プライベートで本当にキツいことがあると、デザインのような「厳密に言うと人の生命活動そのものにはあってもなくてもよいもの」に関して身が入らなくなることを実感した。「色を赤にしろとか、それがどうした!」という感じになった。幸い今はそうじゃなくて昔の話だけど。
2010-06-09 18:52:59あの、白い火の玉みたいな形に顔と手だけついた「お化け」のデザインを最初に考えたのは誰だろう。子供もあれ「お化け」って認識するよね。シルエットだけでも。
2011-05-11 18:46:33グラフィックの何のデザインでもそうだけど、できるならキーカラーを決めた方がよい。その色をベースにしてサブカラーなどを使いつつ統一展開してくと、見た人の記憶と印象に残りやすい。この場合「白地」がキーカラーでもいいと思う。ただ白地のものが世の中に圧倒的に多いゆえに埋まりやすいだけで。
2011-05-13 14:54:15デザインって「コミュニケーションのディテール」ということだから、良いニュアンスで人の記憶に残った方が絶対にいいわけで。それはつまり「人気者」ってこと。良いデザインの条件は「人気者」であることだと思う。孤高のポジションもアリだけど、やっぱり人気があるほうがいい。
2011-05-13 15:01:07情報のデザインってのは精査する作業が重要だよね。それは文章の校正みたいに重複を削ったりまわりくどい部分を整えたり。言ってみればユーザビリティを上げていく作業。だから「わかりづらさ」は取り除かねばならないバグのようなもの。
2011-05-25 19:37:12レイアウトだけなら素材があれば「置くこと」ができてしまう。でもデザインには意味が必要なので、置くだけでは完成しない。さらに文章はわかってなければ書き出すことすらできないよね。
2011-05-31 21:45:04会社にある「読まずにはいられない!広告デザイン」の表紙だけど、金髪女性のスカートがめくれておしりにタイトルが書いてあるというアイデアなのだが、理解できない。あまりに男性目線すぎるよね。
2011-06-17 19:47:55今朝、NHKの「クインテット」のエンドクレジット見ていて、キャラクターデザインが藤枝リュウジってのを知り、そう言われてみれば確かにそうだ…!という程度の認識だったことが自分の中で明らかに。
2011-06-18 23:18:59Q : 人間として大切なことはなんでしょう。「A : 前を向いて生きること。失敗とか後悔とか、人が生きることそのものを考えれば、実はまったく大したことじゃない。だからみんなもっと前向きに人生をデザインしよう」
2011-07-06 11:39:13NHKだから軽いノリではいけない、という呪縛が今までは感じられた。誰も望んでないのにデザインをダサくしているような。でもそうじゃなくていいことは、ここのところの「教育テレビ=Eテレ」が証明している。特に佐藤雅彦の知的さは、本来の教育的要素とも親和性高い。
2011-07-07 09:15:10要求に応える、制約を守ることを意識しすぎると、デザインに伸びやかさがなくなる。でもデザインに求められているのは、そんなプラスアルファの伸びやかさだったりするんだな。
2011-07-16 11:04:16なのでそうした機能不全家庭から抜け出すことが10代後半の自分にとっては急務で、何しろ自活しなければ話にならなかった。今でもそうだが、仕事というのは金を得て生活をしていくことが何よりのプライオリティだと思ってる。デザインだったのはたまたまだ。比較的得意分野だと思い込んでいたから。
2011-07-17 16:55:05美術館行ってもめったに図版買ったりしないほうなんだけど、五島美術館でやってた副島種臣のは即買いだったよなあ。もともと書が好きというわけでもなかったのでなおさら自分で驚いたけど。なんかね、グラフィックデザインとしてぐっと来たんだよね。
2011-08-07 22:06:02つまり自分の中に、より崇高なイメージとしての「アート的なるもの」をオルタナティブに存在させつつ、社会との接地面としての商業デザインを手掛けているというタイプ。
2011-08-15 20:03:00でもWeb媒体が一般化することでやはり変わったかもと思うのは、ボトムが緩くなった…もちろんデザインのアレなチラシとか多いけど、例えば新聞には一部を除いてそんなにメチャクチャな原稿は…いや、わからないけどw…、Webほどカオスではないような。
2011-08-15 20:12:11「デザイン」って機能と不可分だと思うけれど、人の口にのぼる時の「デザイン」は、あまりに表層に限定されたそれになっている気がするのね。
2011-08-24 01:06:31