつながり」を身に着けるためにエロがいかに適しているか、わかっていただけたかと思います。 そう、小説の勉強にはエロが最適だから! 仕方ないんですよ!
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:41:20
    タグも用意してみました。大丈夫、このツイートにリプライする形でツイートすれば普段のフォロワーさんには見えませんからどうぞどうぞご遠慮なく。 #小説の練習のために仕方なくエロ書いてみた
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 11:46:54
    純愛でも陵辱でもおねショタでもBLでも、基本は同じです。ここでツイートした一連の構造は「強い」ので、きっちり守れば読者にとって読みやすいストーリーになります。さあレッツトライ!
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-06-14 20:42:15
    おまけ。項目を埋めていくと短編エロ小説のプロットが完成するシートを作りました。(1枚目はトゥギャッターの見出し用) 本当に書かなくてもいいから書き込んで楽しんでみてね! pic.twitter.com/Hpd0lwLMlR
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  • 参考書籍
  • 注意(2017/8/30追記)
  • 美山 吹 @suimiyama 2017-08-30 19:20:28
    美山の18禁活動は @Sho_Shotei が引き継ぎました。よろしくお願いします。

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