【経営者であると同時に表現者でもある人のジレンマ】

大平貴之 @ohiratec_mega

原子力発電は、老朽炉は思い切ってどんどん廃炉に。新型プラントへのリプレイスを。新型プラントの需要拡大が安全性を高めるのみならず、周辺産業の興隆、技術者を育て、老朽炉の廃炉にも役立つ訳です。優秀な人を集めるには、前向きなビジョンがないと。

大平貴之 @ohiratec_mega

辞めた社員が勤め先を叩くのは何故？それは自分を認めさせたかった。という切実な意見を貰い考え込んでいた。 僕自身の抱えるジレンマ。僕は経営者であると同時に表現者でもあるので。

大平貴之 @ohiratec_mega

僕は従業員の表現をリスペクトしていた。けれど僕が一番思い入れあるのは僕自身の作品でもある。従業員にとってはそれでは困る。経営者、ボスには自分の成果、作品を一番だと思って欲しい訳。言って欲しいんじゃなくて思って欲しい訳。でも僕が僕自身の作品を愛している事が見透かされてしまう訳。

大平貴之 @ohiratec_mega

つまり、僕が、自分を認めさせたい人の思いに添うには、僕自身が表現をやめ、自分の表現を愛する事をやめなければならない訳。これはリーダーには求められてしまう訳。これは苦しいね。

大平貴之 @ohiratec_mega

実際、技術者とかクリエイターで、独立してスタッフを雇ってはみたものの、この辺のジレンマに陥り結局スタッフを辞めさせて一人に戻った。せいぜいアシスタント1人くらいつけるくらい。という人をよく見かける。ほんと何人も見た。このパタン

大平貴之 @ohiratec_mega

僕もこの手の事はとても悩んできた。実際何度も苦しい対立に遭って。けれど今やはり組織化して正解だったと思っている。一番の理由は、その方がもっと新しい事に挑戦できるからだ。

大平貴之 @ohiratec_mega

今までの流れで、スタッフにできる事ならどんどんスタッフに譲ってやって、そこで競ったり囲ったりしない。その代わり自分はもっと別の新しい事に挑戦するというのが一番だなと今では思っている。

大平貴之 @ohiratec_mega

でもね。もひとつ悩むのは外向きの説明ね。依頼主は僕の作品である事を望む。ところが僕はスタッフにやらせる。スタッフがやった物を僕がやったと言うのは嫌だからスタッフが作りましたと言う。けれどそこでモメたりする訳。成果が出てればいい訳ではない。

大平貴之 @ohiratec_mega

ボクシングやるとか飛行機飛ばすとか。他にもあるんだけど、例えばそういう事ね。それやると、スタッフからも羨ましい。自分もやりたいと言われる訳ですが、じゃあやればいいと言う。新しい事なら同じ並びの初心者だからお互い遠慮いらないわけで。