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リンク キャリコネニュース ご都合主義の異世界転生ラノベ「なろう系」が人気 小説を「早解き動画」感覚で楽しむ人が増えている!? 近年、「異世界」という言葉がタイトルに含まれたライトノベルが増えている。こうした作品の大半は、小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿され、書籍化されたものであることから「なろう系」と呼ばれている。主人公が異世界に転生し、活躍するという物語であることが多い。この「なろう系」の流行は、小説が「読むもの」から「観るもの」になったことを示している。(取材・文:河嶌..

「しかしこうした「ご都合主義」こそ、「なろう系」の特徴だ。漫画「がっこうぐらし!」(芳文社)の原作者で知られる海法紀光さんは、2016年1月にTwitterでこう指摘している。」

“なろう系のチートというのは、多くの場合「世界をハックする物語」なのだ。うまいハックが重要なのであって、「努力」や「向上心」は付随条件でしかなく、時に邪魔でさえある。”

「主人公が異世界に転生し、チートもなんでもありの、ご都合主義の予定調和とも言える要領の良さでのし上がっていく――これが「なろう系」作品の特徴だとされている。」


(海法氏の実際の発言)

海法 紀光 @nk12
いわゆる、なろう系のチート物の作品(といっても一口には語れないんだけど)において、たいていの作品では、自身の能力と、その世界のルールを把握した上で、能力やその運用を磨き上げ、社会的地位を築いている。 つまり異世界チート作品に、努力や向上心がない、というのは大きな間違いだ。
海法 紀光 @nk12
一方で、これらの作品には(これも一口には言えないんだけど)、ある種の「不真面目さ」がある。「正当で地道な努力が最後には報われる」的な努力への信頼はなく、「たまたま素質を持った人間」が「正しいやり方」でやったのでうまくいってるというわけだ。要は、これは、ハッカーの思想である。
海法 紀光 @nk12
いわゆるステータス魔法を前提とする「RPG的ファンタジー世界」だからというのもあるが、なろう系のチートというのは、多くの場合「世界をハックする物語」なのだ。うまいハックが重要なのであって、「努力」や「向上心」は付随条件でしかなく、時に邪魔でさえある。
海法 紀光 @nk12
世の中を風通し良く、楽しくするのに必要なのはちょっとした工夫であって、「努力」とか「向上心」とかは不要だよ、という思想は、個人的には大好きであって、いわゆるハードSFの多くとも共通しているな、と、思うのであった。「ふわふわの泉」とかさ。
海法 紀光 @nk12
もちろん、ここに書いたのは、あくまで、なろう小説の一面であって、地道な努力の大切さが描かれる、傑作なろう小説も一杯あるので、念のため。

(海法氏の補記)

海法 紀光 @nk12
キャリコネニュース『ご都合主義の異世界転生ラノベ「なろう系」が人気 小説を「早解き動画」感覚で楽しむ人が増えている!?』におけるツイート引用 - Togetterまとめ togetter.com/li/1135041 自ツイートが引用されていたので補記など。
海法 紀光 @nk12
「読みやすいこと」「ご都合主義であること=多少わざとらしくても、楽しい展開にすること」は、なろうに限らず、娯楽作品全般で重要な要素で、自分も大切にしています。 その上で一連のツイートは、「チート無双系なろう作品も、意外とご都合主義でなくて主人コツ努力してるよ」という意図でした。
海法 紀光 @nk12
その上で、地道な努力そのものよりも「無駄な努力をしない一工夫」みたいなのが重視されてるのではないかと書きました。 いずれにせよ、なろうにも色々な作品があり、流行も移り変わるので、去年書いたこの話も、あまり実態に即してない面があると思います。 ご参考までに。

(記事への反応)

浮上減 @mrgiroseka_FAVO
偏向報道印象操作を完璧に体現してて盛大に草
mizunotori @mizunotori
海法氏の発言をわざわざそこだけ切り取るということは確信犯的な記事か。 / “ご都合主義の異世界転生ラノベ「なろう系」が人気 小説を「早解き動画」感覚で楽しむ人が増えている!? | キャリコネニュース” htn.to/rerxy8 #ライトノベル #Web小説
新坂 @sinzaka
海法さんのツイートは「あくまで、なろう小説の一面であって、地道な努力の大切さが描かれる、傑作なろう小説も一杯あるので、念のため」と続いてるんだが……。早解き感覚で記事を書いてるのか。 ご都合主義の異世界転生ラノベ「なろう系」が人気 news.careerconnection.jp/?p=38918
@tanami_t
自説に都合のいい話をしてくれる「権威」なら山ほどいるだろうに、なぜ海法……
キト @saikoro610
こういう発言の「切り取り」による印象操作が、「揶揄」「雑語り」「偏見」の拡大再生産の原因の一つとなっているのは疑いようがない。「キャリコネニュース「“ご都合主義の異世界転生ラノベ「なろう系」が人気 小説を..」togetter.com/li/1135041#c39…

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コメント

キト @saikoro610 2017年7月30日
こういう発言の「切り取り」による印象操作が、「揶揄」「雑語り」「偏見」の拡大再生産の原因の一つとなっているのは疑いようがない。
@antten_ 2017年7月30日
光のラノベ天狗トゥギャッター感ある
佐藤葵 @srpglove 2017年7月30日
まとめを更新しました。
mlnkanljnm0 @kis_uzu 2017年7月30日
まあ往年のハーレクインロマンス並にぱっと見区別つかない本が並んでると偏見も生じやすいのであろう。
さとうあきひろ @akihirosato1975 2017年7月30日
自分もなろう作品はいろいろ読んでるつもりだけど、なろう作品を読んだことがない人に限って「なろう=努力しない主人公がチートやご都合主義で活躍する」ってイメージ抱いてる気がする。なろう住人ってむしろ「設定の破綻」とかにものすごく厳しいので、チートやご都合主義ってその破綻を避けるための手法の一つに過ぎないのに。
さとうあきひろ @akihirosato1975 2017年7月30日
ただ「なろう」にも「なろう系」ではない作品が多数ある(既に指摘されてる通り)のを裏返すと、「なろう」の外にも「なろう系」とくくられる小説があるわけで、「『なろう』≠『なろう系』」と考えれば、キャリコネニュースの記事もあながち間違ってるとは言えなかったりして。
黒田クロ@ふたけI11a @kurotoya 2017年7月30日
異世界転生ネタなんて100年以上前からあるありふれたネタであり、最近も何も90年代末期ネット勃興期のいわゆる楽園がリンク張ってた頃から異世界物は思いっきりありふれたネタだったんですけど、20年前も最近に含めたりするんですかねえ…
黒田クロ@ふたけI11a @kurotoya 2017年7月30日
まあロクに調べもせずに駄文書いて給料が出るってんだからキャリコネニュースの記者ってのはなろう作者よりも楽な仕事だろうなと想像はつく
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