ライトノベル作家SOW氏による、フィクションは自己の肯定であり主人公は読者の憧れ説。「男ってのはそういうのが好きなんだよ」

まとめました。
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SOW@ @sow_LIBRA11

作家のはしくれでございます。「戦うパン屋と機械じかけの看板娘」(HJ文庫)全10巻。「剣と魔法の税金対策」(ガガガ文庫)全6巻「機動戦士ガンダムSEED ECLIPSE(ストーリー担当)」ガンダムエースにて連載中です!

けだま @mofu_mofu_ugaa

「高い能力で成果を上げて可愛いお嫁さんと一緒に暮らして子を設け、街や国家や学問をリードする権威を持った存在になる」っていうなろうの成長ルートへ明確に憧れることができるのって、それが叶わない年齢の大人だけだと思うの…中高生くらいだと憧れの人生像ってまだ漠然としてることが多いと思う

2017-07-24 14:07:10
けだま @mofu_mofu_ugaa

若い頃見たい(自分と同一化したい)と思ってたものって、「すごい能力と能力のぶつかり合い」とか「すべての人間が絶対に手にできないような巨大な力」とか「かわいい女の子」だけであって、「歴史に残る偉業」とか「経済的な余裕」とか「正当な方法で得た揺るぎない権力」ではなかったよなあと……

2017-07-24 14:10:23
けだま @mofu_mofu_ugaa

だから、一般的に言われてるいわゆる「なろう小説」って、ファンタジーとラノベの皮を被った島耕作だと思うのだよね

2017-07-24 14:12:06


isaji★mosshm @isaji

「読者は物語の主人公に同一化している」と主張している人に、どの物語の誰に同一化して楽しんでいるか聞いてみたら「自分はしていない」と答えた事があったので、その考えが一般的というのは同一化論者の思い込みすぎないという疑惑がある。

2017-07-25 11:27:38
isaji★mosshm @isaji

物語の登場人物に自己を同一化して楽しむこと自体は悪いことじゃないんですけど、「読者は主人公に同一化している」と主張する人自身が同一化して楽しんでいない例が多いので眉唾なんですよね。

2017-07-25 11:30:24
isaji★mosshm @isaji

「共感」はあるにしても「自己同一化」もしくは「自己投影」って結構ハードル高いと思うんですよ。同一化論者はこれらを全部ごっちゃにして語っているのでは、という疑問もありますね。

2017-07-25 11:32:29