Magic LOVE

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まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

Magic LOVE〜プロローグ〜 “お前とエッチするの飽きた。” -- そう言われて、最低な彼氏に振られてから3年。 すっかりあっちの方もご無沙汰で、悲しいやら虚しいやら。 はぁ… そろそろ人肌に触れたい。 …正直えっちもしたい。 でも、こんな事誰にも言えない。

2017-07-20 23:11:54
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

2 そんな事を考えながら、家までの道をとぼとぼ歩く日曜日。 あぁ、また月曜日が始まる。 何か、良いことないかな。 素敵な人に出会えないかな。 …久しぶりに、したいなぁ。 すると、耳にかすかな音が聞こえた。 “…お嬢さん。” 『え?』 “お嬢さん。こっちこっち。”

2017-07-20 23:12:40
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

3 振り向くと、黒いフードを被ったおばあさんらしき人が座っていた。 こっち、と手招きをしている。 …なんか不気味。 『あ、あの、私…先を急ぐので。』 そそくさとその場を去ろうとすると、 “そうかい。残念だねぇ…。 お嬢さん、刺激が欲しいんじゃないのかい?”

2017-07-20 23:13:40
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

4 『…え?』 吸い寄せられるように近づくと、机の上には七色のお守りと、虹色に輝くお守りが並べてあった。 『キレイ…』 “これに念じて眠るとね、きっと貴女に快楽と出会いの道が拓けるよ…” 『快楽と出会い…』 私は無意識のうちに、虹色に輝くお守りを手にしていた。

2017-07-20 23:14:04
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

5 すると、フードから覗く口元がにやりと口角をあげ、低い声で言った。 “お嬢さんも欲張りだねぇ… まさか虹色を選ぶとは。” 『はぁ…。 なんかよく理解できないんですけど…』 “買うのかい?買わないのかい?” その圧に押され、 『か、買います。』 と言ってしまった。

2017-07-20 23:14:24
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

6 お金を渡し、お守りを受け取る。 そのお守りは、今まで見た事もないような、 でもどこかで見た事のあるような、そんな不思議なものだった。 よく見てみると… 『∞マーク…? あの、おばあさん。 これってほんとに…』 私がもう一度おばあさんの方に顔を向けると、

2017-07-20 23:14:50
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

7 その姿は影も形もなく、 ただコンクリートの道があるだけだった。 ---- 『今日のおばあさん、なんだったんだろ…』 ベッドに入り、お守りを見つめながら考える。 このお守り、ほんとに効果あるのかなぁ… 半信半疑でいつつも、私はそのお守りに駄目元で願いをかけた。

2017-07-20 23:15:10
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

8 『本当にこのお守りが本物なら… 良い人と出会わせてください。 夢のような体験をさせてください! つまらない毎日に、刺激をください…』 ぎゅっと目を瞑り念じて、枕の下にお守りを置き、 『……zzz』 私は静かに眠りについた。 --- つづく

2017-07-20 23:16:17
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*1st Magic 目が覚めると私は、駅に立っていた。 え…何で? ていうか、仕事行かなきゃ! 訳も分からず戸惑っていると、肩をポンっと叩かれた。 『きゃっ!』 「そんな驚く〜?笑」 振り向くとそこには、私と同じくらいの背をした可愛い男性が立っていた。 pic.twitter.com/48lVTB18PQ

2017-07-21 20:46:43
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*2 『…どなた…ですか?』 「何言うてんねん〜。章大やろ?さっ、行こ!」 私の手を握り、歩き出す彼。 章大? なんだか会ったことがあるような、ないような… 全く知らない人なのに、 不思議と私は彼を受け入れていた。 「久々のデートやし、色んなとこ行きたい。」

2017-07-21 20:47:04
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*3 久々って、私と会ったことがあるって事? 『あのっ、』 繋がれた手を離し、立ち止まる。 「どしたん?」 不思議そうに顔を覗き込む彼。 『えっと…その…』 「…なんか今日おかしいで? いつもと違う… あ、もしかして熱あるんちゃう?」 グッと近寄り、私のおでこに

2017-07-21 20:47:27
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*4 おでこをくっ付けた。 顔が近くてドキッとしてしまう。 「ん〜熱はないかも知らんけど、なんか心配やし… 今日は家で休もか。」 そうしよっ、と頷いてクルッと方向転換。 そしてまた私の手を引いて歩き出した。 『え、ちょっ… どこ行くんですか?』 「え?俺んち。」

2017-07-21 20:47:59
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*5 --- 半ば強引に手を引かれ、辿り着いたのは見た事もない家だった。 「あ、この前うちにピアス忘れてったやろ!」 指差す方には、確かに私のピアスが置いてある。 なんで…? これは一体… 頭がちんぷんかんぷん、放心状態でいると、見兼ねた彼がリビングへ案内する。

2017-07-21 20:48:28
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*6 「ほんまにどうしたんや、この子は…」 彼が淹れてくれたコーヒーをすする。 状況が飲み込めなくても、この味…ホッとする。 飲み慣れた味のような… すると、湯気の向こう側で私を見て微笑んだ彼が チュッ と突然にキスをした。 『!?』 「そんな驚かんでも…笑」

2017-07-21 20:48:55
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*7 久しぶりのキス… 知らない人としちゃうなんて。 私の身体はだんだんと熱を帯びてく。 「なぁなぁ…」 そう言いながら、彼は少しずつ私に近づいて、肩と肩をくっ付けた。 『…////』 そして、私の肩に頭を置いて上目遣いで言った。 「最近してへんやんかぁ…」

2017-07-21 20:49:19
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*8 「今日はええよなぁ?」 『…いいも何も、私たち今日初めて… っっん…!』 私が言い終わらないうちに、彼が唇に舌をねじ込んでくる。 やばい… 抵抗できない… 『…っんん…はぁ…』 「…久しぶりのキス… やばいよな。」 ふふっと笑いながら囁いた。

2017-07-21 20:49:41
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*9 何この笑顔… 落ちちゃいそう… そんな事を考えている間に、彼が私をソファに押し倒した。 上に跨った彼が、唇を指でなぞった後、だんだんと下へ降りていく。 服の上から胸を優しく揉みしだく。 『…っぁあ…』 「…かわいい…好き。」 もう、どこの誰かとか、 pic.twitter.com/xDEfipnwHY

2017-07-21 20:50:03
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まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*10 初めて会ったとか、どうでもいい… …シたい。 「…もっと感じて?」 服の上から胸を弄る手は、一つずつボタンを外して、下着の中に入ってくる。 『…っひゃぁ…』 「ここ、好きなん?」 男らしい手で、乳首を転がしたり摘んだり、いやらしく弄ぶ。

2017-07-21 20:50:14
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*11 私、こんな事されるのいつぶり…? Hってこんなに気持ち良かったっけ… 『っん…ぁあ…っ、』 我慢しようとしても、声がつい出てしまう。 「全部脱ご。」 彼にされるがまま、服を剥ぎ取って、2人裸になって抱き合う。 「好きや… 俺の事、好き?」

2017-07-21 20:50:30
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*12 抱きしめる手を強くしながら、耳元で彼が囁く。 『…うん。好きだよ…』 自分でも驚くほど自然に、言葉が出てくる。 まるで私たち、ほんとの恋人同士のように。 たくさんキスを交わす。 唇を噛んだり、舌を絡め合って、時々いやらしい糸を引きながら、 激しく… pic.twitter.com/Vm5gOpbJMW

2017-07-21 20:50:50
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まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*13 すると、彼が状態を起こして、私をその上に座らせた。 2人の身体がぴったりくっ付く。 彼が、私の首筋や胸に舌を這わせて、時々漏らす熱い吐息。 『…んぁあ…っ、だめっ…』 ピチャピチャといやらしい音が響く。 「…はぁ…はぁ… …もういい?」

2017-07-21 20:51:05
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*14 『…え?』 「俺…もう無理…」 そう言った彼が、私の腰をグイッと持ち上げたかと思うと、 そのまま自分の腫れ上がったモノを私の中に一気に挿れた。 『…っ!んぁあ!』 座って抱き合っている体制のせいなのか、奥の奥まで彼のモノが入ってくる。 久しぶりの感覚。 pic.twitter.com/Q4UcaUnagP

2017-07-21 20:51:40
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まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*15 中はジンジンと熱くなり、淫らな液がじわっと溢れてくるのが自分でも分かった。 「…中きっつ… 動くで?」 ゆっくりゆっくり上下に腰を振る。 その度に快感が押し寄せて… すぐイッちゃいそ… 『…やぁ…んん…っはぁ… もう…イッ…く…』

2017-07-21 20:52:00
まるこ@エイト妄想*大人 @eightmaruter2

*16 「…んっ、…もう? いつからそんな淫乱になったん?」 息を切らしながら、彼がニヤリと笑みを浮かべる。 「…まだあかんで。」 そう言いながらも、彼は腰の動きを止めようとしない。 『あぁ…んぁっ…はぁん…』 激しく上下に動きながら、私の乳首を舌で責める。 pic.twitter.com/gBvnvF1AXe

2017-07-21 20:52:24
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