色のセンスは生まれつき持った才能ではない、という話

イラストレーターひろせはなこさん(@harokellogg)の色彩感覚、色のセンスのお話。 イラストレーターひろせはなこ ポートフォリオサイト〜かえるがみるゆめ〜 http://www.harokellogg.info
センス アート デザイン
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HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
色のセンスの良さは才能ですねってお褒めいただいたので、ありがたくお言葉頂戴したんだけど、色のセンスは生まれつき持った才能ではないと思っているので、あとでその話ブログにでも書こうかな。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
でもめんどくさいからここに書こうかな。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
私はもともと色を合わせるのがものすごく苦手で、子供の頃、機織のおもちゃについてきた毛糸が水色とピンクだったのを絶望するくらい、色を合わせるということがなんなのかわかってなくて、水色と合うのは青と紺。ピンクと会うのは赤。同系色のグラデーションのみという狭い色彩感覚しかなかったのよ。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
母は「水色とピンクってとても可愛いわよ!」と言ったし、私も今は水色とピンクを合わせると恐ろしくかわいいことになるのが理解できてる。母は素敵な色彩感覚の持ち主で、私にいろんな色の服を着せたけど、私はチグハグな色の変な格好をさせられているとしか思ってなかった。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
10代後半の頃の流行も私に色彩感覚をもたらしてはくれなくて。パステルカラーの淡い色合いの80年代は売ってる服がみんなパステルで、色で悩むことが無かったように思う。だってどれもパステルだから何を合わせてもパステルなんだもの。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
90年代はとにかく黒黒黒、黒がオシャレだった。私は服飾の勉強して服は自作のファッションロリータの女の子だったけど、ベースが黒、それに合わせて強い差し色を1色。程度の色認識しかなかった…書いててつらくなってきた。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
でも世の中が大体そんな感じだったから、自分の色彩感覚がものすごくダメだって思ったこともあまりなかった。絵を描く時も色を意識して描くようなことはしてなかったと、この物はこの色っていう固定概念でただ塗るだけ、見た色を描くだけだったように思う。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
自分の色彩感覚に初めて絶望したのはパッチワークキルトに本腰入れた時。子供を産んだ時に筆を折って10年以上描かないでいた間、独学でパッチワークをやっていたんだけど、自分の中ではありえなかった色と色を合わせることで、色の魅力が何倍にも膨らむのを実感したのね。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
でも布合わせがホントーにうまくいかない。とにかく布にはまって布を集めて、服を買う時にすら反故して布に戻すことを前提にして布を集めまくって、あちこちの図書館に行ってはパッチワークの本を借りて読みまくって、アンティークキルトや現代の作家さんたちの魔法みたいな色合わせにため息ついて。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
もう自分には色合わせの才能がないんだなと諦めて同系色のものだけ作っとけばいいのかと絶望してたら、ある日ミシンキルトの作家さんの本をに出会って「色合わせは才能じゃない、何人もの生徒さんを見てきたけど、ある日いきなり掴む時が来る」というようなことが書いてあったの。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
その言葉を拠り所にしてとにかく数を作っていたら私にも「掴む時」がきたのね。理論で学んでいないので説明はできないけど感覚として色がなんなのかが掴めて、そうしたら色を合わせるのがどんどん楽しくなって。 こんな楽しい世界があったのかと、目に入るものの美しさもどんどん増していった。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
子供が手を離れるようになって絵を再開して、もともと好きだった絵を描くことに色を使うことの楽しさが加わって自分でもびっくりするくらい楽しくて、描かずにいた10年の時間パッチワークキルトに出会えたことににすごく感謝したのでした。
HAROKELLOGG🐸イラストレーター @harokellogg
色を使うことが苦手だと思っている人は、才能がないわけじゃなくて色の使い方を知らないだけだと思う。私はたまたまパッチワークキルトで色への扉を開くことができたけど、他にも色々道はあるんじゃないかなと…きっと近道も。 なので「法則を掴む」ためにがんばってもがいてください。

コメント

亜麻にゆ @ama_niyu 2017年7月12日
『配色アイデア見本帳』とか見ると意外な組み合わせばかり、というか意外な組み合わせしか無いくらいで、見てて楽しいんですよね(身についたとは言ってない)
にゃふらっく @nya_hu 2017年7月12日
センスに自信がないという友人と買い物に行った時、ピンクとグレーのド定番の合わせ方を提案して実際似合ってるのに、本人は似合ってるのが分からない様子だった。 不思議に思っていたけど、こういう事だったのかも
九銀@半bot @kuginnya 2017年7月12日
掴めたって事は才能が有ったって事なのでは
紺碧 @Konpekin 2017年7月12日
色のセンスに悩んでる人、結構な割合で、この世に存在する色を「12~24色の色鉛筆や絵の具の原色」でしか当てはめて把握できてないパターンが多くて、なおかつ深刻だと思う。曖昧色、彩度の低い色を見て「原色の鮮やかさに比べてパッとしない色・汚い色だ」としか思えない人。そういう色に、深みのある「ワインボルドー」上品な「グレーベージュ」といった名前を付けて初めて、その色の魅力に気が付けたり把握できるようになったりする。まずは原色の概念から脱出することが必要になってくる。
紺碧 @Konpekin 2017年7月12日
そういう点でキルトパッチワークは、彩度の低いそれ一枚見ただけではパッとしない色も、鮮やかな色も組み合わせて、やわらかく馴染んでいながらカラフルな、色彩の広がりを生み出す作業なので、非常に訓練になりそうだと思いました。
pekoe_tw @peckoe_tw 2017年7月12日
自転車に乗れるようになるまでは転びまくるようなことかと。
lico @licooocil 2017年7月12日
も、もうちょい掴むためのヒントを
taka @Vietnum 2017年7月12日
ファッション雑誌を見てれば色の組み合わせ方とかを自然に覚えるよね
春眠暁を覚える緑蒼呼 @verdi_horimoto 2017年7月12日
(自然に覚えることは)ないです  それ相応の情熱をもって経験値重ねて「レベルアップ」(=このまとめでいう「掴む」)しないと無理、なんでもそうだけど
ゆゆ @yuyu_news 2017年7月12日
「この色とこの色を合わせればいい」というのは、学習でなんとかなる範囲だと思うんだけど、一般的に鉄板とされる組み合わせに違和感を持つ(「素敵な組み合わせ」なのにちぐはぐだと感じる)という感性は一体どこで修正されたんだろう?
冷たい熱湯 @Tuny1028 2017年7月12日
似合うとかチグハグとかそう言う感覚はどこから来るのだろう。美しさとか面白さとかは色んな要素が複雑に絡み合ってるのだろうと理解できるのだが、単なる色の組み合わせでさえこのような説明し難い奥深さがあるというのは思えばなんとも不思議な話だ
marumushi @marumushi2 2017年7月12日
数をこなして理論で説明できない何かを「掴む」ことができるのは、才能があるっていうんじゃないの?
まっくろくろすけ @BlackCloudy 2017年7月12日
色彩検定とかあるんで、ある程度までは誰でも学習できるんですよ。そこから一歩先に行けるのが才能がある人ですね。
佐渡災炎 @sadscient 2017年7月12日
色彩設計て上にあるように色彩検定とか作られる程度には系統立った理論(「理論から外れたらどういう効果になるか」って所まで研究されてる)があって、「理論で説明できない何か」ってのがそもそも実在するんだろうか。
和菓子 @nkltsl2 2017年7月13日
美しいとされる色の組み合わせというのは、少なからずその国、その民族の文化によって異なる。 日本独自の色の組み合わせは、西洋で研究されてきた色彩学からしてみると適切とされる色からは少しずれているらしい。 つまり良い配色を見分ける色の才能とは、今まで生きて来た中でどれだけ「良い(とされる)配色」を見てきたか、その量によって決まるのではないだろうか。 ツイ主の親御さんの影響なんかまさにそれの一つ。
和菓子 @nkltsl2 2017年7月13日
刀の良し悪しを見極める目利きになる為には、良い刀“だけ”を見続けて修業するという話も聞いたことがある。 才能は元来“持っている”ものというよりも、“作られる”ものなのかもしれない。
小書会@ティアC09a @kosyokai 2017年7月13日
頑張るとある日いきなり掴めるのか…楽しみ
謡遥 @singsonghalca 2017年7月13日
フィーリングでわかったら苦労しないので、法則をつかむというか、法則が分かってる人にご教授して実践するしかないよね。
信者 @YvvQdsCESNHwVCe 2017年7月13日
そもそも色がまともに見えてない場合も多々あるから努力でなんとかできるとは思えないなぁ
さえ%931354colony @shy_k1005 2017年7月13日
布合わせは絵具と違って求める色がぴったり集まるということが全然なくて、求める色と求める彩度を、違う彩度の同系色と同じ彩度の違う色で補っていくから、ちょっと不思議な色合わせでも馴染んでいくんだと思ってる。だからこそ布の種類が増え続けるのだが。
ドラゴンチキン @dragonchicken19 2017年7月13日
あ◯のま◯ひこ「説明してもどうせ分からないだろうから説明しない」
わーい @aaaa828 2017年7月13日
色合わせ苦手だからちょっと希望を得た。頑張ろう。
@darude_yama 2017年7月13日
全部黒時代がわかりすぎて辛い
おすぎ @ROMIHIP 2017年7月13日
色のセンスがよくなるヒントが書いてあると思って、長々読んだのに要約すると 「あきらめないで!」 って事しか書いてなくて絶望した・・・笑
UZIRO @UZIRO 2017年7月14日
結局何も書いてねえ
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