学生や新社会人が唱える『夢』とは「●●●●●●」を指しているのではないか？という話

のれん⋈呟き用 @noren_tweet

休憩なう。 午前中から飛ばしすぎた。遅い朝ごはん…＿( _´ω`)_

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ちょっと、ふと思ったことがあって長文かいてる。 お昼頃、リプライ連結で長い連続ツイートすると思います。失礼m(_ _)m

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学生や社会人になったばかりの人と将来について話す機会があると、『夢』という単語が出てくることが結構ある。 自分は『夢』がないと悩んでたり、自分はこんな『夢』があると掲げていたり。

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僕自身も学生時代そうだったけど。 ここでいう『夢』って何なんでしょうね。 「夢とか目標がないから、進路を決めれない」。 よくそう聞くし、高校時代の僕も同じこと考えてた。

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なんだか『夢』は、実態がない"もや"のような存在に思えてならないこともありまして。 それが今朝、自分の中で少し腑に落ちた。 ここでいう学生や社会人達の『夢』とは「自分の原動力」のことじゃないかな。

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若年層から話しを聴くとき、相手のプライベートな領域に入る話題として鉄板ネタがあるとされる。 「将来」と「恋愛」。 このテーマの話で適切に返せる大人が、信頼されやすい。 （口で言うほど簡単にできたら苦労しない）

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彼ら彼女らのいう『夢』って、この「将来」と「恋愛」が内包されてるようにも思うんですよね。 「自分には『夢』がない」とか。 仕事に就く想像ができなかったり、上手い関係を築けるパートナーとの日常が思い描けなかったり。 結構、広い範囲の漠然とした不安がある。 そこで『夢』を持ち出す。

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改めて。 ここでいう学生や社会人達の『夢』とは「自分の原動力」じゃないかな。 自分が全力で打ち込めるモノ。

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「俺の夢はミュージシャンです」とか「私の夢は漫画家です」とか言うと、クサレ老害どもが「諦めろ！」と長い理屈を垂れて否定するでしょうし。 かといって「僕の夢は一般サラリーマンです」とか言えば、「最近の若者は夢がない」とか言われる。

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中・高齢層が捉える『夢』と、若年層の捉える『夢』にも、いろいろ違いがあるんだろうけどさ。

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一時期、この件が炎上しましたよね。 "一撃必殺！急にマンガ家だの声優だの絵師だのになりたいと言い出した子どもや大人を止める、オススメの方法 togetter.com/li/1130025 " 「夢見がちな子どもの妄想を一撃でぶち壊す良い方法をお話しします。」(説明文)との話。

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要するに、子供は口先だけで行動しない。 締め切りを設けて、行動を煽ってみよう。 子供は口先だけで行動しないから、できない。 自然と諦める、との話。 一部で止めときゃ良いものを、子供の失敗経験を煽る論旨だった為にコメント欄が本番になった。 バッシングされた。

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『夢』とは「自分の原動力」じゃないのかな。 自分が全力で打ち込めるモノ。 例えば「サラリーマンが夢だ！」と言った子供に、満員電車へ乗せる行為をさせたらサラリーマンが嫌になるんじゃないか？ ここでは原動力を削がせることしか、考慮していなかった。

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その時、ミュージシャンや漫画家になるのが夢だったら、本当に打ち込めるよう応援といわずとも、(賛同できなくても)思いは理解すべきじゃないか。 それを失敗させる意図で煽るなんて、大人側の立場として何事だ！と話題になったけど。 これを子供側の立場としてみたら、どうなんだろう。

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クサレ老害どもが「諦めろ！」と長い理屈を垂れて否定する『夢』を持ったとして。 誰しも「作家になりたい」「アイドルになりたい」「プロのスポーツ選手になりたい」、いろいろ抱いたことはあるのではと思うけど。 実際、悪くないんじゃないの？

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なんで受験に「スポーツ推薦」とかあるんだよ。 なんで就活に「自己紹介欄」や「趣味欄」があるんだよ。 人間を採用するからだろ。 だから、人間単位として測られる気分になる。 偏差値だけが高くても、東大卒フリーターとかあるように。 人間としての在り方の話が前提になる。

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なんで学生や社会人達は、将来を考えるときに『夢』の有無を持ち出したりするの？ 「将来」や「恋愛」の話に上手く返せる大人を信頼したりするの？ やっぱり「自分の原動力」になる要素へ魅かれてるんじゃないのか。 全力で打ち込めるような、夢中になれるモノを求めている。

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主旨の結論はここまで、だけど。 補足として、もうひとつ興味深く思ってることがありまして。 「夢とか目標がないから、進路を決めれない」。 よく学生から聞くし、高校時代の僕も考えてたことですが。

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これ、実は不思議なんですよね。 将来を決めれないのが「夢や目標」がないから、って言う。 「夢や目的」と言わない。 『夢』と並んで『目標』がないから、なんだってさ。

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『目的』と『目標』の違いって、あんまり語られないというか、考えられない話ですけど。 定義のひとつに、≪目的＝目標＋意味≫という説がある。 いや、この賛否はどうあるにせよ。 少なくとも国語的には『(←大きい願望)目的＞目標(小さい願望→)』。

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つまり、例えばダイエットをしたい。 ダイエットは『目的』に該当する。 なんでダイエットしたいの？ 「モテたいから！」 これは『意味』に該当する。 その為に何する？ 「一日三キロ歩く！」 これは『目標』に該当する。

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この場合、ダイエットという目的は。 「モテたい」(意味) 　↑　↓ 「一日三キロ歩く」(目標) という相互作用で、実現に向かって動くことになる。

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で、話は戻るけど。 「夢とか目標がないから、進路を決めれない」。 なんで『目的』じゃないの？ それは文字通り『目標』を求めてるからじゃないのか。

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もしかしたら『目的』と『夢』はイコールで結べるかもしれない。 漫画家や声優になりたいと語る『夢』も、実は認められたい・評価されるものを作りたいという『意味』から生まれた『目標』に該当するのかもしれない。 それは、唱えた人の数だけ意味は違うのだろうけど。

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やっぱり、最終的に。 ここでいう学生や社会人達の『夢』とは「自分の原動力」じゃないかな？ 自分が全力で打ち込めるモノ。 原動力に響くものがないから、社会に向かって行きたい場所がない。