- Dr_crowfake
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立喰師が次郎に現れ全てマシマシのラーメンを頼んだ後上から律儀に食べ初め面がふやけたのを見て「麺が泣いているぜ」とごとに及ぼうとしたとき、五十鈴華さんが現れ、全てマシマシのラーメンを頼んだ後華麗に皿返しを行い「麺は泣いていませんよ」とゴトをぶち壊しつつ自身はカネを払わずに出て行く回
2017-07-24 09:36:41立喰師のゴトにたまたま居合わせたあんこうさんチーム、秋山殿が「アレは立喰師でありますな」といちいちみぽりんに解説するシーンをおりはさみつつ実は華さんこそ伝説の立喰師「次郎の華」だったという展開に。
2017-07-24 09:38:34ハンバーグのエリカというゴト師の事を考えていたがおそらくあのツンツンした態度で非難しつつあんたには任せられないとツンデレ態度で見事なハンバーグの作り方を見せ、厨房スタッフが感心している中「お代はいらないわよ」と出て行くツンデレ立喰師になる。
2017-07-24 09:42:29エリカがハンバーグ店でゴトを行おうとしたところ、あんこうさんチームと出くわして調子が狂い失敗しかけるが立喰師の意地にかけてゴトを完遂し、直後全てをみぽりん達に見られていたことに恥ずかしみを覚えて退散しようとするがみぽりんたちに頼まれ立喰師のなんたるかを教える羽目になる回。
2017-07-24 09:52:02「次郎の華」と「ハンバーグのエリカ」はそれぞれ飽食の時代を批判する態度と食文化の退廃を糾弾する態度において時代の批評者であったと後世の研究者に描かれることとなる。
2017-07-24 10:13:11@PsyonG うん……前払いした後ケチを付けて返金させるとか考えたけどちょっと立喰師向きではなさそうな気もする。押井が立喰師の変遷について書いてたのでそういうのもありかと考えたのだが。
2017-07-24 10:16:04次郎は食券による事前払い制度である。これに対し旧来のゴトは通用しないかと思われた。だが、返金を要求するという旧来のゴト師が禁忌とする事柄をあえてやってのけるのが「次郎のマサ」のゴトであり、それを撃退することで店から無料にしてもらうのが「次郎の華」のゴトであった。
2017-07-24 10:45:05「次郎のマサ」の食券システムへの反逆はゴト師としての一定の理念、すなわち先に金を取り立てながらその金に見合わないサービスを行うものへの批判的な視座であり、更にその批判として「次郎の華」のゴト、すなわち対価に見合わないものはそもそもゴトを行うに値しないという視座によっていた。
2017-07-24 10:49:36ハンバーグのエリカのゴトは提供されるサービスの質に対する異議申し立てなのだが、実質「自分で作る」という対価を払っているため旧来のゴトとは異質である。もはやそれは一種の啓蒙活動であり、「ハンバーグのエリカ」という立喰師の異質性と人柄を表すものであろう。
2017-07-24 11:04:56逸見エリカの手は戦車道で鍛えられているので挽肉を練るのに適しているしよく練り込まれた挽肉で程よく火が通されたジューシーなハンバーグを作ってくれると確信している。
2017-07-24 14:39:46「ハンバーグのエリカ」が洋食屋に入り早速ゴトを始めようとした矢先、中国人留学生バイトにパワハラする店主を見てキレかけたところで筋骨隆々のスーツ姿の紳士が「モノを食べるときにはね、なんというか、豊かでなくちゃいけないんだ」と言い始め、なんだテメェとイキる店主にアームロックを掛ける回
2017-07-24 14:42:17「アームロックの五郎」のゴトは1回しか成功したことがない。彼は本質的に誠実であり、対価を払うべきと感じたものにはたとえどのようなものでも対価を払うからだ。この立喰師としては全く異質な思想は、無料サービスが当たり前という風潮に対する批判であるが、同時に立喰師としての矛盾を孕んでいた
2017-07-24 15:11:59@nepu10 確かにそういう構造ですが、世界内戦・ゲリラ戦状況以外の切り口を取り上げることも可能ですし、まだ2010年代の立喰師概念は広げようがあると思います。
2017-07-24 16:01:51ハンバーグのエリカのゴトはファミレス文化のインスタンティズムに対する抵抗であると語り直すことが可能であるとか、アームロックの五郎のゴトはサービス無料文化への抵抗であるとか、割とプロテスト文脈で語っているので、別文脈でも立喰師の話を書きたい
2017-07-24 16:06:23