随分久しぶりだけどちょっとだけ思った事があるので創作関連ツイート。連投するので、鬱陶しい人はブロックなりリムーブなり推奨で。#sousaku
2017-06-25 22:39:35何というか、小説というのは基本的に一人で書けるものなので、それを「是が非でもそうでなければいけない」と考えてる人が意外に多い印象なのですよ。 つまり、いざプロットを組み始めたら、一切、他人とは話さず、意見を求めないとか、そういう認識。#sousaku
2017-06-25 22:41:39しかし現実問題として、プロは編集者と打ち合わせしながら書く訳だし、それ以前の段階でも友人知人に「こんなの考えてるんだけどどう思う?」と話をするのは別に悪いこっちゃない。相手から意見を貰わずとも、自分の中で何となくもやもやしていたものを、他人に話す事で#sousaku
2017-06-25 22:43:43言語化するという作業は、結果、「自分が分かった気になっていて、無視していたが、実は考えていなかった細部」が固まっていく事も多い。なので、「何となくのイメージはあるけど、書き出せる程にまとまってない」話なんかは、他人に相談というか、ただ語るだけでもまとまる事がある。#sousaku
2017-06-25 22:45:17ぶっちゃけ、私はプロットや詳細プロットを口述して、弟子の子にこれを記述させるという作業をしてますが、これはそうした方が素早く物語の輪郭が定まるからです。自分一人で考えてると何となく分かった気になるんだけど、実はあちこち考えが抜けてるなんて事は多いので#sousaku
2017-06-25 22:47:05具体的な形にしてやる事で、「何が足りていて何が足りていないのか」を洗い出すという作業ですね。 #sousaku
2017-06-25 22:48:01@ichiro_sakaki 横並びじゃないと聞きづらいってのもあるんですよね。 実績が上の人には迷惑になりそうだし、あまりに下の人だと意味あるのかって思えてしまうし。
2017-06-25 22:47:42@hizen_humitoshi ああ、それはそうかもですね。ただ、私はもう完全に「自分の頭の中の整理」が主目的になってるので、実の所、素人の友人とかでも充分に利がありまする。
2017-06-25 22:48:47@ichiro_sakaki 頭の中の整理、必要ですよねえ。どうしても主観的になってしまうし。 家族でも友達でも、とりあえず聞いてくれる人ってのは、それだけで勝ち高くありがたい存在です。 最近では大きな紙に思いついたことを全部単語だけでも書き出してしまうようにしました。
2017-06-25 22:51:17@hizen_humitoshi プロットを書く、という作業だけでも整理は確かに可能ですね。
2017-06-25 22:52:27まあ、今、同業の方に「横並びじゃないと聞きづらい」ってご意見を貰いましたが(物書きとしての立場がある程度等しくないと、上手く行かないのではないか? という意味)、これは確かにその通りな部分がある訳で、だからこそ学生さん達は同級生を相手にそういう作業をしてもいいし #sousaku
2017-06-25 22:50:45新人賞で受賞した人達は、同期の友人はそういう意味で貴重な相談相手になり得るので、「商売敵」と思うのもいいですが、「商売仲間」として相談してもいいんじゃないの? という。#sousaku
2017-06-25 22:51:50また同時に、相手が全く創作活動をしていない人でも、自分の中でお話を「伝わるように」言葉を選び、細部を詰めて口述する事によって、自動的に整理される部分は少なく有りません。勿論、相手が目の前にいる人間でなくとも、プロットを書き出すという行為でもある程度出来ますが、#sousaku
2017-06-25 22:54:17相手が生きた人間である場合は、自分が適当に考えていて流している様な部分に引っかかって首を傾げてくれたりするので、「ああ、ここの部分を詰める(具体化する)のを忘れていた」と気づける事が多く。#sousaku
2017-06-25 22:55:59また、イメージがうまく伝わらない時に、慌てて補足する言葉というのもあると思いますが(「要するに、魔法少女でスポ根やる感じだよ」とか)、これが実は企画書における「コンセプト」、作品のブレをなくすための「芯」になり得るので、#sousaku
2017-06-25 22:58:04つっかえつっかえでも、その場で泥縄でも、とにかく、他人に語ってみせる、というプロセスはプラスになる事が多いですよ、というお話。勿論、そういうのが全く必要無い人もいますが、割と、プロット組む段階でつまずく人も多いので、老婆心的にツイートしてみました、と。#sousaku
2017-06-25 22:59:49ちなみに、私の場合、担当編集者、同業者の方、公務員の友人、そして弟子、といった方々にプロットを語って聞かせる事も多いです。その方が早いのよ。本当に。なので、全くその作品に関係の無い編集者にも他社の仕事のプロットとか喋る事があります。#sousaku
2017-06-25 23:05:06@ichiro_sakaki ネガティブ面としてはその結果のパクリパクられはあんまり気にならない感じですかね。まあその傾向があったら始めから対象から除外されるんでしょうけど。
2017-06-25 23:14:12@daisbelltw んー。ぶっちゃけて言うと、アイデアレベルのパクリパクラレは気にしても仕方ないという認識です。例えば素人の友人や弟子であれば、どう考えても作品に仕立てるのはこっちの方が早いし(既に担当さんに提出予定の企画ですから)。同業者にしても、
2017-06-25 23:16:23@daisbelltw 得意不得意がありますし、大抵の人はプライドがありますから、そうそうパクリはしません。同じネタやアイデアで書き始めても、多分、書き手が違うと別物になりますしね。なので、大丈夫かなあと緩く考えてます。
2017-06-25 23:17:32「うわーん、ド●えもーん、プロットがまとまらないんだよう」「しょうがないなあ、の●太君は。で、何が書きたいのさ?」「主人公がモテモテのハーレムものが書きたいんだよう」「モテモテってのにも色々あるよ。不倫の泥沼とか?」「違うよ、主人公はえーと、すごく鈍感で」(以下略)
2017-06-25 23:25:06(前略)「~な感じのサブヒロインが欲しいかなあ」「じゃあそれを書き付ければいいじゃん」「…………あ」 とまあ、こんな感じですね。実際w
2017-06-25 23:25:51@ichiro_sakaki @le_ji ブレインストーミングじゃないですけど、話すことで思考の整理が行われる場合が多いですよね……相手から思わぬ解決法が提示されたりもしますし。問題は創作の会話を忌憚なくできる友人、知り合いが難しいという点ですね……。
2017-06-25 23:30:12