オークの夏まつり #ぴくめす

主催 全オ会 pixivのR-18企画 【pixiv牝化騎士団陵辱】 略称 ぴくめす 企画目録 http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=6313499
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帽子男 @alkali_acid

ドワーフの皮で貼った太鼓がなりひびく。丸太と人骨をくみあわせた櫓の上。 エルフの集落を焼き払って作った広場には、獣鬼が集まり、輪を作って酒盛りの最中。 南西の平原オークにつたわる夏祭りだ。 #ぴくめす

2017-07-16 17:17:31
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 全オーク部族会議で、夏にふさわしいもよおしとして平原オークの族長から提案があり おもに青爬鬼のギムゾが賛成、暗闇オークのホウが反対 艮の谷のガルゴが棄権、最後は顔役でるオークメイジの採決で開催が決まった

2017-07-16 17:20:39
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 広場では太鼓の音に合わせ、捕虜の群がよろよろと踊っている。 かつては逞しい丈夫や美貌の青年、あどけない少年ではあったが、いずれも重たい牝の体に変えられ あるいは膨らんだ腹をゆすり、揺れる乳房から白いしぶきをこぼし、金属の輪飾りを鳴らし、尻や膣にねじ込まれた玩具を振り

2017-07-16 17:23:28
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす かつて輝く鎧をまとい、軍馬に乗って戦場を駆け抜けた騎士も、今はすっかり雄の手でなめされた素肌をさらし、紋章の代わりに各部族の持ち物の証として焼き印、あるいは鈍い刃物で刻んだ模様を、円かな胸や尻に帯び 周囲をかこむオークの体臭がもたらす淫蕩に酔いながら

2017-07-16 17:26:41
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす おぼつかぬ手つき足どりで“夫”たちを誘う裸踊りに興じるのだ。故郷に待つ恋人や許嫁、妻や子供、親が見ればどう思うかなど もはや考えるゆとりもなかった。やがて欲情を抑えきれなくなったものから、ぶざまにへたりこみ、あられもなく外縁で見物するオークに呼びかけ、慈悲を乞う

2017-07-16 17:28:47
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす たいていは飼い主が進み出て、降参した踊り娘を輪からひっぱりだすと、ひとめもはばからず野合を始める。 身重であろうとおかまいなしだ。

2017-07-16 17:29:35
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす だが、中には伴侶とは無関係なオークが横取りをする場合もある。 たいていは乱闘になるが、そのあいだにも別の数匹が獲物に群がって、口といわず尻と言わず秘裂といわず穴として使えるすべての部分に逸物をねじこみ 好き勝手に酷使する。

2017-07-16 17:31:14
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 救いようのなく野卑な宴。 しかし生ける玩具の群はなおよろけながらも、なおみじめな余興に勤しむ。 むやみに刺し咬む羽虫に群がられ、汗みどろになっててかった肌に篝火を映じながら、舌を突き出し、暑さにあえぎつつ、ひたすらに。

2017-07-16 17:37:06
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 爆ぜる薪の灯影にのたうつ肉の群。 邪悪なオークメイジの魔法にかかる前は男、多くは戦人であった婢(はしため)が 懸命に双臀をふりたて、乳房を弾ませ、手足をくねらせるには理由があった。

2017-07-16 17:39:16
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「夏祭りの踊りで、最後に立っていたものに、褒美として自由を与えよう」 まだ理性を失いきらぬ苗床が集められた洞窟の暗がりで、オークメイジがそう告げたのだ。

2017-07-16 17:40:29
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす おぞましい獣鬼の頭領が気まぐれに口にしただけの約束に過ぎないかもしれない。 だが騎士や魔導士、盗賊や狩人、漁師に農夫。それぞれ帰る家のある虜囚は、一縷の望みをかけて 見も知らぬ平原オークの村落につたわる、雌の種乞いの踊りをどうにか覚え込んだ。

2017-07-16 17:42:33
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 家の大黒柱だった実直な百姓も、家門の長として一族郎党の範を示す立場にいた棟梁も ひたすらに愚かしく媚びたらしいオークの女房としてのふるまいを、踊りであらわし、強い子を授けてくれと精一杯演じてみせる。

2017-07-16 17:44:24
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「ぐぐぐ…残るはふたり…先日討伐に来た、帝国第七重装騎士団の長と…南方の海賊船団の頭目…」 「どっちがどっちだ」 「あの白い肌で大きいほうが騎士、赤い肌に青い九頭の水蛇の刺青をいれたのが海賊」

2017-07-16 17:47:43
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 高座で海賊から奪った火酒をあおる獣鬼の魔導士 かたわらには平原オークの長 「ぐぐぐ…どちらもまだ飼い主が決まっておらん」 「どうしてだ」 「海賊の方はわしが砦に忍び込んで捉えた…騎士の方は小白獣がやった」 「ああ、例のガキ。牝をほしがらん変わりもの」

2017-07-16 17:50:09
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「ぐぐぐ。困ったものよ。繁殖より殺戮を好む古オークの血でな」 「まあおかげでこんな余興が楽しめる」 髑髏の盃をぶつけあわせると、オークメイジが叫ぶ 「太鼓をはやめろ!!」 たちまち踊りの速さが増す。

2017-07-16 17:51:28
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 元騎士と元海賊は、互いにかつての隆々たる体躯とは似ても似つかぬ柔らかみを帯びた輪郭を しかし鍛え抜かれた戦の技のよすがで、巧みに操りながら、なお余裕をもって舞わせ、やぐらをめぐり始める。

2017-07-16 17:54:44
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす やがて白い肌の大柄な牝がかすかにふらつくと、羽虫が耳元でうなり、言葉に似た響きをおりなす。 「ぐぐぐ。伯爵よ。よいのか。捕まった二百人の部下を救うには、ここで自由を贖うほか道はないぞ。」

2017-07-16 17:57:44
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「わしが残した偽の手がかりのため、帝国はお前の手勢が、隣の王国の騎士の奇襲に遭い、全滅したと思い込んでいる…もはや両国は一触即発…無益な血が流れる…そして我等オークがますます漁夫の利を得る…お前しかこの状況を変えられぬ…国境の所領は戦になればまっさきに被害を受ける」

2017-07-16 17:59:19
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「気丈な伯爵夫人と老いた母。二人の息子は皆、王国の兵の手にかかろうな…まことには一刻の猶予もないのだ…さあ、踊れ、踊れ、品をつくり、雄に媚びろ…国のため、故郷のために」

2017-07-16 18:00:31
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 帝国騎士の鑑と呼ばれた男、いや今は牝になりはてたその踊り娘は、みぶるいし、また品のない腰つき、腕の泳がせ方、首の傾げ方をして、雄どものげびた視線を集めようとする。

2017-07-16 18:02:00
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす なおゆとりを見せていた元海賊が、今度はつんのめりそうになる。すると羽虫は同じように潮風と日に粗びた蓬髪のまわりを飛び交う。 「七つの海をまたにかけた好漢よ。ここで屈するのか。お前がいなければ、通商同盟の武装商船団は、島々に散った仲間の船を一隻一隻潰してゆく」

2017-07-16 18:04:00
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「まるで鯨を追い詰める鯱の群のようにな。隠し港で待つお前の五人の女房はどうする。それぞれが蓄えた碧玉、紅玉、金剛石に珊瑚に真珠は。かき集めた財で多島海に散らばる海賊をかき集め、奴隷貿易の中心地を襲い、叩き潰す…それが逃亡奴隷であるお前の宿願」

2017-07-16 18:05:57
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「だが奴隷貿易の背後にいる通商同盟は、お前のたくらみをとっくに知り抜いている。どうしてオークが孤島にあるお前の砦を襲えたというのだ…皆奴等の差し金だ…取引したのだ…海の自由を求めるお前が邪魔になったが故、陸から邪悪を招き寄せ、毒には毒を持って滅ぼそうとな」

2017-07-16 18:07:24
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 刺青をうごめかせながら、百船の王と呼ばれたかつての男、今は孕まされるのを待つ牝となりはてた長躯は、かつての剽悍さのなごりを振るい起こしてオークを誘う尻振りを再開する。

2017-07-16 18:08:55
帽子男 @alkali_acid

#ぴくめす 「随分長くもつな」 「ぐぐぐ…不思議なことよ」 高座のオークメイジと平原オークの長が話し合う。 だが実のところ、獣鬼の魔導師の長い袖の下で握り合わせた手の指が組み変わるつど、二匹の牝にとりついた羽虫の群は活発になったり、おとなしくなったりするのだ。

2017-07-16 18:11:32