【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。 第136話「群英の会」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」01】 第136話です。 周瑜の大胆な敵情視察は無事成功。一方、敵に水塞の構造を知られてしまった曹操は、一から作戦の練り直しをしなければならなくなり、こんなことではいつ呉を破れるかわからんと激オコです。

2017-08-08 12:36:37
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」02】 そこに、そんなに悲観することはないと現われたのが、蔣幹(しょうかん)です。曹操の食客ですが、実は蔣幹は九江の生まれで周瑜とは郷里が近く少年時代からの学友とのこと。これに曹操は興味を示します。

2017-08-08 12:40:30
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」03】 周瑜を口説いて曹操の味方につけるよう働きかけるという蔣幹の言葉に、呉から周喩を外せば呉軍は骨抜きになる故、是非やってみてくれと。説得のために贈り物は何がよいかと尋ねると、蔣幹はそのようなもので心動かされる人物ではないと言います。

2017-08-08 12:43:41
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」04】 蔣幹は、あくまでも学者として振る舞うと言って童子と船を一艘借り、呉の陣へ向かいます。 一方、蔣幹がやってきたと聞いた周瑜は、蔣幹の狙いを読み、何やら一計を案じ、魯粛らを呼んでヒソヒソ話をします。

2017-08-08 12:47:19
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」05】 蔣幹に周瑜がことのほか喜んでいると伝え、周瑜がいる陣幕まで案内。周瑜も両手を広げて蔣幹を歓迎しますが、そこで、チクリと曹操から何か頼まれてきたかと刺します。蔣幹は周瑜が出世したと聞いて、つい昔話をしたいとごまかします。

2017-08-08 12:49:59
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」06】 周瑜は、冗談だと言って、今日は戦を忘れ飲み明かそうと幕の中に誘います。周瑜は、宴席が組まれ、居並ぶ部下たちの前で、蔣幹は江北から来たといっても曹操のもとから来たわけではないから、曹操に頼まれて自分を口説きに来たと思うなと言います。

2017-08-08 12:53:16
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」07】 もしそう思うなら客に対してこれほど失礼なことはないと言って、周瑜は太史慈に剣を与え、今日は曹操と呉の合戦を忘れて飲みたいから、もし、酒が回って合戦のことを口に出す者がいたら、斬って捨てろと命じます。

2017-08-08 12:55:08
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」08】 蔣幹の目論見を出鼻でくじいた周瑜。蔣幹は何も言えません。その後、宴会が始まります。ひとしきり談笑後、周瑜は酔い覚ましをしようと、蔣幹を外に連れ出します。酔っ払ったふりか、ホントに寄ってるのか、う〜〜いと上機嫌な周瑜さん。

2017-08-08 12:56:59
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」09】 周瑜は武器食糧の蓄えは万全だと、蔣幹に呉の実力を見せます。蔣幹とは将来を語り合ったものだが、自分は呉の孫権に信用され、呉の兵力を任されている。この大恩は忘れることはなく、誰に口説かれようとも呉君に対する忠誠は変わらないと言います。

2017-08-08 13:01:10
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」10】 蔣幹としては話し合いのテーブルにすらついてもらえない状態。プルプル震えていますが、何も言うことが出来ません。説得のきっかけがあれば自分の弁舌が活かせると思ったのでしょうが、周瑜の方が上手でした。

2017-08-08 13:03:42
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」11】 再び呑み直そうと周瑜が幕内に蔣幹を入れます。どんどん飲ませようと酌をしますが、蔣幹は浮かない顔です。それを見た周瑜。ここにいるのは呉の英傑ばかりで、「群英の会」と称していると蔣幹に説明します。

2017-08-09 12:44:05
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」12】 そして、集まるといつも自分が剣の舞を舞うことになっている、といって剣を手に取ります。「大丈夫世に処するや功名を立つ、功名すでに立ちて王業成る…」と歌いながら剣舞を見せます。周りは拍手喝采。

2017-08-09 12:48:21
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」13】 王業が成ったから四海が清くなり、天下泰平だと。天下泰平になったから酔っている、酔っているから踊ってる〜、みたいな内容の歌でひとしきり踊ったあと、周瑜は激しく動くと酔いの回りも早いと言って剣を収めます。

2017-08-09 12:51:42
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」14】 そして、蔣幹に、今夜は一緒に同じ床に寝て語り合おうと誘って、蔣幹の腕を取り寝室へと誘います。言葉だけだと色々誤解を受けそうですが、もちろん、周瑜の作戦の一環です。

2017-08-09 12:53:30
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」15】 周瑜は蔣幹に、利害を忘れて昔の友と飲み合うというのはいいものだのう、と言うと、蔣幹は、そそ、その通りと答えるのが精一杯。周瑜は蔣幹と肩を組み、愉快愉快、浮世の苦労を忘れるわいと、連れ立って歩くのでした。

2017-08-09 12:55:19
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【横山光輝「三国志」講座136「群英の会」16】 曹操の意を受けた蔣幹ですが、逆にそれを利用しようとする周瑜。果たしてこの蔣幹の訪問がいかなる結果を迎えるのか…。続きは次回です。 今回はここまで。

2017-08-09 12:56:42