ある自動車ディーラー新人営業との出会い

Mitsuru Yamamoto @yamarijicho

定額暫定クレジットで三年間乗った愛車とドナドナ(返却)してきた。メカニックから半年前に営業に転身した営業マンが担当だった。25歳の元ボクサーは、自ら望んで営業になったらしい。

Mitsuru Yamamoto @yamarijicho

でも営業成績が振るわず、ノルマと上司の重圧に耐えかね、辞めようか悩んでいると言っていた。なぜ営業になったのか、そのときの思いをもう一度思い出しそれとノルマとがどんな関係が有るのか聞いてみると「分からない」との回答。

Mitsuru Yamamoto @yamarijicho

分からないのは当然だ。関係なんてないのだから。今月２０台納品し、表彰された事実が３０年後にどんな意味を持つのか。ただただノルマに追われている間は何の意味も持たない。何の意味も持たない数字を追うより、自分の思いを大切にした方が良いと話す。

Mitsuru Yamamoto @yamarijicho

涙を浮かべながら頷いていた。若い人が初めての事に挑戦すること、そして成功、失敗することにもっと寛容な社会、組織であってほしい。若い世代が失敗をおそれ萎縮していてはよいものはなにも生まれてこないはずだ。