いよいよ放送開始！『RWBY』の魅力をまとめてみた

山本弘　『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015

さて、地上波での放送がいよいよ間近に迫ったんで、この機会にアメリカ製の3DCGアニメ『RWBY』の魅力をアピールしちゃいます！ Vol.4まで公開されてるんだけど、今回の放映はVol.1からVol.3までらしいので、Vol.3までに限定して話します。 #RWBY pic.twitter.com/KEjLOSXPDq

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これが主役の4人。ルビー、ワイス、ブレイク、ヤンの頭文字を並べたチームRWBY。グリムという魔獣が人類を脅かしている世界で、グリムと戦う「ハンター」を養成する学校ビーコン・アカデミーに通ってます。 #RWBY pic.twitter.com/TILeb6ryZr

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まず「Red」「White」「Black」「Yellow」の４本のトレイラーを観よう。アクションがこの作品の最大の魅力だから。 違法アップロードじゃなく、Rooster Teeth 社が正式に配信している映像なんで、遠慮なく観てね。 youtube.com/watch?v=pYW2Gm…

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僕はこの「Red」で一発でハマった。ディズニー風でもアメコミ風でもない、いかにも日本のアニメチックなキャラデザインの美少女が、モンスターを盛大に切り裂きまくる！　これはしびれる！

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次に「White」。ワイスの流麗な動きが素晴らしい。いかにも神秘的な雰囲気の子だったんだけど── youtube.com/watch?v=Vt9vl8…

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本編がはじまったら、想像してたのとイメージ違ってて、「えっ？　こういうキャラだったの？」とファンは困惑したもんですが（笑）。でも、すぐに気にならなくなった。ワイスかわいいよ、ワイス。

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ブレイクはニンジャ風の動きとトリックプレイが特徴。なお、このトレイラーに出てくるアダムは、後で本編にも出てくるんで注目しておいて。 youtube.com/watch?v=ImKCt7…

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最もアグレッシヴなヤン姉。ひたすら力まかせにぶん殴りまくる。どう見ても正当防衛じゃなく先制攻撃だ（笑）。ゲストキャラのマラカイト姉妹の華麗な足技にも注目して欲しい。 youtube.com/watch?v=QCw_aA…

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四人とも武器も戦闘スタイルも違う。日本のアニメだと『セラムン』や『プリキュア』みたいに、キャラクターが似たようなイメージで統一されるのが普通なんだけど、こんな風に個性的なメンバーが集まるのは、『ジャスティス・リーグ』『アベンジャーズ』などのアメコミのヒーローチームの伝統かな。

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チームRWBYの四人以外にも、男性、女性、敵味方とも、それぞれ個性的で、ユニークな戦闘スタイル持ってる連中ばっかりなんで、誰にハマるのもよりどりみどり！ 僕は個人的に、ノーラとペニーを推してます。はい。

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日本のアニメと違うのは、とにかく動きが速い！ ・登場時にいちいち名乗らない。 ・技の名前を言わない。 ・呪文を詠唱しない。 ・戦闘中に長い台詞を喋らない。 　日本人が当たり前だと思っていることをやらないだけで、ずいぶんアクションがスピーディになる。

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アクションの演出は確かに日本のアニメやゲームに大きな影響を受けてるけど、アイデアが詰めこまれていてオリジナリティがすごい。そのうえ、個々の動きが独立しておらず、スムーズに連続してつながってゆく。その殺陣（たて）は何度観てもため息が出るほど素晴らしい。

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本編の第1話。ルビーの武器（クレセント・ローズ）が展開する瞬間とか、ザコを瞬殺するところとか、グリンダ先生の登場する瞬間とか、どこも死ぬほどかっこいい！ youtube.com/watch?v=-sGiE1…

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さて、本編を観る前にひとつお願い。 最初のうちは温かい目で見守って！（笑） ほんと、開始当初は予算不足、人材不足、経験不足が重なって、かなり苦しかったのよ。モブキャラがみんなシルエットだったり、女の子の日常の動きが明らかに男を使ってモーション・キャプチャーしてたり、

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日本のアニメ風のギャグ描写が慣れてなくて滑ってたり。「ああ、無理してんなあ」と苦笑することがよくある。 ただ、そういう欠点はシリーズが進むにつれ、着実に改善されていくからね。

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あと、日本のアニメの伝統を壊してるように思われるかもしれないけど、そんなことはない。むしろ日本のアニメや特撮の様式美にインスパイアされている部分が多い。

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その例がVol.1中盤の最大の見せ場、エメラルド・フォレストでのデスストーカー（巨大サソリ）＆ジャイアント・ネバーモア（巨大怪鳥）とのバトル。 youtube.com/watch?v=ctiDu6…

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ルビー、ワイス、ブレイク、ヤンの四人が高いところに横並びに立つ。シリーズ中初の全員勢ぞろい！　一挙にゴレンジャー感が！（笑）　このへんでもう胸躍っちゃうんだけど。 デスストーカーが倒されるくだりもすごいんだけど、そこから挿入歌が流れだすあたりから、さらに盛り上がる。

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挿入歌に合わせ、4人が絶妙のチームワークを発揮、最後に他のメンバーの協力でルビーが大技を決め、とどめを刺す。 その瞬間、歌がぴたっと止まって、ルビーが決めポーズするの！　これはかっこよすぎる！

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僕が連想したのは、宇宙刑事シリーズで、敵を倒した直後、レーザーブレードのテーマが終わってポーズ決めるシーン。 あるいは『コン・バトラーV』で、主題歌に合わせて超電磁竜巻→超電磁スピンのコンボでとどめを刺した後、ポーズ決めるとことかね。

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そういう日本の作品の様式美を完璧に理解したうえで、自家薬籠中のものにしてるのが『RWBY』のすごさなんである。恐れ入りました！

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他にもVol.1では、最終話のブレイク＆サンVSローマンのバトルがすごい。速すぎて何が起きてるか分かんない！（笑）　録画してスロー再生推奨。もちろん、その後のペニーの活躍シーンもね。 youtube.com/watch?v=3b1gs8…

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Vol.2からはかなり絵も良くなるんだけど、そこでいきなりフードファイトというギャグをやるのが最高！ 新キャラのエメラルドとマーキュリー（ともに敵キャラ）の登場もかっこいい。 youtube.com/watch?v=PzPZ6j…

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あとは、ルビーたち4人と巨大ロボットのバトル。生身の美少女たちが巨大ロボと戦うんだよ！　マニアならこれに萌えなくてどうする！ youtube.com/watch?v=a1Euyl…

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でもVol.2が本当にすごいのはクライマックスの列車上でのバトル。日本のマンガ、アニメの伝統の「ここは俺にまかせて先に行け」が見られるのよ！　すげえ王道展開！　4人の戦闘スタイルの違いがよく分かる回。 youtube.com/watch?v=CUYhvP…

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