2017年8月28日

「ワンオペ育児」から考える現代の子育て事情について

一人で育児をしなければならない母親は、シングルマザーとは限らない。父親がいるのになぜ母親は孤軍奮闘を強いられるのか? (更新終了です)
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2017.09.05:関連っぽいまとめを追加しました。

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本文
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

【本棚登録】『ワンオペ育児 わかってほしい休めない日常』藤田 結子 booklog.jp/item/1/4620324… #booklog

2017-08-28 10:53:01
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

(またなんか答えの出しづらい厄介な本を選んでしまった気がする。)

2017-08-28 10:57:03
産後クライシス
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

どんなに仲のよかったカップルでも、出産を機に関係性が破綻することがある。これを産後クライシスという。2012年にNHKの朝イチで取り上げられた。妊娠期に「配偶者を本当に愛している」と答えたのは男女とも74.3%、産後は男女とも減少するが女性の方が減少幅が大きい。

2017-08-28 11:12:27
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

大きな原因は夫が育児に参加しない、またその苦労を理解しないことにあり、番組ではこれは日本独特の現象で、日本の男性が鍛冶、育児に費やす時間が世界的に最低水準にあることが関係していると説明した。

2017-08-28 11:15:36

※「×鍛冶→〇家事」。後述するように夫が家事育児に参加しないのは日本に限った話ではない模様。

⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

夫が家事、育児に参加するほど結婚の満足度が高いという調査結果があり、一方でなぜ育児に関わろうとしない相手と子供を作る気になるかといえば、社会学者の山田昌弘によれば「仕事ができる人がモテる(育児への積極性は評価対象になっていない)」という身も蓋もない話である。

2017-08-28 11:19:51
育児「休暇」?
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

「育児休暇」という名前がまず良くない。妊活雑誌には「育休期間に通信教育で資格ゲット」などといった武勇伝が陳列されているが、現実はそんな甘いものではない。赤ちゃんは昼も夜も数時間おきにミルクだ💩だと泣きわめき、心の休まる時間は少ない。核家族化が進み祖父母などにも頼りづらい。

2017-08-28 11:35:51
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

何より夫があてにならない。2010年以降の育休取得率は女性が8~9割、男性は1~3%とまず桁が違う。しかもこれは運良く育休が取れた人の話であって、約半数の母親が出産前後に退職している。育児介護休業法はあるが、特に非正規では要件認定が非常に困難である。

2017-08-28 11:40:13
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

育休を取るのがそもそも難しいということは割とよく知られているが、晩婚、晩産化が進んだ現代で利用者が増えている「不妊治療のための休み」もまた取りづらいことがある。不妊治療中であることを周囲に伏せたい人でも、治療には身体のタイミングがあるので平日に通院する必要もある。

2017-08-28 11:48:22
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

事情を話さず急な早退や休みを繰り返すことで、周囲から不満の目を向けられることもある。病院の待ち時間は長く、注射は痛く、卵の成長度合いが鈍いと言われれば不安であり、お金はかかる。これらすべてがストレスだ。

2017-08-28 11:55:03
家事、育児は愛情の搾取か?
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

ドラマ「逃げ恥」で、みくりはプロポーズに対して、結婚して家事という仕事が無給になることを「好きの搾取」「愛情の搾取」と訴えた。これは1960年代にも議論があり当時の主婦の支持や共感を集めたという。しかし、著者の勤務先の大学で感想を尋ねたところ、一部の男子学生からは非難があがった。

2017-08-28 12:00:28
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

「好きなら家事やってくれるはずだし、そんなに金が欲しいのか」「搾取という言葉に違和感。いわれたらショック」「賃金を払うというのがわからない。夫の給料をもらえるのに」というのが一部の男子生徒の意見であるのだが、ある意味彼らは幸せだったのだろう。その価値を知る機会もなかったのだ。

2017-08-28 13:15:49
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

現在(本書は2017年の出版なので、ほぼ現在といってよかろう)の二十歳前後の女性は、母親の影響を受けていると思われる。アラフィフの「均等法」世代で、多くが就職、結婚しての寿退職、出産後は専業主婦、落ち着いてからのパート勤務という生き方をしている。

2017-08-28 13:19:55
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

そのような母親たちは、自分の人生については満足していると言いつつも、娘に対しては「結婚しても仕事は続けた方がいい」と話すのだという。上野千鶴子は、母親は自分の人生を否定されたくはないが現状に不満があるのでそうした二律背反な期待を娘に向けてしまい、娘もそれに答えようとする、とした。

2017-08-28 13:25:32
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

(仕事と育児の両立という、今となっては言葉だけは当たり前になったが、実態は「二律背反」とされても仕方のない状況は今でも続いている、というか悪化すらしている)

2017-08-28 13:27:16
「イクメン」は育児をするか。
⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy

さて、「イクメン」などと持て囃される父親の育児参加であるが、実態はどうだろう。政府の調査では、六歳未満の子供を持つ母親の一日の育児時間は、共働きは六時間、専業は九時間だが、父親はいずれもわずか一時間。しかもこれは平均値で、共働きの父親の八割が家事を、七割が育児をしていない。

2017-08-28 13:56:36
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コメント

なんもさん @nanmosan 2017年8月28日
英国でも子育てに熱心なベッカムをチームから追放したファーガソン監督みたいな例がありますから、日本独自の文化による現象というわけでもないんですけどね。ただまあ仕事と育児の両立が難しいなら家事と育児の両立も同様に難しいわけで、これは本来は専業主婦・主夫なのか共働きなのかという問題ですらなく、子供の誕生という環境変化に夫婦でどう立ち向かうかという話ですよね。
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まりも @Admiral_Marimo 2017年8月28日
日本の男性が鍛冶に費やす時間。(ドワーフなら平気)
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@nikoneko99 2017年8月28日
うちの旦那は家事も率先してやるし、生後3カ月の娘も何日でも何週間でも見られるくらい世話が出来る。 でも周りを見るとそんな人はほぼ皆無。 日本は間違いなく滅ぶと思う。
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ぺりかんびん @perikanbin1 2017年8月28日
まあ日本人じゃなければ家事をするって感じでもないから世界が滅びるんじゃない?中国人夫は家事をかなりするイメージ。欧も米も僕の観測範囲だとかなり駄目な感じだな。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月28日
nanmosan まとめ中にある通りアメリカ人も「家事は女がするもの」という意識が強いらしいんですよね。外国が、日本ががどうこうというより、「我が家はどうしよう」とそれぞれが考える話かもですね。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月28日
Admiral_Marimo その誤字は後で気づきました。日本人男性が鍛冶に費やす時間はさらに少ないでしょうね。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月29日
nikoneko99 まずいなあとは思いつつも、正直どこから手を付けたら見当もつかないです。「イクメンはかっこいい」というイメージ戦略自体は間違ってなかったと思うんですが、掛け声倒れになってしまっているのがもったいないですね。
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@nikoneko99 2017年8月29日
ele_cat_namy 男性側の考え方を変えただけでは状況を変えられないのがしんどいところですよね。家事丸投げせざるを得ないハードな日本の働き方、男に頼っちゃいけないと自ら孤立してしまう女性側、複合的な問題だと思います。イクメンという言葉がなくなった時が問題が真に解決した時ですね。
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もりわけゆう(手を洗おう) @moriyuu_ 2017年8月29日
本書にあるまさに均等法世代でその通りの人生を歩んできてしまったいま、ワンオペに疲弊する若いお母さんたちをみると胸が痛い。私たちの世代はどうすればよかったんだろうかと考えてしまう。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月29日
nikoneko99 意識と環境という両輪をどうにかしないとあかんですからね。バブル期くらいまでは「男が二人分稼いでいた」からどうにかこうにか我慢できたとして、でもその我慢だってほんとは望んでしたことじゃなかったのですよね。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月29日
moriyuu_ 女親から娘へは「仕事や勉強は諦めないで、でも自分がやってきたように家事育児もこなしなさい」という無理難題を意識的無意識的に託してしまって、若い娘さんたちもそれに応えようと無理をしてしまっている、そんな光景が本書からは垣間見えます。もっと適当でいいんだよ、と言ってあげたいし、実際適当でもどうにか回せていけるような環境であってほしい、そんな環境を用意してあげたいと思いますね。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月29日
最近少し話題になった牛乳石鹸のCM内の設定で、「夫の父親は家庭を顧みない人間だったが、夫は夫なりに家事育児に参加しているつもりで、でも妻は全然満足していなくて」というのがあって、ここに世代間の隔絶、男女、夫婦の隔絶というものが表現されていると思うのですよ。なんだかんだ言うても子供は親の背中を見て育つし、一般的には息子なら父親、娘なら母親なのであろうかと。
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ゲン @xyz0001abc 2017年8月29日
現在の生活「満足」しているからこそ負担が増え生活レベルが落ちる結婚は避けるだろうし 今以上の子供も作らないだろうし少子化や非婚は当分変わらないだろう
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月29日
xyz0001abc 「プア充」という、年収百万円台でもそれなりに楽しく満足して暮らしている人々が結構いるらしいのですよね。満足と言っても金はないので保険に入ってないとか、子供がいない、いても必要最低限のことしかできないみたいな。少子化に加えて少「資」化ですからね、先は暗いです。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月30日
実況は以上です。全体感想などあとで追加するかもしれません。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年8月30日
まとめを更新しました。全体の感想を追加して更新終了です。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年9月5日
関連っぽいまとめを追加しました。
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とら @tora_tig 2017年12月1日
結局不景気で希望がなければ子供作ろうとしないし、作ったら作ったで責任を過剰に負わされて機会損失で収入伸ばせない、その上教育費支出は上がる一方っていうんじゃねぇ…景気回復させて家事負担の機械化や外注化進めない限り遅かれ早かれ滅ぶよなこりゃ
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年12月1日
.tora_tig かつての日本が多産だったのは、子供が家の仕事を手伝ってくれたり、最悪売り飛ばしたりして家計の足しになったということもあるかと思います。子供が労働させられたり人身売買されたりしなくなったのは良いことですが、「子供はかわいい」以外の何かを見出ださないと、なかなか少子化は解消しそうにありません。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年12月1日
bochi_bochi_888 そうそう単純には言い切れるものではないのかなという気がしています。出生については別のまとめでも触れていますのでよろしければどうぞ。 https://togetter.com/li/1150628 https://togetter.com/li/1153446
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伺か with kawahara💉💉済 @bochi_bochi_888 2017年12月1日
童謡で唄われるほど、昔は子供は育たないことが多かったですね。それを埋めるには数生むことになるわけで。 これは過去の日本がそうだったように今の世界でもそうですね。
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⚡波島想太🐈 @ele_cat_namy 2017年12月2日
bochi_bochi_888 少死から少産になるというのももちろんありますが、経済的に「子供を産んだ方が儲かる(生活が楽になる)」だったものが今では出費ばかり増えるコスト部門です。それを無視して「子育てのやりがい」だの「国家の繁栄」だの持ち出されても、個人レベルではそれに付き合う義理はないわけで。
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とら @tora_tig 2017年12月2日
あとはまぁ日常の娯楽が子作りくらいしかなかったとかじゃないかと
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