【比較・検証音源】箱-STD-(SOUND SPRITE)の比較・検証音源及び、それについての説明
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【比較・検証音源】 箱-STD-(SOUND SPRITE)の比較・検証音源及び、それについての説明サイトを作りました。 興味ある方はどうぞご覧ください。 パラアウト音源もあるのでDAW使う方は色々弄ってみてください。 #SS箱 sm-sound.com/hako_kensyo/re…
2017-07-24 04:43:38というわけで、先日からうだうだ言ってた「箱シリーズ」の検証ができたので、ここからは個人的な見解を述べていこうと思います。 twitter.com/1964_Tbass_Hi_…
2017-07-24 22:42:25まずアクティブベース用の検証。 ぶっちゃけパッシブベースにバッファアンプ繋げた物なので、本物のアクティブベースだとどうなのさという部分については正確性に欠ける検証になってますが、要するに「ローインピでやった場合どうなのさ」って話なので重要じゃない為無視しました。
2017-07-24 22:44:45で、音聞いていただければわかると思いますが「ほとんど変わってない」です。 「箱-STD-」については「エレキギター、ベース用にチューンされている」と書いていますし、アクティブで使う事は想定されていないのかもしれません。
2017-07-24 22:45:59「箱-PRO-」についてはキーボードなどのローインピを想定されているため、アクティブベースをお使いの方は此方でやってみると変わる可能性があります。 興味ある方はご自身でレンタルしてみましょう。
2017-07-24 22:47:08で、ぶっちゃけ「箱-STD-」に関してはアクティブ環境で導入する意味はほぼないかな、と。 チューナー(トゥルーバイパス)との比較も入れていますが、正直演奏の違いのせいだけじゃねーの?程度の違いしか私には感じられませんでした。
2017-07-24 22:48:30続いてパッシブの方です。 こちらも…言うほど大きく変わってませんね…ほんと…。 同じくチューナーのトゥルーアウトとの比較も入れていますが…この変化、必要性感じます? 俺は感じないなぁ… soundcloud.com/hi-z2/std
2017-07-24 22:56:21この程度の変化が欲しい!というのであれば、3万円だして「箱-STD-」を買うより、2万ちょいで「ST-200」とか1万ちょいで「PolyTune」辺りを間に一個挟むというほうが、コストパフォーマンスとしては良いのではないでしょうか?
2017-07-24 22:51:26レコーディング基準で言ってしまうと、 「若干ながらノイズが増え、ダイナミクスレンジが縮み、エンド帯域も縮まり、部分的な帯域も削られているので相対的にピーキーな帯域が生まれた」 これ、デメリットしかないです。
2017-07-24 22:57:43「アーティスとの意向により、ノイズを増やす事、帯域バランスをピーキーにしてレンジを狭めることが良いとされる場合」 確かに、こういう事もあります。 でもこれってぶっちゃけ 「イコライザとコンプで調整した方が効率が良い」 です。
2017-07-24 22:59:32ちょっとS/Nの悪いコンプとEQ使ってノイズ増やしつつ、コントロール幅は「箱-STD-」の比ではないため自由度が高く、より正確にアーティストが望むレベルの音を作ることが可能です。 当然これには知識と技術が必要なので、それが無い人には「箱-STD-」の方が手軽なのでしょう。
2017-07-24 23:01:02しかし、若干ながら特性が違うとはいえ、「Sonic Research ST-200(チューナー)」も言ってしまえば「似たような挙動」を取っていることは音を聞いていただければ明らかだと思います。
2017-07-24 23:02:00で、「箱-STD-」は定価3万円ほど。 そして「ST-200」は私の記憶が確かならサウンドハウスで2.2万円でした。 これより若干質は落ちる(ノイズと歪みが多くなる)ものの、もっと安い「PolyTune」というチューナーもあります。
2017-07-24 23:03:41この効果が欲しい場合、バイパス機能しかついていない「箱-STD-」よりもチューナー機能がついて1万も2万も安い「ST-200」や「PolyTune」をボードに一つ加える方が、圧倒的にコストパフォーマンスが良いわけです。
2017-07-24 23:04:39こうやって検証してみて思いますが、これを買ってありがたがってる人たちって、何を有難がっているのか、この音の何が良いと思っているのか。 私には疑問しかない。 「箱-STD-」を良い機材だ!とする方々、ぜひ何が良いのか教えていただきたいものです。
2017-07-24 23:06:01それよりも今回、短いたかしーるどの手持ちがなかったため、プロケーブル製のベルデン8412の15cmを使っています。 箱やチューナーを使わず試しに直結の時にたかしーるどからこっちに変えてみたら、明らかに音が変わったなーという感じがしました。
2017-07-24 23:07:28此方については録音してないので、もし気になる方が居れば希望を出していただければ改めて検証音源を出します。 もうこれ単にたかしーるどの優位性を確認する実験になってしまった、という印象しかないですね私…
2017-07-24 23:08:28ダイナミクスレンジも広すぎると逆に良くない場合があって。 音の強弱が激しく上下!ほとんど犯罪行為! という場合には何らかの方法で抑制してやらねばならない。 箱シリーズというのはこの「抑制」という手段の一つなのですが、ここにあの金額を支払うことがコストパフォーマンスとしてどうか?
2017-07-22 20:47:41例えば私はベース弾きがメインなわけですが、はっきりいって私が使用している64年Gibson ThunderbirdⅡ、66年Gibson EB-0については「ダイナミクスレンジ広すぎ」と言えるでしょう。 従ってここでベースのアウトプット以降で何らかの抑制処置が必要になる。
2017-07-22 20:50:00ところで「広すぎるダイナミクスレンジ」が何故不都合かといえば、 ①ベース以外の楽器のダイナミクスレンジ、曲で求められているダイナミクスレンジと比較して、大きな齟齬があると音楽的に不都合かである(リスナーには原因が分からないものの、イマイチしっくりこないという違和感を与える)
2017-07-22 20:52:26②オーバードライブ、コンプレッサー、リミッター等で歪ませた場合に、一部帯域の密度が高くなりすぎて割る目立ちをする ③②により他の楽器の邪魔になる ここら辺が挙げられる。
2017-07-22 20:54:55従って、「抑制」が必要になってくる。 では具体的にどう「抑制」するのか。 ①パラメトリックEQで密度の高い帯域を削る ②コンプレッサーでエンベロープを整える ③①②の効果を持つ電装系を使う この3通りが主に考えられる。
2017-07-22 20:57:07