蔵屋美香 × 黒瀬陽平「キュレーターと作家」【ゲンロン カオス*ラウンジ 新芸術校 第3期 理論#4】#新芸術校

黒瀬陽平 @kaichoo

ということで、今日は新芸術校、２回目のゲスト回。蔵屋美香さんにお越しいただきます！

藤城嘘_FUJISHIRO @xlie_

はじまりました！キュレーターとアーティストについて国立近代美術館、蔵屋美香さんのお話です。 #新芸術校 pic.twitter.com/3cFAIjXL6N

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藤城嘘_FUJISHIRO @xlie_

60年代末、クンストハレを追い出されたゼーマン。会場ではリチャード・セラが熱い鉛を撒いている。会場の前では鉄球が道路を破壊している。。 #新芸術校

ゲンロンカフェ @genroncafe

#新芸術校 本日は、理論4 キュレーターと作家というお題でゲストに国立近代美術館の蔵屋美香さんをお迎えしての講義です。のっけから蔵屋さん、ハラルト・ゼーマンの活動を紹介しキュレーターとはそもそも何をするものなのか？　学芸員との違いは？　という問いを受講生へ投げかけていきます。 pic.twitter.com/pvZwy8Ar2Z

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藤城嘘_FUJISHIRO @xlie_

「学芸員」とは？！戦前からの学芸課の役割と、アメリカでいうキュレーターと、フランスではコンサバ・「保管する人」…みんな意味が違う？！ #新芸術校

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蔵屋さん曰く、キュレーターといったときみなさんのうち5割位は、ハラルド・ゼーマンのようなインディペンデント・キュレーターをイメージするのではないか。しかしフランス語にするとキュレーターはconservateurとなり語源的には「保存する人、キーパー」という意味を持つ！？#新芸術校 pic.twitter.com/Dx9OgZMzHA

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うりぼー＠五反田＆シラス界隈 @linacana

学芸員は博物館法を制定する際にできたcuratorの訳語。フランス語ではconservateur (女性は conservatrice) つまり保管する人という意味。学芸員はcurator とkeeper両側面がある。政治家の発言は片方しか見ていないんだろう。 #新芸術校

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話題はまとめサイト問題にも。広い意味でキュレーションという言葉が選択して組み合わせをしてパッケージングして...という意味で使われるように。広い意味では一緒といえば一緒だが...今回の課題を別にしてみなさんのアタマの中にはどんな意味でのキュレーターがありましたか？ #新芸術校

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件の、山本地方創生相の「学芸員はがん」発言の背景ですね。＃新芸術校 twitter.com/linacana/statu…

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蔵屋さん、一昨日までドイツにいて旅の途中で「弱いつながり」を読んだそう。曰く、現場に足を運んで数千倍の情報を得ないとネット検索しても意味がない。展覧会には物質的意味合いがとても強い。空間的な体験が重要。自分がキュレーションを行う場合、場所と通路、配置とを考える。 #新芸術校

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それに対して今回のみなさんの提出された課題に平面図など、図面がほとんどなかったのが気になった。そこのところをどう考えているのか、ぜひみなさんには聞いてみたい。と、蔵屋さん。 #新芸術校

藤城嘘_FUJISHIRO @xlie_

2コマ目がスタートしました。 ジブリ展やディズニー展は、中身は良い！しかし、美術館側がタッチできない。ポピュリズム系の展示に動員が偏り、美術館自体の予算が減っていくような現象は世界各地で起こっている？！ #新芸術校

藤城嘘_FUJISHIRO @xlie_

草間展、キュレーションが残念だったという話題。 #新芸術校

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2コマ目です。まずは、美術館の業界全体で、ブロックバスター（映画用語：映画業界用語。1億ドル以上の製作費をかけ大規模の宣伝を行う大作のこと。）的な展示会がキュレーションを必要としなくなって来ている！？という話題から。ジブリ展を買う。ディズニー展を買う、etc #新芸術校

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ストック＝コレクション、フロー＝企画展や特別展等、となると美術館の命題は、企画展、特別展のような派手な催しの中でストックであるところのコレクションを”フロー的”に如何に有効に活用するか？　が肝要となる。というようなお話はさすが美術館を背負っている蔵屋さんらしいお話。#新芸術校

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他、2コマ目はアーカイブ＝保存することとキュレーション・学芸員の仕事の関係、美術館の使命という話などが、震災後に大きく意識された文化財や美術品の保存・修復という課題と絡められ、また世界的な規模での美術品のアーカイブという命題を踏まえ、多面的な解説と対談がなされました。#新芸術校

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3コマ目、前回の課題「グループ展のプランを考える」について蔵屋さんから気になったプランについての講評を。蔵屋さん曰くプレスリリースと企画書とでは性格が違う。全体的にそれが混在していたよう。その中では趣旨としては一番面白かったのが長谷川さんの「主体のありか展」だったが。 #新芸術校 pic.twitter.com/IdEgNB7np9

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蔵屋さんの国立近代美術館を会場に選んだ小林真行さんの「積極的排他拡大地図」。美術館が何を何処まで出来るのか？ という問いに参照例としてキセイノセイキ展等を踏まえつつ。しかし本当の規制とは、排他とは何か？ を、美術村内で終わらせては意味がないのでは？ と蔵屋さん。 #新芸術校 pic.twitter.com/EMEMg7O7rP

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唯一搦め手から？ コンセプチャルなプランを返して来た龍村君の「AFTERALL」展。キュレーションをしないキュレーションとして実際にインドに行って行なった展示を提出。しかし本人曰くそれほど搦め手から攻めたつもりはなかった？？ 目的も原因も興味すらなく訪れたインド？ #新芸術校 pic.twitter.com/9vTimQpU9V

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最後、前週からがらりとプランを刷新して来たこまんべさん。前回は。「人は、国に住むのではない。国語に住むのだ。」というシオランの語句を引用しつつ展覧会のタイトルを「心像（イメージ）の協働」 としていましたが、今回は、「技術的無意識」と「都市」をモチーフにプランを発表。#新芸術校 pic.twitter.com/tx3MKuDOS2

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慈 @AltItk

昨日は国立近代美術館の蔵屋美香さんゲスト。アーティスト側からだと美術館の枠をどう超えるか考えがちだけど、誠実にキーパーの役割を果たしていくことがより深く、より未来に開けた展示の可能性を提示しているように思えてきて目から鱗… #新芸術校