小津夜景×関悦史「悦子の部屋」イベントで心に残った言葉。「賞のときはパーソナリティーを出す。句集の時は完成度をあげる」「詩は立つことだけが価値ではない」「前衛様式になるとどうしても自由律の俺が俺がになる」「ある年を過ぎると自分自分はもういいと思う」「ふわふわしてるが深刻」 pic.twitter.com/VR7d3PLjBH
2017-07-16 01:14:39「書いた以上のことは考えてないからわからない」「空き家も建築であることによって構造からは逃げられていない」「子音は痕跡としてからだにのこる」「B級要素が私には必要だと思った」「屹立が許される年齢がある」「フラワーズ・カンフーという連作は女子高生として詠んでいる」
2017-07-16 01:15:28「けっこう吟行してる」「ぷるんぷるんの句は写生句。はじめて俳句をおもしろいなと思えた句」「フランスに住むようになってわからない言葉の中でゆったりしていられるようになった」
2017-07-16 01:16:14小津夜景×関悦史のトークイベントで「フランス語の中で暮らしていて、わからない言葉のなかでもゆったりできるようになった」という夜景さんの言葉が印象的だったのだが、短詩ってそもそもそういう〈ちょっとやそっとわからない言葉があっても動じない耐性を身につける〉ようなとこがあるのではないか
2017-07-16 12:25:52大事なのは、わかる/わからないには実は階層なんてない事だ。本当は意味生成はその二つを往還しサイクルする。岩松了の言葉だが「わかりたいとは人間誰しも思うわけです。思うわけですが、『わかる』ということが『わからない』ということに勝るとは、ゆめゆめ思って欲しくない、と私は思うわけです」
2017-07-16 12:29:10鶴見俊輔は「ハクスリーの『ルダンの悪魔』では、突然「天啓を受けた」と言って、みんなが見ている前で弟の首を切ってしまう。人間にはそういう衝動につき動かされるというものがあって、その歴史が繰り返されている」と述べたが、これも「わかる/わからない」の二項対立を超えたものだ。
2017-07-16 12:32:47定型詩は、よく口のきもちよさのようなことが言われるけれど、わからないことのきもちよさときもちわるさの原っぱを腹ばいですすんでいくようなところもあるのではないか。で、ずっとそのわかる/わからないの階梯を考えていく。どこでその「/」が揺れ動くかを臨床してゆく。みじかいことばで
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