@shi_pienyiさんによる貞観地震についてのまとめ

ITO Toshikazu @toshiitoh

おいおい貞観地震（869年）とほとんど同時に貞観大噴火(864～866年）が起きてるよ。

ITO Toshikazu @toshiitoh

貞観大噴火、富士山麓にあった広大な湖、剗の海（せのうみ）をほとんど埋め立て、今の富士五湖を作った大噴火なのか...（Wiki:富士山の噴火史）

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

ただ、貞観や宝永という先例があるとはいえ、必ず富士山が爆発するという話ではないから、そこ気を付けてほしい所よね。やっぱり、過剰に危機感を煽っても仕方ないから。　歴史クラスタなら、大丈夫だと思うけれども。

@Amatsukitsune

こちらだと東海・南海・東南海連動型地震が先に起きてる。 1611年12月2日慶長三陸地震 http://bit.ly/dYh3Fh 1605年2月3日慶長大地震 http://bit.ly/dKNiTt

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

とりあえず、地震の備えをするのは大切だろう、と云々。今は関係ない、と思える場所でもね。　一体どこでどういう風に誘発されるか、わからない。わからないが、歴史は大地震の前後には天災が頻発することを示している。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

三陸地震と東海・東南海・南海連動地震とが、互いに似た時期に起こってる話もあるのか。うぐぐ……

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

昨今の地震と、災害史との関連を見ていると、歴史というのが”実験だ”という感覚がなんとなくわかってくる。　則ち、本来は実験することが不可能な事象について、実験結果を示し、将来について考える材料を与えてくれるのだろう、と。

@Amatsukitsune

@shi_pienyi 貞観地震の例ならば20年の猶予期間で耐震対津波対策の時間は十分あると思ったのですが、慶長の例では5年しかありませんね。対策の打ちようがありません。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

災害史は典型だろうと思う。過去の状況を眺めれば、災害が一体どういう形で起こるかということを、私たちは知ることが可能であり、だからこそ対策も可能なのである。

よちこ @6y0sshy6

@shi_pienyi きちんと記録に残し、これもまた将来のために残さねばならないのですね。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

@Amatsukitsune その辺りは地質学的には誤差でしょうが、我々にとっては大切な時間差ですからね。　個々人の備えが大切かな、と。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

@6y0sshy6 そう思います。我々が将来の人々にできる大切な事でしょう。

よちこ @6y0sshy6

@shi_pienyi 使命というと大げさかもしれませんが、この震災に遭遇した歴史学を学ぶものとしてやらなければならないことですね。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

@6y0sshy6 なんとなく、そういうことを考えてしまいますよね。　貴族の日記にある災害の記録も、そういうことなのかな、と思わないでもないです。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

少なくとも、前近代なら改元即決だろうなぁ。そろそろ、諸寺社に国家安寧祈祷の使者が飛ぶかな。

キリュー @quiriu_pino

@shi_pienyi 鎌倉幕府の祈祷を勉強した甲斐がありました。内閣官房に提案してみます(笑)

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

@pino_quincita どうぞどうぞ。　こう、「法華経信じないと外的攻めてくる！」とか言って提案するといいかもしれませんね。

واتانابي هاناي @87a_wtnb

@shi_pienyi shi_pienyiさんのアカウントは貞観地震の情報が暴走し出したときに止める力になると思います。その暴走の予防接種的な意味で、ある程度拡散しても問題のない貞観地震についての歴史学的連続ツイートがあるといいなと思うのですが・・・

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

@87a_wtnb ですかねぇ。私もそこまでしっかり調べたわけじゃないんですけどねぇ。ちょっと考えてみます。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

とりあえず、貞観地震について調べた話をつらつらと述べてみたりする。　二本の論文(pdf注意:　http://bit.ly/gf7TQS http://bit.ly/fv9X1B )に基づいてはいるけれども間違ってるかもしれない。災害史専門家でもないので詳しくは自分で調べて下さい。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

貞観地震というのは、869年の三陸沖地震。M8.3～M8.6と言われており、宝永の東海・東南海・南海地震と並ぶ、日本史上最大の地震と言われていた地震である。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

この地震、つい最近になって、プレート境界が大きく破壊されたことによって起きた連動型巨大地震である、ということが判明した。それは、『三代実録』にある多賀城の被害記録の他、相馬市から石巻平野に至るまでの津波堆積物の存在確認からによる。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

この津波堆積物の分布図に基づいて、どのような地震が起こったのかということをシミュレーションすると、凡そ断層200㎞にわたり、7mのズレが起こった、巨大地震という様相が提示された。このズレは、今回起こった大震災における断層のずれと、ほぼ一致する。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

破壊された断層の距離については、だいぶ誤差があるようにも見えるが、このシミュレーションにおける断層破壊距離は仮の数値であり、三陸方面の精査が終わっていないので設定できなかったに過ぎない。　その点で、今回の地震と貞観地震はかなり酷似した地震と言えるだろう。

al-batriq al-tarikh @batriq_tarikh

また、津波堆積物に基づけば、貞観地震における津波の遡行は、石巻から相馬に至るまで、数キロに及んだということがわかっている。その点でも、5㎞遡行したという今回の大震災の津波と、様相は極めて酷似しているといえる。