ペーター・ボシュについてのA to Z
- mineymoe2014
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【ApeldoornのA】 オランダ中部の街アペルドールン(人口16万)がボシュの故郷。両親が今も在住。少年の頃から監督役だった模様。
2017-07-23 17:20:21【Begabung(才能)のB】 ボシュ自身は技術的に限界のある選手だった。こんにち、彼は(かつての)自分を高く評価してはいない。「かつての私みたいな選手と一緒にプレーしたくはないね」。中盤ではあまりカンプフはせず、技術とサッカーをする方を好むタイプだった模様
2017-07-23 17:21:28【クライフのC】 ボシュはオランダサッカーのレジェンド、ヨハン・クライフから強く影響を受けている。チャレンジングなウィングのいる、攻撃的で美しいサッカーというクライフ理論をボシュは今も実行している。
2017-07-23 17:22:41【Distanz(距離)のD】 エールディビジの指導者ロン・ヤンスは、監督としてのボシュを称賛するが、近寄りがたいタイプと見ている。「そういう時期を抜けてしまえば、彼はいい奴なんだよ。アシスタントのクリュツェンと彼はいいコンビだし、クリュツェンは選手とのつきあいがうまいしね。」
2017-07-23 17:23:44【Entscheidung(決断)のE】 決断する前は大抵、「幾晩も眠れない」とボシュは語る。だが、「一旦決断すれば、そうする。振り返ることはない。そんなことしたって意味がないからね」。
2017-07-24 17:24:33【Fremdsprache(外国語)のF】 現役時代のうち合計2年間、ボシュは日本のジェフ・ユナイテッドに所属していた。その経験から、監督が日本語を知っているのは、香川真司にとってありがたいことかもしれない。
2017-07-24 17:26:15【Gegensätze(対照)のG】 ここ数年、ボシュはアシスタントコーチのクリュツェンとチームを組んでいる。ボシュが言うには、クリュツェンは、彼自身が弱点だと思っているような気質で人を魅了するのだそうだ。
2017-07-24 17:26:57【ユーモアのH】 ボシュのユーモアは母親譲りだ。少なくとも、ボシュはこんな昔話をしていた。母親と二人で、カメラを木の後ろに仕掛けて、車が通り過ぎる時にフラッシュを焚いたんだそうだ。「二人ともすごく楽しんでたね」。 (訳注:「ネズミ取り」に見せかけたイタズラと思われる…😅)
2017-07-24 17:27:51【インテリジェンスのI】 少なくとも、プレーに関わるインテリジェンスをボシュは重視する。「インテリジェンスのある選手が要る。インテリジェンスのある選手は予測する。インテリジェンスのない選手は反応する。常にだ。素早く思考できれば、それだけピッチで速く動ける。反応するのでは遅すぎる」
2017-07-25 17:50:56【Jäger(ハンター)のJ】 ボシュサッカーの中心的な要素は、5秒ルールだ。ボールを失ったら、なんとしても5秒以内に取り返さなければならないというものだ。
2017-07-25 17:51:36【Konsequenz(首尾一貫)のK】 「サッカーでの重要な決定はいつも長期的な視点から行う。たとえば、ある一人の選手を、ある1試合のためにだけスタメンから外すということはしない」。
2017-07-25 17:52:19【Lieblingslektüre(愛読書)のL】 バイヤン監督初年度についてのペップ・グアルディオラの本にはとりわけ魅了された。「今まで読んだうちのナンバーワン」だそうだ。この本を称賛するあまり、アヤックスのクラブの全員にこの本をプレゼントしたとか。
2017-07-25 17:52:55【人間のM】新しいクラブで始めから何もかもうまくいくわけではない。ボシュは少なくともアヤックス時代以降はそれをわかっている。「クラブをよく知らないといけないし、そこにいる人達のこともよく知らないといけない。そういう時期が過ぎてから、サッカーに目を向けることになる」。
2017-07-26 17:24:04【Nähe(近さ)のN】 彼が望むほどには両親としょっちゅう会えるわけではない。だが試合の後、PBは母親にきちんきちんと電話している。母親は、息子の試合の前に、縁起担ぎでろうそくに火を灯すのだそうだ。
2017-07-26 17:25:05【心理学のP】 3月、ボシュは、ここ14年ほどスポーツ心理学者のサポートを受けてきたと語った。思い煩わずに済むように。「彼から学んだのは、手放すということだ」。昔のPBは、雨が降って、芝が、チームにとって大事な試合ができる状態でなくなると腹を立てていた。(続
2017-07-26 17:29:05今の彼はわかっている。「私が雨をどうにかできるか?何でそんなに腹を立てるんだ?そんなのエネルギーの浪費だ」。
2017-07-26 17:29:47サポートという訳があってるかは自信なし セラピーでもないようだし。ニュアンスとしては、心理学者と一緒に協力してコントロールを身につける感じか。 共同して事にあたるイメージで表現するんだな〜
2017-07-26 17:40:20【クオリティのQ】 ボシュは若いチームから驚くべき組織を作り上げる。「ボシュは若い選手達と一緒にやるのが好きだというのを示している」とツォルク談。
2017-07-27 16:50:12【ロストックのR】 ボシュは半年ロストックでプレーした。そこで彼はアペルドールンの地元紙に毎週コラムを書いたりもしていた。
2017-07-27 16:51:25【Sammler(コレクター)のS】 「捨てられるのは重いものだけだね」とボシュ談。選手時代、監督から感銘を受けたことがあればメモしていた。リヌス・ミケルスがオランダ代表監督をしていた、1992年ユーロ杯の時のメモをまだとってある。(続
2017-07-27 16:52:10「ミーティングの後すぐ、ホテルの部屋に駆け込んで、全部メモした。自分が良い選手ではないだろうということはわかってたが、ひょっとしたら良い監督にはなれるかもしれないと思ってたんだ」。先見の明があった。
2017-07-27 16:52:54【トゥーロンのT】 23歳の時にヴァールヴァイクからフランスリーグ1部のトゥーロンへ移籍。「若者として南フランスへ行き、一人前になって帰ってきた」。
2017-07-27 16:53:35【Umgang(つきあい方)のU】 1992年ユーロ杯ドイツ戦の前日、練習でフランク・ライカールトが何でも一人でやろうとしてことごとくミスしていたそうだ。リヌス・ミケルス監督が声をかけた。「フランク、ストップだ!お前、今何をやってるかわかってるか?」(続
2017-07-28 16:56:54-「はい、やっといい感じがつかめました。」-「そうか、わかってやってるんだな?私はお前がやろうとしてることがわからないし、他のみんなもわからない。お前はわかったんだな?」-「はい」-「よし、みんな続けよう」。(続
2017-07-28 16:58:18