アイルランドがケルトか否かのその前に
"現時点の結論として、島のケルトは中世になってからケルトを名乗り初めた別モノだった = 歴史上実在した元々の「ケルト」とは関係ないので、ケルトとは呼べない。" 55096962.at.webry.info/201705/article…
2017-06-12 22:57:37"ケルトの大英雄クー・フーリンとかケルトのフィアナ騎士団長フィン・マックールとか。あそこらへんの説明書きに出典として書かれていた「ケルト」が全部修正入るよ、という事" / “島のケルトがケルトじゃなかったという衝撃 - ファンタ…” htn.to/HSjP2QbV
2017-06-12 23:05:18部分的にツッコミどころはありますが(螺旋文様はケルト人文化到来以前に遡るとか、ゲール語の賢者は「ドライ」だとか)、そんなこんなで割と前から自著では「アイルランド神話」「アイルランド・ケルト神話」「いわゆるケルト神話」とか書いてます。 55096962.at.webry.info/201705/article…
2017-06-13 09:59:52部分的にツッコミどころはありますが(螺旋文様はケルト人文化到来以前に遡るとか、ゲール語の賢者は「ドライ」だとか)、そんなこんなで割と前から自著では「アイルランド神話」「アイルランド・ケルト神話」「いわゆるケルト神話」とか書いてます。 55096962.at.webry.info/201705/article…
2017-06-13 09:59:52田中美穂『「島のケルト」再考』--この論文をはじめ、色々とあります。 ci.nii.ac.jp/naid/110002365…
2017-06-13 10:27:50田中美穂『「島のケルト」再考』--この論文をはじめ、色々とあります。 ci.nii.ac.jp/naid/110002365…
2017-06-13 10:27:50何が引っかかるか、て「何がケルトか」「なにをもって一つの民族とみなすか」というところを抜け落ちてそうなん!?ケルトじゃないん?はさすがにちょっと。
2017-06-13 14:27:06ケルト神話のあれこれがTLにあがってますが、レンタルマギカを始めた頃から話題にはなってて、島のケルトについてとかあとがきに書いてるんですよね。ただ、あのへん政治上とかもあれこれ絡むので、知名度の高いものを違和感が少ないように扱うというスタンスの作品が、エンタメでは多い気はします。
2017-06-13 14:29:09ケルト学は素人なのでよくわからんのだが、そもそも近代的なケルト人の定義はケルト語を話す人なのだから、アイルランドのゲール人もケルト人でしょ
2017-06-13 14:40:32この15年くらいずっと言われていたことがやっと一般の人にも少し知れ渡ったというところだけど、細かいところがだいぶ抜け落ちて伝わってるという印象がある
2017-06-13 14:43:35論点はその遺伝的出自で、さらにアイルランドをケルトの代名詞として用いる現在の慣習にも話は及ぶわけだけど、後者は誤解を招くのでなくなって欲しいと思う
2017-06-13 14:48:28この記事とかもかなり話が雑で、「「大陸のケルト」と「島のケルト」で神話が一致しない」って書いてるけど、そもそも大陸ケルトの神話って残ってないし(神格の話か?)、ウェールズの「マビノギ」とアイルランドの伝承をいっしょくたにしてるし 55096962.at.webry.info/201705/article…
2017-06-13 15:06:31「ケルト人とは何か」という定義の話が最初っから最後まで抜け落ちてるので、恣意的な定義を用いてできるだけセンセーショナルな話をしようというスタイルになってしまっている点が気に食わない 55096962.at.webry.info/201705/article…
2017-06-13 15:08:08「ケルト神話」の基礎知識:「ケルト神話」の分類|ケルト神話翻訳マン|note(ノート) note.mu/p_pakira/n/nd0… 急に話題になったので、いわゆる「ケルト神話」の分類について書きました
2017-06-13 17:07:17この話、ツイッターでもしたようなと思ったら、八年前に川上さんとしてたでござる(レンタルマギカのはあとがきじゃなくて何かのコラムだったかな)。 twitter.com/makoto_sanda/s…
2017-06-13 17:41:31@kawakamiminoru 考えてみれば、卑弥呼の国の場所とかもいまだにはっきりしてないので、遺伝子研究が進んだ最近になって「島のケルト」そのものが疑問視されるようになったのも自然かもしれませんねー。
2009-11-23 03:57:27昨日の大陸のケルト、島のケルトについてなのだけれど。 そもそも論として原点に立ち返ると近年の「島のケルト:Insular Celts」における言語的、文化的、遺伝的調査と研究の意義とは「ケルトとは何であるのか?:What is Celt?」であったはずである。
2017-06-13 19:25:23広義の意味的に、イメージ的に、包括的には「ケルト」の区分に入れられることが多い、しかし、大陸のケルト・ガリアやケルト・イベリアとは違うところが見られる「ブリタンニアの諸族」そして、更にそのブリタンニアの所属とも違う独自性を高く見せる「アイルランドの諸族」とは何であるのか。
2017-06-13 19:30:08「ケルトである」または「ケルト的である」の定義とは何なのか。カエサルが指した人々か、文化的なものか、言語的なものか、遺伝的にはどうなのか、そういった点からブリタンニアやアイルランドの民もケルトの範疇に入るのか、入るとしたらどういう点から入れるべきであり、また除外するべきなのか。
2017-06-13 19:34:27そういった「ケルトとは何であるのか」というものを、多方面に細分化した研究とその結果を結び合わせ、統合的に包括的に見解と提言をしていく、というのが「大陸のケルト、島のケルト」の研究意義で(たぶん)あったはずである。
2017-06-13 19:38:21神話的に見れば、広義の枠であればアイルランド神話は「ケルト」と区分されるが、他方面から突き詰めれば独自性の高いアイルランド神話は「アイルランド神話」として個々に語り、扱うべき点もある。そういう見解をすり合わせていくものであったはず。
2017-06-13 19:40:54確かに今まで「ケルト」という単語は政治的、またはイデオロギー的に利用されていた点は否めないところがあり、その点を批判し「ケルトとは何でもないはずなのにケルトを名乗る人々」とする向きもある。しかし、それは「ケルトとは何であるか」を取り巻くものの一側面にしか過ぎない。
2017-06-13 19:49:05「ケルトとは何であるのか」という意義から始まった研究を断片的につまみ食いし、その政治的な一面を盛んに取り上げ、「ケルトではなくなる」「ケルトではないのに政治的に利用していただけだった」と騒ぎ立てるのは単なるセンセーショナリズムであり、いわば「碑文を掘る職人の前に飛ぶ虫」である
2017-06-13 19:55:15島のケルトに関する研究と意義は、発展的かつ前向きにされているものであり、そうあり続けるべきものであり、「センセーショナリズムが好きな人々」や伴う政治性の強調に引き摺られるべきではない。
2017-06-13 20:01:47