- yokomitu_trpg
- 4434
- 1
- 0
- 0
@bnal_suiri 先に時間の連絡といこう。問題は21時から。制限時間は二時間とさせてもらう。 復唱は「」で。青は『』で。 それとすまないが、" "だけを変えて後はそのままで、は出来るだけ避けてくれると幸いだ。…そこまで遡れる自信がない。
2017-06-16 20:56:54問題
@bnal_suiri #bnal_suiri出題 「菊池さんが耗弱で補修室に運ばれた」 図書館にいたある日、そんな言葉が聞こえてきて、思わず息が止まった。 それを言ったのは同じ会派の中島さんで、彼も戦闘時から戻ったばかりでオロオロとしていたが。
2017-06-16 21:06:32@bnal_suiri 手前は真っすぐ補修室に向かう。 「お大事に。…無茶はほどほどにしてくださいよ」 「僕達は、補修終わったから…いって、くるね」 部屋の前に着くと、室生さんと萩原さんが補修室から出てくるのと同じタイミングだった。恐らく、入れ替わって潜書にいくのだろう。
2017-06-16 21:07:43@bnal_suiri 二人に一礼して部屋に入ると、今回補修になったのは菊池さん一人だったようで。隅のベッドで丸くなっているのが見えた。 「…大丈夫、ですか」 「ああ、横光か。ちょっとヘマしただけだ、気にすんな」 菊池さんはわざわざ起き上がって、そう手前に言う。
2017-06-16 21:09:03@bnal_suiri 慌てて寝てください、というと、おお、と言いながらするりと横になる。 口では言ってもやはり疲れていたのだろう。 …この人はどうして、人のことばかり。どうしたら、それを少しでもましに出来るだろうか。 …悩んだ自分は、呪文を唱えることにした。
2017-06-16 21:10:04@bnal_suiri ひらり、ひらり、願いを込めて 拙い 自分なりの魔法を ひらり ひらり ひゅるり ひゅるり 酷くまぶしい その先を どうか、どうか
2017-06-16 21:11:01@bnal_suiri 呪文を聞いて【菊池さんは眼を見開いた】 しかし、…【菊池さんは、絶望してはいなかった】
2017-06-16 21:11:49@bnal_suiri ーーーーーーーー 次の日から、彼はまたいつもの日常に戻る。けれど、前よりも自分に気を遣うようになっていた。 さて、これは何故だろう。…貴方たちには、分かるだろうか。
2017-06-16 21:12:33