2010年5月14日放送NHK「世界ふれあい街歩き ボストン」勝手に副音声

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森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 予告: 今晩は、NHK「世界ふれあい街歩き」と連動して、のどかで美しい町並みの映像に被せて延々とラヴクラフト話をしちゃります。^(●,,,●)^

2010-05-14 06:29:10
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu というわけで、「世界ふれあい街歩き」の時間がやって参りました。

2010-05-14 22:00:25
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ラヴクラフトというと"I am providence!"の印象が強いですが、1890年にプロヴィデンスに生まれた彼は、1892年に両親の家であるマサチューセッツ州のドーチェスターに移り住み、続いてオーバンデイル。

2010-05-14 22:02:16
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 1893年に父が発病したことでプロヴィデンスに戻るまで、マサチューセッツ州で過ごしていたわけです。

2010-05-14 22:02:38
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulh さて、ボストンコモン。パブリックパークとコモンパークが隣接しているこの地域は、かつてボストンの中心にあった3つの丘、ビーコンヒルに位置しています。

2010-05-14 22:03:31
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ラヴクラフトってやつは、光があるところには闇を見つけてワクワクします。「ピックマンのモデル」をお読みください。天才的/狂的な画家R・A・ピックマンの作品中に、ビーコン・ヒルの断面図を描いたものがあります。

2010-05-14 22:06:37
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 蟻の巣めいた地中には食屍鬼たちが巣食い、周辺に山のようにある教会の地下墓地にそこから入り込んでパーティというわけです。

2010-05-14 22:07:30
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 今映っているあたりの地下も穴だらけという感じなのでしょう。さて、カメラが公園に移動しますね。

2010-05-14 22:08:14
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu コミュータートレイルの解説はNHKに任せるとして。ちなみに、アーカムのモデルであるセイレム(ボストンから電車で30分程度北)の街路にも、赤ペンキで観光順路が示されています。便利でした。

2010-05-14 22:09:13
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu これは、パーク・ストリート教会に隣接するグラナリー墓地ですね。アメリカ独立戦争の英雄たちが眠っています。ボストン茶会事件でインディアンに変装した一人であり、MAの初代知事となるジョン・ハンコックの遺体もここに眠っています。

2010-05-14 22:10:17
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#ctuhlhu ボストン・コモンパークですね。ここで僕はレモネードにハまりました。ちなみに、この公園の地下は20世紀頭まで食屍鬼の巣窟だったわけですが、現在何があるかというと--巨大な地下駐車場です。一体、年に何台「車ごと」消えているのでしょうか。わくわくです。

2010-05-14 22:13:12
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ちなみに、ボストン・コモンパークの地上は「深きものども」の領域になっているようです。食屍鬼と追いやったのか、それとも協定を結んだか……。 http://twitpic.com/1nodri

2010-05-14 22:15:24
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森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu バックベイ地区ですね。19世紀半ばにサウスエンド地区と共に造成された住宅地です。何故かってーと、北部のスラム街が大増殖して、まっとうな市民がどんどんおいやられたからであったり。ラヴクラフトを慨嘆させた光景でした。

2010-05-14 22:16:48
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu バックベイ地区は古いとか言ってますが、「バックベイはできあがったばかり、ボストンなんかじゃない」とはリチャード・アプトン・ピックマン氏のセリフです。

2010-05-14 22:17:36
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu アーリントン通り、チャールズ河、ボイルストン通りに囲まれたバックベイ地区。ちなみに、地下鉄(グリーンライン)のボイルストン通り駅は、例によってピックマンが「地下鉄の事件」という愉快な絵を描いた駅です。地下鉄に満載されたご馳走を襲う食屍鬼の絵ですね。写実。

2010-05-14 22:18:47
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ちなみに、バックベイ地区コモンウェルスアベニューには、ダドリー・L・ピックマンの邸宅があります。セイラムの豪商で、ピーボディー・エセックス美術館にも多大な貢献をした人物。「セイラムの魔女の末裔であるピックマン」の元ネタはたぶん彼。

2010-05-14 22:20:58
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ボストンに限らず、ニューイングランドのどこに行ってもシーフード料理はサイコーでした。唯一不満があったとすれば「醤油が欲しい!」瞬間があったこと。ラヴクラフトの魚介類嫌いはアメリカ人の特徴とかではなく、ただの好き嫌いです。

2010-05-14 22:22:55
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu おっと、ビーコンヒルの町並みに注目。地下室の存在がデフォなのです。これは、ニューイングランド地方の一軒家もそうですね。

2010-05-14 22:23:18
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ロウハウスという共同住宅(一軒家だったり、アパルトメンだったり)がありまして、地下室を住人が共同で使います。貯蔵庫であったり、現在では洗濯機であったり。無論、ラヴクラフトの妄想を刺激したのもこの地下室ですね。

2010-05-14 22:24:16
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ビーコンヒルのあたりの町並みは18世紀ボストンで大活躍した建築家チャールズ・ブルフィンチの影響下にあります。イタリア方式で、ボウウィンドウという弓形にせりだした半円の窓が時折見られます。

2010-05-14 22:25:36
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu ヘイゼル・ヒールドの「永劫より」(実際はラヴやんが殆ど書いちゃった)の舞台となるキャボット考古学博物館も、このビーコンヒルにあります。1819年に前述のブルフィンチの設計で建設され、2Fのミイラ室の偏執的なコレクションで知られました--という設定。

2010-05-14 22:27:13
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 綺麗な公園。でも、この地下には食屍鬼の猟場である地下駐車場があるのだとご想像ください。何箇所か、それっぽいマンホールも見つけました。

2010-05-14 22:28:11
森瀬 繚@物語仕事歓迎 @Molice

#cthulhu 野球場。ボストニアンになる資格が何かというと、「レッドソックスのファンになること」なのだそうな。なお、レッドソックス(の前身のボストン・アメリカンズ)はアメリカ最初のワールドシリーズの優勝チームだったわけですが、2004年の101回まで優勝できませんでした。

2010-05-14 22:30:36