- adenoi_today
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今年の宝塚記念は、後に「キタサンブラックの神話が終わった日」として記憶されるのではないだろうか。 「鞍上のいかなる指示にも従う賢さ」 「負ける度に強くなる馬」 「鍛えれば鍛えだけ力をつける」 「とどまることを知らない無限の成長力」
2017-06-25 20:29:48「恵まれて勝った菊花賞馬」は、その後も激闘を繰り広げ、きっとこんな風に思われて国民的ヒーローの座へついたはずだ。 たぶんそれを、「神話」というのだろう。 そして、誰もが予想しない形で、唐突にその終わりは訪れてしまった。
2017-06-25 20:32:16黒いメジロマックイーン」「ミホノブルボンの再来」「ディープインパクトを超えうる馬」 大げさな話ではない。誰もが、「神話のクライマックスは凱旋門賞の制覇だ」と感じていたはずだ。「 だが、神話は終わった。
2017-06-25 20:37:53誰よりも早く我に帰ったのが夢を売る商売を生業にしているオーナーだったというのは皮肉なことなのだろうか。あるいは、彼だけが「神話」などまるで信じていなかったのかもしれない。いずれにせよ、その決断として海外遠征は撤回された。故障もない、というのが本当であれば、驚くほどの早さだった。
2017-06-25 20:40:19キタサンブラックは「神話のスーパーホース」ではなかった。ただの「とてつもなく優れたサラブレッド」にすぎない、のだろう。けれど、「地上の馬」の前に広がるのも同じ戦場だ。おそらく、彼に残された時間はあと半年、多くても四戦ということになるはずだ。
2017-06-25 20:45:15「神話」は消え去った。だが、「地上の名馬」があとどれだけ伝説を紡いでいくのか。何が待ち、何が遺されるのだろう。 まだ何も奪われてはいないし、何も喪ってはいない。
2017-06-25 20:49:27@adenoi_today まあ、みんなの愛馬というのは神話なしには成立しませんよね ハイセイコーしかりオグリキャップしかりですよ
2017-06-25 20:36:46@adenoi_today ハイセイコーの神話はダービーの敗戦で終わりましたが、神話の終わりのあとキタサンブラックがどんな競走生活を送るんでしょうね
2017-06-25 20:43:26@cialwee_tw ああ、だから「終わったはずの神話が終わっていなかった」のがオグリキャップだった、と。イエスの復活こそがキリスト教の根幹である、という話をふと。
2017-06-25 20:53:37@adenoi_today あー、そうかもですね 「奇跡の復活ラストラン」というストーリーそのものも神話なので、盲点でしたが
2017-06-25 20:56:24彼が果たして凱旋門を勝って有馬でキタサンを負かしたとして、「神話」存在になれるのだろうか、と考えると「そういう話じゃねえんだよな、多分」と。サトノダイヤモンドの方がよっぽど華があるはずなんだけどな。
2017-06-25 21:00:59好きな馬と信じる馬って違うんだな、と分かった。単純に言って勝ち馬の話ならキタサンブラックよりレインボーラインが勝った時の方が絶対喜んでたろうなって思うもん。けど敗けて凹むのはキタサンブラックの方だった。
2017-06-25 21:07:46サトノダイヤモンドが不甲斐なく惨敗しても、似たようなへこみ方はしてたろうなとは思う。けどこんなには凹んでなかったとも思う。もっとすぐに諦めがついてた。 あの春天がなあ…。
2017-06-25 21:10:06あの4コーナーから直線を目の前で見てなけりゃ、もっと簡単に「まあ生き物だしこんなこともあるか」と思えてたんだろうね。
2017-06-25 21:11:22