リトル・ジャイアント感想

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

続いて9番目の奇妙な人形に代わり、リトル・ジャイアントを取り上げようかと思う。この作品は先日海外系のロボットアニメを探す過程で弟からのこれはどうらろうか?と教えられたことからふとこの機会にと思って視聴した。どうやらこの作品はタイ製の作品らしく　#リトルジャイアント pic.twitter.com/p0BHd3Q1DF

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

まさかタイのロボットアニメを取り上げる日が来るとはと胸アツ。ヴォルトロンを視聴する予定もあるが、その縁で海外系のロボットアニメも見てみようとしてしばらく長編映画を中心に取り上げる事が増えるかもしれない。それはそうとストーリーとすればラーマーヤナを原作と　#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

しているらしいが、ロボットたちだけが生きている世界に置き換えられている。そこでかつて暴れまわっていた巨大ロボット・トサカンに対して、神の化身でもあるロボットハヌマーンが戦うものの、トサカンを封印する為に己の鎖で彼を巻きつけてハヌマーンは道づれとなり　#リトルジャイアント pic.twitter.com/Sy6mkVxRGY

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

それから100万年後の世界でロボットたちによって彼らは発掘されるも既に記憶を失っており名前も覚えていない。その上ハヌマーンはまだしもトサカンは温和な性格になっている為、封印する為に打ちこまれた鎖もあって二人はともに行動して、デコボココンビながら　#リトルジャイアント pic.twitter.com/GTbU77gHVt

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

徐々に友情が芽生えてくるといった訳だが……記憶がよみがえればハヌマーンとトサカンはお互い相容れない敵同士として殺し合いをしなければならないのである。この辺りモチーフが似ている事もあるが「天空戦記シュラト」のシュラトとガイの宿命を彷彿させるもので　#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

日本のロボットアニメでは「大魔獣激闘鋼の鬼」や「銀装騎攻オーディアン」、「創世のアクエリオン」などの親友や仲間が何らかに魅入られて敵として変貌していき、戦わざるを得なくなるジレンマをこの作品でも扱っているともいえるだろう。　#リトルジャイアント pic.twitter.com/f8Tyw27LGh

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

一応雰囲気もあり前半はコミカルな様子で新たに名付けたホワイティとキングウリーンのコンビが100万年後の日常に溶け込んでいく様子が描かれる、それと並行してこの世界で最初に使命を与えられて行動するタイプのロボットと、また最初に行動することを与えられて使命を　#リトルジャイアント pic.twitter.com/QvG1tdBPAS

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

見つけるロボットと2タイプに分かれているらしい。本編でそこまで掘り下げられなかったのだが、この辺りホワイティとキンググリーンの前世でお互い敵年として争っていたのがその使命によるものとしたら?と現代と対比させて書いているところがあるかもしれない。#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんな折巨大な磁力装置が暴走して人々を救おうとしたことで、ホワイティとキンググリーンをつないでいた鎖が切れてしまう。これでお互い別々に動けるようになるが、力持ちで気が優しいキンググリーンに人気が集中することで、ホワイティは劣等感を抱くさ中　#リトルジャイアント pic.twitter.com/xFxXvVSlYl

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

落雷に打たれたショックでホワイティはハヌマーンとしての記憶を取り戻してしまう。その為キンググリーンをトサカンとして始末しなければならないと使命が促すも、なんだかんだ友達同士だったとしてキンググリーンが自分を友達だと信じ続けているとして非情に徹せなく　#リトルジャイアント pic.twitter.com/URj6vwdUEh

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

葛藤を隠せないのだが、悪役ポジとしてトサカンを復活させて世界を支配し世とするロボット・クンパカンに二人は狙われてしまい、ハヌマーンは余計だと時限爆弾を胸に付けられてしまう。時限爆弾は太陽が12時を指した時に爆発するらしく、その為太陽そのものに突っ込んで　#リトルジャイアント pic.twitter.com/rnDtuvOJlQ

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

キンググリーンが太陽の軌道を止めることで時限爆弾の起爆を阻止して解体するネタは、一応その太陽がこの世界ではロボットになっているっぽいのだが、流石に無理があるような気がする(汗)これで時限爆弾が外れたことでハヌマーンは救われるがキンググリーンは満身創痍で　#リトルジャイアント pic.twitter.com/Fm8Q7GsT9v

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

あるにも関わらず、ハヌマーンはビッググリーンを使命で神々の示した処刑場へ運ぶ。だが何度転生すれば殺し合いや戦争は続くのか!?と、使命ではなく友として神々にあらがいビッググリーンを自分の手で守り抜くと宣言。もっともこの真実を知らされてビッググリーンが　#リトルジャイアント pic.twitter.com/UKYkrmti0Q

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

自分はトサカンとして恐れられている存在だから、自ら処刑される事を選ぶとの意志に、ハヌマーンは一緒に逃げろ!と進めると手を払いのけてしまう。この辺りでビッググリーンからトサカンへ変貌している(好戦的になる)様子を察して、それならガチンコ勝負で勝ったら逃げろと　#リトルジャイアント pic.twitter.com/irDswzK4i9

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ハヌマーンは彼の好戦的な潜在意識を利用して、友として助けるために敢えて真剣勝負を挑む。やむを得ない戦いだったが、ビッググリーンは自分は死にたい為に戦うことから、ハヌマーンを殺すトサカンとして本当に変貌してしまう。珍味に後半の戦闘シーンだがハヌマーンが小柄故　#リトルジャイアント pic.twitter.com/AzqVRRBYBK

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

とうていパワーでは勝てないと、尻尾の鎖を利用したトリッキーなチェーンアクションを駆使しているところが結構熱い。あちこちに逃げ回りチェーンをあちこちに絡めてトサカンの動きを制限したり、1か所にチェーンを何度も突き刺すことで楽版を発生させてトサカンを潰したり　#リトルジャイアント pic.twitter.com/SycuzcteJV

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

そんなチェーンアクションを堪能する点でも面白いかもしれない。その後ハヌマーンの呼びかけにビッググリーンとしての記憶を取り戻す辺りはやや捻りがないところだが、自分の頭部にトサカンとしての人格を担うロボットたちが巣食っていたと気づき　#リトルジャイアント pic.twitter.com/u0dYq0JevL

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ビッググリーンは胸のチャクラムを敢えて自分の頭めがけて飛ばし、これに分離して回避するトサカンだが、ビッグストーンの頭によじ登ろうとするところ彼の無数の腕に翻弄されている隙にチャクラムの軌道にいた所粉々に粉砕される。これによりトサカンは倒されたことになり、#リトルジャイアント pic.twitter.com/RDGyBYtYRI

拡大

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ハヌマーンとしての使命は終えたとして、その後日常で保育園の教師としてこの戦いを話す彼の姿があった。彼はビッグストーンが友の為に我が身を投げ出しと自己犠牲と、そのような殺しあう悲劇を回避するには悪魔を野放しにしてはいけないと、ロボットたちもとい誰の心にも　#リトルジャイアント pic.twitter.com/8paPt1njTo

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

悪魔は住んでいるのだとの結論で締めくくる。この辺りタイ的?と思いつつ、確かにビッググリーンとして純朴な性格だった彼も、トサカンとしての人格を担うロボットたちが頭に巣食っており、またハヌマーンもホワイティとして同じヒーローでありながらビッググリーンの人気に　#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

嫉妬した事がハヌマーンとしてビッググリーンを殺そうとした事にもつながってくる。この辺り前述した日本のロボットアニメでかつての仲間や親友がなんらかに魅入られるなり宿命なりで敵対してしまうドラマに対して。この作品も前世の宿命と記憶で敵対してしまったが　#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この悲劇を心の持ち方次第で回避することができると、比較的身近な例に置き換えて解決している。決して世界が創造されるようなことな大きなことがなくても何とかなるかもしれないのだと。その辺り記憶を失っていたならば敵同士でも友達になれた例が　#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

心の持ちようで前世の宿命なり悪しき存在に魅入られるなりしても乗り越えられる答えになるのだろう。幸いビッグストーンはその後無事だったとの大団円的なオチであり、この辺りもこの結論を描くならば妥当だろう。といったところで若干の突っ込みどころはあれど　#リトルジャイアント pic.twitter.com/TlUf8IY01e

拡大

拡大

拡大

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

この作品も使命から目覚めて行動する心を持つまでで、ロボットが人間らしい心を得るまで、またそのうえで前世宿敵同士が記憶喪失して友人になったら前世の宿命を乗り越えられるのか?の人間ドラマとしての面白さもあり、戦闘シーンはメインではないのだが終盤の　#リトルジャイアント

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

チェーンアクションは割かしがんばっている。ただキャラクターでハヌマーンとトサカンはなかなか良かったが悪役のクンパカンや、ヒロインのラスティなど脇役の面々があまり目立たなかった所は惜しいかもしれない。ストーリー4.5、キャラクター4、メカニック3.5　#リトルジャイアント