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ラテン語ひとかじり まとめ

ラテン語の文法をふわっと教養読み物レベルに落とし込んだものを自分でまとめておきました。 知的レベルのそこはかとない底上げにどうぞ。
セルフまとめ 文法 語学 ラテン語
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ラテン語たん @Latina_tan
ではゆるふわにしましょう、ラテン語を。……どうやったらゆるふわですか?例文は「マールクスは奴隷と共に公衆浴場へ向かう」みたいな感じの親しみやすいものにしたり?
ラテン語たん @Latina_tan
どうしましょう、ゆるふわがよく分かりません。格変化はゆるふわですか?
ラテン語たん @Latina_tan
うーん、ラテン語の教科書って、最初に変化形を力強くぶつけてくるので、そこでみなさん引いてしまわれるのですよね。 「ハイこの表ぜんぶ覚えて!こんなにあるよ凄いでしょ!」みたいな雰囲気。
ラテン語たん @Latina_tan
あと、英語から類推可能な語彙がこれだけあるのですから、まずは変化に慣れるために rosa 「ばら」とか verbum 「言葉」とか fungus「きのこ」とか、そういう単語だけで文を作る練習をすればよいのではと。
ラテン語たん @Latina_tan
運用上の問題点としては、私が「英語から類推できるなー」と思うレベルが穿ちすぎていることです。これはどなたかに監督いただくことで解決しましょうj
ラテン語たん @Latina_tan
よーし!自信はありませんが、「#ラテン語ひとかじり」やってみますよ! 本腰は入れたくないけど教養としてふわっと押さえてみたい方、なんとなく知的レベルの底上げをゆるっと行いたい方が対象です…そうなるよう頑張ってみます。
ラテン語たん @Latina_tan
#ラテン語ひとかじり に必要なのは、TLをゆるっと見渡せる心のゆとり、私の遅筆に付き合う時間のゆとり、あとはほんの僅かの好奇心くらいです。
ラテン語たん @Latina_tan
ノルウェー語たんは方法論が分からなくてばたばたしている私を助けてください(業務連絡)
ラテン語たん @Latina_tan
まずは簡単な単語でざっくりいきましょう。 Femina amat rosam. 「その女は薔薇を愛する」 femina が「女」 rosaが「薔薇」です。なんとなく英語と似てる単語をもってきました。 日本語の「を」に当たるのが -m です。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
逆にすれば逆の意味の文ができます。 Rosa amat feminam.「薔薇はその女を愛する」 -a で終わる名詞(大抵は女性名詞)は、 -m をつけたり外したりすることで「が」「を」を表現できます。
ラテン語たん @Latina_tan
男性にも登場頂きましょう。 Antonius amat rosam.「アントーニウスは薔薇を愛する」 具体的な男性の名前になってしまいますが、多くの男性名詞は -us で終わります。さきほどの女性名詞が -a で終わることが多いのと対照的ですね。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
-us / -a の組み合わせは「男女ペア」の基本形です。 Marius / Maria マリウス(男性名)・マリア(女性名) deus / dea 男神・女神 dominus / domina 男主人・女主人 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
Anitonius amat rosam.「アントーニウスは薔薇を愛する」 先程のこれ、逆にしてみます。 Rosa amat Antonium.「薔薇はアントーニウスを愛する」 さっきは -a > -am と変わっていた部分が、 -us > -um です。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
男性名詞は -us で終わっていることが多く、これを -um にしてやると「を」です。 -am と同じく ”m” が目印ですよ。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
まとめると、 Femina amat rosam -m がつくと目的語「薔薇Antonius amat rosam ←男性名詞は -us Rosa amat Antonium ←男性も -m をつける。ただし us を外して -um をつける #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
「が」「を」と来たら、今度は「に」です。間接目的語ですね。 動詞は dat 「贈る」を使いましょう Antōnius fēminae rosam dat. 「アントーニウスは女に薔薇を贈る」 日本語の語順と同じになってますので声に出して読みましょう #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
アントーニウスフェーミナイロサム・ダト。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
Antōnius は「アントーニウスが」。-us男性の「が」でしたね。 rosam は -m がついてますから「薔薇を」。 見慣れない fēminae というのがありますね。語尾が -ae です。 これが女性名詞の 「に」です。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
男性も見てみましょう。 Fēmina Anitoniō rosam dat. 「女はアントーニウスに薔薇を贈る」 fēmina は「女が」。-a で終わると「が」でしたね。rosamは殺気と同じ。 さ、注目すべき点はもうおわかりですね? #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
Antōniō と、 -us になってます。アントーニオー。 これが男性の 「に」 です。 #ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
こういう風に変化する言語なんだなーというのが分かっていただければ。#ラテン語ひとかじり
ラテン語たん @Latina_tan
では、応用編(?)です。 Marius 「マリウス」 aqua「水」 Cornelia「コルネリア」を使って、以下の文をラテン語で書いてみましょう。 「コルネリアはマリウスに水を与える」 「マリウスはコルネリアに水を与える」 #ラテン語ひとかじり
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コメント

ラテン語たん @Latina_tan 2017年8月27日
まとめを更新しました。
Ryotaku@D=∞ @Nohbody_expects 2017年8月28日
こういうの待ってました!ところでアドバンストな話かもしれないのですが、気になったので一つ。Feminaは「その女」となっていますが、普遍名詞として「(一般的に)女というものは」という意味で使いたい場合は違う表現があるのでしょうか?
Vis de Mana Ausf.B @Vis_de_Mana 2017年8月28日
ゆるふわって難しいですね。堅苦しくならない例文になかなか思い至りません。ポンペイの落書きの俗っぽい文章だと共感し易いかも?
Hazacula/日曜西N-28b @Irppy3 2017年8月28日
Nohbody_expects ラテン語には冠詞がないので、いわゆるthe woman(その女)もa woman((誰でもいいから一人の)女)という場合もFeninaになってしまい、文脈で判断するしかありません。しいて言うなら、指示代名詞のilleを用いて「illa femina(そのorあの女)」とすることもできます(が、確かこれは中世ラテン語の用法だったはず
ラテン語たん @Latina_tan 2017年8月28日
「その女は」でも「(一般に)女は」ともどちらとも取り得ますので、便宜的に前者で訳してありますが、同じ文で「女は一般的にバラを愛する」と解釈されても問題はありません。無論、より明確に「その女は」と表現したい場合には、先のかたのコメントでご指摘ありましたように illa femina と付け加えることも可能です。
ラテン語たん @Latina_tan 2017年8月28日
Vis_de_Mana 俗っぽい文章はそれはそれで非標準な形とかいっぱいで難しいかも…。習いたての日本語学習者にプリクラの「あすか♥ももか ズッ友」みたいな書き込みを教材にして教授するのは気が引ける、みたいな話です
Vis de Mana Ausf.B @Vis_de_Mana 2017年8月28日
Latina_tan 本村凌二先生の本で紹介されてた落書きが人間臭くて好きであんなこと書きましたが、確かにいきなり「オレ参上!」とかはちょっと文法の教材にはなりませんね。
Ryotaku@D=∞ @Nohbody_expects 2017年8月29日
Irppy3 Latina_tan ありがとうございます!文脈依存は難しそうだと思いつつ、そういえば日本語でもそうでしたね。。
Knappertsbusch @Knappertsbusch 2017年8月29日
高校時代に欧州語(独露西)をざっと舐めたから「こうなんだよね」と思っちゃう。英語しか知らない人達にはゆるふわだったんだろうか。名詞の格変化だからこれで済んでるけど動詞の時制と相が加わると覚える量が・・・
eldks @eldks 2017年8月29日
かっこいいのでおぼえたい
段ボールが本体 @Himade4tama 2017年9月5日
面白いと、じゃあ学ぼうの間には、深くて広い溝がありました。
ラテン語たん @Latina_tan 2017年12月23日
ざっくり知ってみるだけでも違いますよう
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