小麦といえば、中世の小麦の生産効率は3倍程度だったんですが、エジプトは15倍ぐらいあって、中世の停滞はローマがエジプトを失ったことが遠因とかいう話もあったような。
2017-08-11 19:35:09属州の獲得によってローマ本国の小麦農家は安い属州産の小麦に勝てず廃業に追い込まれ、単価の高いオリーブやワインなどに切り替えていった結果、産業が空洞化していった話。
2017-08-11 19:36:59トウモロコシの原種ってどんなのか知らなかったのでググってみたところ、所説あるもののテオシントという植物が最も有力らしい。もちろん収穫倍率は低く、種は硬くてゆでただけでは食べられないが、あぶるとポップコーンするらしい。
2017-08-11 23:48:06気になる品種改良だけど、コロブンスの隊員が日記に「人間ほどの背の高さがあり、腕の太さほどの穂をつけ、えんどう豆ほどの大きな粒をつけていた」と残していたらしく、欧州に入ってきたころには今の形に近くなっていたらしい。
2017-08-11 23:49:15トウモロコシの品種改良、たしか品種改良自体の再現実験はされてて、本気でやれば数十年でマトモな栽培作物レベルになるらしいですよ
2017-08-11 23:52:25モロコシ君は食料5+灌漑食料+1の優良食料資源だけどリアル的にはそこまで優秀な食料なのかなって思うことはよくあるゾ(じゃがいもとかあの辺のほうが優秀な気がする)
2017-08-11 23:52:35新大陸事情をまとめると、メキシコから広まったトウモロコシが主食として最も主流。インカ帝国についてはジャガイモのほうがメインだったのではという説が強くなっているのと、アマゾンではキャッサバが主食だった。ともかく、ちゃんと人口を養える程度の食糧は自給できていたようだ。
2017-08-11 23:52:57@rurunuko リアルもろこし君はダメですね、一説によると遠征を可能にするだけの生産力がないのでマヤは統一政権が出来なかったとか言われるレベル
2017-08-11 23:53:43品種改良、現代科学だとだいたい20代ぐらいで新種が生まれてくるらしい。暗所でハエを生活させ続けて、原種と交配できない暗闇での生活に特化したハエに進化するまでの世代数が確かそれぐらいだったという研究があったはず。
2017-08-11 23:54:59あとアメリカ大陸での農業開始の時期は旧大陸と大差ないので、原酒見て生産性低そ~~みたいな議論はあんま意味ないと思います。流石に紀元後入りする頃にはマトモな作物できる程度には時間はあった
2017-08-11 23:56:16@tackman 本当に優秀な食物だったらそれこそ欧州に持ち帰って栽培されメイン食料の一角になっていてもおかしくはないでしょうしねえ
2017-08-11 23:56:36ジャガイモがダメなのは、ナス科全般にいえることですが連作障害を起こしやすいこと。それと水分が多い(=雑菌が繁殖しやすい)こと。近代的な技術基盤があって初めて輝く人たちですね。
2017-08-11 23:56:52@rakkyotenkabutu なるほどじゃがいも君は昔はパッとしなかったけど大人になったら優秀なやつになったパターン…
2017-08-11 23:59:2617世紀の時点でモロコシ君はすでに小麦よりも優秀な品種になっていたらしい。というのも、経緯は不明だけど欧州に入ったトウモロコシはトルコで流行したとか。「トルコ小麦」とまで言われたトウモロコシはすぐに普及したらしい。
2017-08-12 00:00:48